株式会社ガナック・システムズ

株式会社ガナック・システムズは新宿区曙橋駅近くにオフィスを構えるIT系開発会社。

システムコンサルティングやシステム開発の委託業務、SES（システムエンジニアリングサービス）などを手掛ける、少数精鋭でありながら大手SIerの戦略パートナー認定企業にも選ばれているエンジニア集団である。

同社の最大の特徴は、システム開発の上流工程（企画段階）から実開発までの依頼が非常に多いことだ。ほとんどのプロジェクトで上流工程でPMやPMOとして携わり、プロジェクトの企画段階から実開発、リリースまでを一気通貫で担っている。しかも開発プロジェクトの規模は100名以上にもなる大規模な案件が並ぶ。

同社が設立されたのは1999年。現役のエンジニアでもある代表の成田氏が立ち上げ、高いスキルと志しを持った信頼できるメンバーを集めて、開発案件をマネジメント、開発できるエンジニア集団になったという。

同社の特徴は、こうして集まった一人ひとりのエンジニアの市場価値の高さとクライアントとの間に築いた信頼関係にある。
「クライアントから依頼がくる時は、こういうスキルを持った人をアサインしてほしい、という依頼はほとんどなく、企画段階から○○さんにプロジェクトに参画願いたいと指名されることがほとんどです。」（成田）

新しい開発プロジェクトのスタート時にアサインされるのはもちろんだが、思うように進んでいないプロジェクトへのテコ入れのため、途中から参加を打診されることも多いという。同社の技術力やマネジメント力の高さが、いかにクライアントから信用されているのかがわかる。

つまり、同社はガナック・システムズという企業の看板によってだけでなく、一人ひとりのエンジニア自身がそのまま看板になっているということだ。同社で働く各エンジニアのレベルの高さが伺える。

なぜ同社には、システムコンサルティングや上流工程を手掛けられるような経験豊富なエンジニアが集まっているのか。同社に転職してきた一人でもある、取締役社長の髙階氏は次のように語る。

「当社はピラミッドのような組織体系にはなっておりません。
また、営業専任スタッフもおりません。役員をはじめマネージャー、SE含め全員が営業意識をもって運営をしています。
各エンジニアに大きな裁量権が与えられ、顧客との折衝含めて運営は各現場をまかせております。このため、現場でクライアントからの相談もその場で自分の意志・考えで対応しているため、顧客と強い信頼関係が築けているのではと思います。
各エンジニアは大変な事も多いかと思いますが、
だからこそ「会社から与えられた顧客」ではなく「自分の顧客」という意識が強く養われているとともに、自分の意志で動くことができるので、自由度が高いのです。
そんなところに魅力を感じて集まったエンジニアが多いのではないでしょうか。」（髙階）

同社はそんな独立して自由に働くエンジニアへの支援も積極的に実施している。

　・有給休暇取得日数の制限無し（連続休暇日数も同様）
　・技術習得・資格取得支援
　　（外部セミナー、研修費用、書籍購入、試験費用負担、資格取得一時祝金）
　・未経験者は3ヶ月間のプログラム（Java等）外部研修実施
　・会社主催飲み会の全額負担
　・クラブ活動支援
　・育休、産休取得（実績あり）
　・時短勤務（実績あり）等

エキサイティングな制度としては、有給休暇についてはクライアントと調整出来、売上的に問題なければ有給休暇取得日数の制限無く自由に取得とのこと。
また新しい技術習得、資格取得については必要となる書籍や資料の購入について制限を設けておらず、試験費用についても試験回数、試験合否に関わらず試験費用を負担して積極的チャレンジする事を支援している。
未経験の

「エンジニアとして、人として、常にスキルアップし、常にお客さまと共に歩み、ビジネスを構築していく。これが私たちに与えられた使命と考えております。 」（髙階）

上流工程が務まるエンジニアが多いということは、経験豊富なベテランが多いということでもある。年齢でいえば40代が多い。
そこで、同社のこれからを担う若手エンジニアの育成が課題のひとつとなっており、
若手の中途採用および経験の無い他業種からの第二新卒も積極的に採用している。

同社はどの様な人物像を求めているのか。

「エンジニアとして自分の価値をどれだけ伸ばせるのか。そこにモチベーションを感じる人がいいですね。常に新しいことにチャレンジして、自分なりに色々と考えて学び、行動できるような方です。会社というブランドを外した時に、自分にどれだけの価値があるのか。自分を高めていきたい、そう考えられる人であれば何人でも来て欲しい。
これは中途採用のみならず未経験の方、他業種からの転職を考えている方、男性でも女性でも同様です。
モチベーションのある方には会社全体として支援をしたいと考えております。」（成田）

少数精鋭であるため、エンジニア一人ひとりが主役になれる。
自分の市場価値を高めたいと考えている人、自分の手腕を思い切り振るいたいという人ならば、活躍できる企業だ。