EGテスティングサービス株式会社

EGテスティングサービス株式会社（EGTS）は、主にソフトウェアテスト（第三者検証）のサービスを運営している。近年では、プロダクト開発支援から検査、評価、改善提案まで、領域を拡大してきた。

前身の株式会社アイティエス（東京都羽村市）は、約30年にわたり、主にBtoC向けの組込み機器の第三者検証を行ってきた。2017年に、東証プライム上場のイー・ガーディアン株式会社のグループに加わった。2019年10月には、同じくイー・ガーディアングループの一員で、ゲーム・Webサイト・モバイルアプリ等の第三者検証に定評のあった株式会社トラネル（東京都豊島区）と合併。

今後は、開発エンジニア（Web・組込み）、検査評価リーダー、営業が連携し、既存の品質検証のノウハウを活かしながら、上流工程の開発にも注力し、成長を加速していく方針だ。イー・ガーディアングループのシナジーを効果的に活用しながら、強みであるセキュリティ分野も含め、一気通貫のサービスを届けていく。

【2017年入社/検査評価リーダー（羽村）：真瀬 貴仁さん】
真瀬さんは、前職で保険の請求代行を行う企業でSV（スーパーバイザー）を経験した。
そんな彼に、IT業界に転職した理由や現在の仕事について尋ねてみた。

■未経験だったIT業界を選んだ理由は何ですか？

「普段は請負用の業務システムを使って、保険の請求代行の事務処理業務を担当していたんです。そんな時に、社内SEと一緒に、業務特化型のシステムを開発するプロジェクトがあって。システムは予定通り稼働しましたが、不具合が発生してお客様にご迷惑をおかけした経験があります。その時に、システム開発の面白さやテストの重要性に気付きました」

■システム開発やテスティングサービスを行っている中でも、どうしてEGTSへ――？

「成長する、成長していく、そういうスタンスが好きなんですよ。正直な話、大きかった前の会社に比べて、EGTSは制度や環境が整っているわけではないんです。自分たちの力で、属人化しているものを言語化したり、マニュアル化したりしていかないといけない。日々の業務の中でそこまでできない…と思うときもあるけれど、やっぱり、イー・ガーディアングループになって、社長の志向性や“既存の良い部分と新しい部分を融合させてやっていこう”というスタンスがいいと思う」

■検査評価リーダーは、どんな仕事ですか？

「クライアントの窓口になって、主にテストの計画策定やテスターの管理業務を行っています。もともと、ルール決めや方向性を決めていくことが好きなんですね。リーダーは、一人ひとりの裁量が大きいというのかな。今の仕事は、システム開発のスキルが自分にあるわけではないから、向いているかどうかは分からない。でも、開発経験がなくても、開発観点の話が分かることが大切だと思っている。開発スキルに囚われすぎてもダメなんだな、と日々感じています」

■今の仕事の醍醐味は？
「そうですね。私は羽村のテストセンターで、組込み系機器のテストに携わることが多いんですが、テストが計画通りにいって、お客様に貢献できる改善提案ができると嬉しいですね。自分たちの関わった製品が家電量販店に並ぶ時は、家族を連れて見に行くこともあります。年間に何回も発売されるので、店頭で自分の手に取ってみるようにしています」

■リーダーとして、これから進みたい方向はありますか？
「私は“人と業務のマネジメント”に興味があるんですよ。これに、フルスタックの開発スキルがあったら、より強くなれるでしょうね。いつかは、チーム単位だけでなくもっと大きな単位で組織をみたいという野望があるんで、マネジメントとエンジニアスキルを磨いて、今後は新規の事業所の立ち上げや未経験の領域のマネジメントにも挑戦したい。頑張らなきゃな」

■会社の特徴
組織は2部体制で、羽村テストセンターに第一事業本部、本社/池袋テストセンターに第二事業本部が置かれている。直近5期連続で増収増益を達成しており、急成長している第三者検証の業界で2桁成長を続けている。
特に、羽村テストセンターは多摩エリアの第三者検証拠点としては最大級の規模を誇る。受託する案件はプライム案件が多く、メーカー直請（例：カシオ計算機株式会社）の案件が多いのが特徴だ。

■募集職種
・組込みエンジニア（羽村）※C言語　ハードウェア制御
・Web開発エンジニア（羽村）
・Webテストエンジニア（羽村）
・検査評価リーダー（羽村）
・ITソリューション営業（羽村）
・テストリーダー（本社池袋）
・企画営業（本社池袋）

■EGTSが採用したい人物像
・会社が成長する過程を楽しみ、会社を大きくする事にやりがいを感じる人
・激しく変化するIT業界で、スピードと柔軟性を持って対応できる人
・いつまでも、どんな立場になっても、謙虚に素直に学ぶ姿勢を持っている人

■会社の制度
・目標設定：1年に1度、通期での目標を設定し、個々のスキルを高めていく。
・評価制度：半期に一度、目標設定で立てた進捗を1on1ミーティングを通して振り返り、上長が評価を実施。今後の方向性や展望について、上長に相談しながら取り組むことができる。
・資格取得支援制度：社内にはJSTQB、IVEC、オラクルマスター、情報技術者等の資格取得者が多数在籍。業務上必要となる資格や会社が指示した人は、資格取得一時金などの支援を受けることができる。