スカイリーフ株式会社

スカイリーフ株式会社は、システムコンサルティングやシステム企画・設計・開発、システム環境構築・運用管理・保守、さらにコンピューター技術者の派遣やコンピューター教育研修を展開する会社だ。本社を東京の恵比寿に、福岡事業所を博多に置く。2006年5月にセイフティシステムソリューションズ株式会社として設立されて以来、金融・通信・運輸・卸売などさまざまな分野の顧客に向けて、その専門性を発揮してきた。2013年9月に現社名へ社名変更し、さらなる業務拡大を目指している。

社名にある「スカイ」は英語の「空」で、「リーフ」は「葉」であるとともにアラビア語で「風」を意味する言葉から採った。会社のロゴマークは「風にそよぐ葉」という形で表現され、澄み切った空のように誠実な心で高い志を持ち、春風のように爽やかに迅速に行動する、そんな社員全員の強い想いが社名として表わされている。

代表取締役を務める勝山祐督氏は、小学生の頃からBASICによるゲームプログラミングに親しんできた。大学を卒業するとエンジニアとしてのキャリアをスタート。JavaによるWebアプリケーションを中心に、VB、C、C++、C＃.netなどの言語を駆使してPGやSEとして活躍してきた。その後はテクニカルリーダーやプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーとして、複数のプロジェクトで実務経験を磨く。また、大手某PCスクールでJavaプログラミング入門講座やSun認定Javaプログラマ（SJC-P）、Sun認定Webコンポーネントディベロッパ（SJC-WC）など資格取得講座の講師も担当していたことがあり、豊富な教育経験が教育関連事業のベースとなっている。

スカイリーフが得意とする業界は、金融業や情報通信業、官公庁、小売業など。売上高は設立初年度の順調に伸び、直近の2016年度実績では2億7000万円にまで成長した。スカイリーフでは今後も顧客それぞれの事業発展、そして本当の意味での問題解決に貢献すべく、“秒進分歩”で進化する技術への果敢な取組みを行っていく。

スカイリーフでは、客先常駐により一連のシステム関連業務を提供している。システムコンサルティングでは、システムの導入から運用までをトータルに提案。システム企画・設計・開発では、提案から要件定義、設計・開発フェーズまで一貫して対応する。システム環境構築、運用管理・保守ではサーバの安定稼働の確保をはじめ、多岐にわたる運用・保守業務を手掛ける。また、コンピュータ技術者（SE・PG）の派遣や、社内教育・セミナー開催といったコンピュータ教育研修事業にも定評がある。

業種・業界別の導入実績としては、金融業では次世代統合システムや加盟店決済システム、与信管理システム、提携保証システム、外国株式取引システムなどに関与。官公庁向けでは商標審査システムや電子申請システムなどを提供した。情報通信業では、交換機組込みプログラムや携帯電話サービス受付システム、携帯アプリ販売サイトなど。卸売業・小売業では、通信販売サイトや旅券予約システム、SNSサイト、不動産賃貸管理システムなどの実績がある。

また、航空・車両・運送業では航空管制システムや車両運行管理システム、給与計算システム、従業員管理システムなどに取り組み、製造業では売掛管理・買掛システムや受注管理システム、特許管理システムなどの実績がある。教育・学習支援業では大学教育支援システムパッケージを担当したほか、さまざまな業種・業界に向けVBAツールの開発やOS・APアップグレード支援、VBAテクニカルサポート、さらには営業教育研修などにも対応している。

スカイリーフが得意とする開発言語としては、Java、C#、PHP、.NET、C++、VB、Ruby、Objective-C、Perl、COBOL、VBA、Python、PL/SQLなど。DBの設計・開発・保守の領域ではOracle、DB2、SQLServer、Postgre、MySQL、Accessなど。各種サーバ構築ではWindows系、Linux、AIX、Solaris、HP-UX、仮想環境（VMwareなど）。その他にも、WAS、JP1、Tivoli、SystemWalker、Router、Switch、Firewall、Loadbalancerなど、技術的な引き出しの幅と奥行きには、絶対的な自信を持っている。

働き方としては、社員一人ひとりのライフスタイルを尊重することを第一に考える。習得したかったが時間がなくて習得できなかった言語を覚えるもよし、インフラなどを極めるもよし、いろいろな分野に挑戦できる環境だ。

2017年8月時点での社員数は30名（契約社員含む）で、平均年齢は35歳。女性社員は、人事部のマネージャー1名が在籍している。中途入社率100％だ。社内の風通しはとてもよく、社長や上司への意見も伝わりやすい。働いている社員に話を聞くと、一様に「とにかく人がいい」という答えが返ってくる。

スカイリーフの研修は、基礎技術を大切にした内容が特徴だ。プログラムを一行も読んだことのない初心者には、プログラミングの基礎からしっかり教えてくれる。ただプログラミングを教えるだけではなく、基礎力を確実に付けてもらうために、資格取得も積極的に推奨している。Java言語の資格にはBronze、Silver、Gold と3段階のレベルがあるが、研修ではSilverの取得を目指し、1カ月ちょっとの期間で研修生全員が合格している。最初にSilverレベルまで基礎力を付けることにより、その後のエンジニア人生で圧倒的な差がつくという考えからだ。

スカイリーフが大切にしている考え方として、「天才は努力する人にはかなわない、努力する人も楽しんでする人にかなわない」という孔子の言葉がある。この言葉のように、何でも楽しんで取り組める会社にしたいというのが、スカイリーフが創業以来追求してきた理念だ。真っさらな未経験者を基礎のしっかりした技術者に一人でも多く育て上げ、スタッフ全員が基礎のしっかりした技術を持ち、それを磨き続けながら仕事を楽しむ。そのことを通じて、世の中のコンピュータシステムの品質向上に少しでも貢献したい――、スカイリーフはそのような会社を目指している。

数ある会社の中からスカイリーフを選んだからには、一生安心して、物心ともに豊かな生活を送れるよう、全力でサポートするという会社としての固い意志もある。今後の事業展開の拡大に向けて、中軸メンバーの一員として、ともに成長できる喜びを実感できる。技術者としてのステップアップも実現できるなど、「働く人目線」が徹底された会社だ。