まずはジョインに至る経緯からうかがいます
入社したのは、コロナ真っ最中の2021年7月。その前は福岡の中堅企業で約3年間、広報業務を担当していました。そこではコピーライターから始まってLPやWebサイト制作、アクセス解析、メルマガの運用、データベース構築と、Webまわりの実務スキルを一通り習得し、「更なるステップアップを」と考えていた矢先に、思いがけず会社が経営破綻。習得した知見を生かせるチャンスを探す中で当社と出合い、ここなら面白いキャリアが築けそうだと直感しました。 直感の根拠は、事業の柱に据えたHubSpot。MA、CRM、アクセス解析をはじめ、デジタルマーケティングに必要な機能を幅広く備えたオールインワンのプラットフォームです。私自身、広報業務で日々多様な課題に直面してきただけに、このツールを使いこなせたら一気に世界が広がる、つまり世の企業の営業・マーケティング部門のニーズに幅広く対応できるだろうと容易に想像できました。ぜひやってみたい、そう思って迷わず入社を決めました。
現在の仕事内容について教えてください
メルマガの設定や各種フォームの作成、データベースの構築・管理、外部アプリとの連携設定など、すでに稼働しているHubSpotの運用支援全般です。新規案件や新機能の実装では、環境構築の段階からかかわります。最近多いのはメルマガ配信の自動化に関するサポート。クライアントとのオンライン会議に参加し、デモ環境の提供など、技術サイドから提案する場面も多いですね。過去に構築支援したコーポレートサイトの改修のように、HubSpotを絡めない案件も少なくありません。 制作の実務は原則として外部のクリエイターに依頼しますが、メルマガのコンテンツやちょっとしたLPなどは自分で手掛けることも。また働き方に決まりはありませんが、私の場合はコロナ禍に入社した経緯もあり、リモート中心の勤務形態になっています。それでも週1回は出社し、代表と懸案事項の擦り合わせを行います。オフィスではお気に入りの音楽をBGMに。周囲に気を使うこともなく、自分のペースで取り組める環境なので、余計なストレスはほぼゼロですね。
仕事の中で特に手ごたえ、面白さを感じる部分は?
デジタルマーケティングの世界は進化のスピードが速く、HubSpotでも新機能が続々とリリースされています。コンテンツの自動作成など、新規の自動化機能にはほぼ例外なく最新のAI技術が活用されていて、時代の最先端に立ち会う手ごたえを実感する毎日です。 HubSpotの幅広い支援領域の中でも、アクセス解析やデータベース構築などは前職時代から取り組んでいましたが、MAやCRM、SFA等に関しては入社以前に実践レベルの知見がなく、入社後に業務を通じて経験値を高めました。またHubSpotでは個人単位の精緻なスコアリングを行えるので、メルマガの細かい送り分け、ホットリードへの効果的なアプローチ手法など、クライアントに向けた実践的な提案に繋げています。HubSpotに限らず、多様なツールから最適解を選ぶ面白さもあります。最近は提案を考えている時間が一番楽しいかもしれませんね。 前職の会社もそうでしたが、九州の地場企業の多くがDXやWebマーケティングに大きな課題を抱えています。この先も、1社でも多くの企業のお役に立ちたいですね。
仕事上、今後力を入れていきたいことは?
HubSpotはBtoCのビジネスにもBtoBの企業にも有効で、営業力を強化すれば業績拡大に直結するポテンシャルを秘めていますが、当社では成長を急いで新規顧客の開拓に躍起になるようなことはせず、ご縁をいただいクライアントとじっくり信頼関係を育てながら着実に実績を積む姿勢を貫いています。 一方で、いい商品を持ちながら、Webを含めたマーケティング戦略が手薄なばかりに飛躍のチャンスがつかめない企業が九州にはたくさんあります。代表の高津とよく、こうした企業を長期的な視点でサポートできたら…という話をしています。 個人的にも、佐賀で育ち、学生時代を長崎で過ごした私には北部九州エリアに恩返ししたいという思いがあり、いつか地場の優良企業をトータルなマーケティング戦略で表舞台に押し上げるお手伝いを、と考えています。マーケティング以前に、デジタル環境の整備に課題を持つ企業も多く、今後はDX支援を含めた視野の広いサポートにも関わってみたいですね。
休日の過ごし方など、ワークライフバランスについて教えてください
毎週の出社日のお昼はランチミーティングとして近隣の赤坂や天神のお店へ。費用は会社負担なのでとても助かっています。一事が万事で、そのほかにも当社には働きやすさに配慮した当社らしい施策がたくさんあります。代表の高津には、仕事だけでなくプライベートを含めて人生が豊かになるような会社でありたい、という強い思いがあるようです。 もともと私は好奇心旺盛なほうで、中学で水泳部、高校で演劇部に入り、学生時代に始めたバンド活動を今も続けていて、毎年ライブも実施。また平日はほぼ毎日夕方からジムに通い、最近の週末は2人の甥っ子と近所の公園や室見川で遊んでもらって…と、仕事中はもちろんオフタイムも、時間がいくらあっても足りないほど忙しくて、充実しています。 高津も同様で、休日はサッカー、フットサル、キャンプにライブと楽しんでいるようです。 会社としてJFLのサッカーチーム「クリアソン新宿」のオフィシャルパートナーにもなっており、社員旅行も兼ね、東京の国立競技場に観戦にも行きました。仕事以外にも打ち込みたいことがある人には、最高の環境だと思いますね。