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インタビュー画像代表取締役社長 佐部 浩太郎氏 1996年、東京にある大学の大学院工学系専攻電気工学科修了後、ソニー株式会社入社。初代AIBOの商品化、QRIOの開発に携わり、ロボット知能の基礎研究を経て、スマイルシャッター等の顔画像認識をはじめとするソニー商品群のインテリジェント化をリードした。2015年にZMPとソニーの合弁会社エアロセンスを立ち上げ、CTOに就任。ドローンのソリューション事業化に挑む。2019年より代表取締役社長に就任し、現在へ至る。

ソニーでロボット開発に携わっていた代表は、なぜドローンの開発に至ったのでしょうか?また現在のビジネスモデルを構築した背景についてお聞かせください。

ソニーはロボット技術を伸ばす最初のステップとして、AIBOを当時の技術力で手が付けやすいエンターテインメントロボットとして作りました。その先には技術力を高めて、人の役に立つロボットを作っていけるだろうという目論見があったのです。 エンターテインメントは素晴らしい分野ですが、次は直接的に人の役に立つものを最初から作っていきたいという思いがありました。こうして「人の役に立つ空飛ぶロボット」である、ドローンの研究開発に乗り出したのです。 当社を設立した2015年当時は、「ドローンは知っているけれど、どうやって使っていいか分からない」という具体性がない状況でした。 そこで土木建設の現場でお客様と一緒に使うことから始め、使い方を進化させていきました。具体的には空撮中にマーカーの位置を自動計測できる対空標識『エアロボマーカー』、計測・撮影したデータのクラウド型解析サービス『エアロボクラウド』を開発し、それらの連携性を高めていったのです。ドローンは使い方が分からなければ買ってもらえませんし、ドローンの設計・製造・販売だけでなく、ソリューションとして提供することが大事だと分かりました。

設立してからドローン市場において困難や壁を感じましたか?それらをどう乗り越えていったのでしょうか?現在のフェーズと今後の取り組みについても教えてください。

当社設立後のドローン市場は、急速に伸びて立ち上がっていくだろうと考えていました。しかし測量の分野はインフラ企業や自治体といった、そう早くは変われない組織が主体です。そのため期待とは裏腹に、当初は我々の事業計画が思ったより伸びていかないギャップを感じていました。 しかし焦らずに、「できるところから積み上げていこう」という気持ちで、研究開発に取り組みました。 土木建設分野においてはドローン測量の市場が既に立ち上がり、現在は買い替え需要が始まっています。一方で物流分野のような、まさにこれからという市場もあります。当社はVTOL型『エアロボウイング』の普及に努めた結果、導入が一巡し、多くは二巡目に入っています。 市場を取り巻く状況としてはドローン飛行の安全性を確保するため、2022年より操縦ライセンス制度と機体認証制度が始まりました。産業現場でも、徐々に認証を取って作業を進める形になっていくでしょう。そうした背景があり、安心して使える機体へのニーズがさらに高まっていく中で、我々は安全性の確保に業界最速で対応していきます。 

エンジニアにはどのようなスキルや経験を求めていますか?

メカエンジニアはもちろんのこと、電気系やソフトウェア開発のスキルを持つエンジニアにもチャレンジしてもらいたいと考えています。 当社はVTOL型やケーブルを使用して地上と繋がるタイプ等、一般的なドローンとは大きく違う製品を開発しています。中でも他社との差別化を図り5年かけて商品化したVTOL型の『エアロボウイング』は、長距離・広範囲にわたる点検・監視が可能で注目を集めています。広範囲の調査は公共性が高く、経済安全保障の観点から国産ドローンの重要性が増している背景もあります。当社は高い機体性能と信頼性が認められ、国が主導する次世代プロジェクトに採択されました。この結果を受け、現行機よりも大型のVTOLドローンの開発を進めています。2025年の完成を目指す中で、ぜひとも優秀なエンジニアに参加してもらいたいと望んでいます。 VTOLドローンというと空気力学や筐体設計のイメージが湧き、メカエンジニアの分野だと思うかもしれません。しかし実は電子制御の技術が重要で、電気系やソフトウェアエンジニアも同じぐらい必要なのです。

代表の気分転換の方法は何でしょうか?また影響を受けた人物や言葉はありますか?

休日は身体を休めるため、睡眠を多く取るようにしています。 リラックス方法はサウナと温泉ですね。ドローンを飛ばすために全国に行きます。ドローンを飛ばせるのは山・川・海なので、イコール近くには温泉がある。そこでゆっくりと温泉に浸かり、リラックスしています。 マネジメントスタイルで影響を受けたのは、ソニー時代の上司だった天外 伺朗さんが名付けた「燃える集団」です。これは社員一人ひとりのモチベーションに火が付いて、夢中になり、成長を遂げることで目の前の困難な課題が次々と解決されていく組織の状態を表しています。ポジティブなスパイラルがプロジェクトにはとても大事だという考えに影響を受け、当社も「燃える集団」となって新たな産業を創ることを目指しています。社員にも全体会等で、「言われたからやるのではなく、自発的に責任と熱い気持ちを持って取り組んでほしい」と折に触れ伝えています。

最後にGreenを通じて応募者へのメッセージをお願いいたします。

私達はベンチャー企業として、大きなプロジェクトに参加しています。そうなると、指示待ちの開発スタイルをイメージするかもしれません。しかし実際は自ら考え、行動することを重視しています。自分の思いや情熱を込めて提案し、責任を持って取り組んでください。そして製品を作り上げたら、その責任もしっかりと持ってください。 私自身、エンジニア出身です。だからこそ、新しいものを生み出すことは楽しくもあります。しかしそれだけではなく、作ったものが社会に役立つことが重要です。私達は投資を受けて開発を行っていて、その成果を社会に還元し、社会貢献に繋げることを重視しています。自己満足に終わらせず、創造したものが本当に役立つことを考えてください。 当社でのチャレンジは成長の機会でもあります。新しい経験を積み重ね、自身の成長に繋げてください。私達と一緒に新たな挑戦に身を投じ、社会に貢献しませんか?ご応募をお待ちしています。

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