SaaS型のグローバルロジスティクス新事業 「DCX(Digital Commerce Transformation)プロジェクト」
日本通運株式会社
商社(卸売)・流通・小売り系 > 物流・運送・倉庫・梱包
不動産・建設系 > プラント・設備管理・建材
商社(卸売)・流通・小売り系 > その他商社・流通・小売系
701億75百万円
1937年10月
竹添 進二郎
日本通運では、成長著しいD2C(Direct to Consumer)の領域において、Shopifyを始めとしたECプラットフォームとAPI連携を行い、物流機能はもちろんのこと、マーケティング機能の実装や、倉庫内の自動化等も見据えた、Saas型の新たなグローバル事業「DCX(Digital Commerce Transformation)」を推進しています。
「DCX」では、裁量を持って意思決定が可能な独立の新規事業として、Webアプリ「DCX」によるフルフィルメントのデジタル化を中心に、「お届け」を起点とした新たな視点によるマーケティング機能の開発、オペレーションの自動化技術を持つベンチャー企業との協業、世界各国の宅配サービスとの連携など、D2Cにおける新たな価値提供や社会課題の解決を、テクノロジーをとおして世界のお客様へ提供しています。
既に、米国、カナダ、日本の3ヵ国にて複数企業に利用いただいており、今後は、南アジアや欧州エリアにもその範囲を広げていく計画です。
■ Saas型のグローバルロジスティクスWebアプリ「DCX」の開発
AWS上に、ShopifyなどのECプラットフォームとAPI連携が可能なWebアプリ「DCX」を開発・拡張し、D2Cのビジネスを推進する世界のお客様へ広く展開を進めていきます。
「DCX」ではECのフルフィルメントの機能を基盤に、お客様企業がより柔軟に利用いただけるよう、次の2つのサービスを設けています。
① お客様自身が、DCX上にて在庫管理を実施する「クラウドサービス」
② 当社倉庫へ在庫を委託し、DCX上にて高度な物流オペレーションを提供する「アウトソーシングサービス」
さらに「アウトソーシングサービス」では、購入者の満足度向上や企業ブランドの浸透に向けたマーケティング機能も用意。
商品の「お届け」や「引き取り」を消費者とのエンゲージメントを高めるフィジカルなタッチポイントとして捉え、従来のロジスティクスの枠組みを超えた新たなサービスを構築していきます。
また、グローバルで蓄積されたオーダー情報や物流センター内のオペレーション実績を分析しながら、ロボットやAIなどに強みを持つテクノロジー企業と連携しつつ、より高い満足度で利用可能な仕組みの提供を進めていきます。
東証プライム
34449人
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