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株式会社ラボル

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • 金融・保険系

IPOに向けて準備中!政府の施策も後押しするAIファクタリングサービスを提供する注目ベンチャー

上場を目指す
平均年齢20代
自社サービス製品あり
残業少なめ
カジュアル面談歓迎

企業について

「ファクタリングサービス」をご存知だろうか。事業者が未入金の請求書を現金化できるサービスで、取引先からの支払いを待たずに迅速に資金調達できる手段として支持を集め始めている。

株式会社ラボルは、AIファクタリングサービスを提供する注目のベンチャーだ。

同社の事業は大きく2つ。会社名と同じ『labol』という名前のファクタリングサービスを提供するほかに、事業者の資金問題を解決する金融メディア『資金調達プロ』の運営事業も行っている。

元々は、インターネットマーケティングなどを手掛ける株式会社セレスの一事業としてスタートし、2021年12月にスピンアウトするかたちで設立。『labol』サービスの立ち上げを行った事業部長の吉田教充氏がそのまま代表取締役CEOに就任し、同じメンバーが転籍というかたちで席を移して運営にあたっている。

ラボルを別法人として立ち上げた経緯について、吉田氏は次のように話す。
「『labol』サービスの立ち上げは2020年7月で、そこから1年ほどかけてテストマーケティングを続けましたが、かなりの手応えを感じたのです。働き手不足という背景もあってフリーランスという働き方に注目が集まる中、個人の与信情報がそれほど必要とされないファクタリングサービスは今後一層、有効な資金調達の手段として支持を集めるだろうと思いました。ただ、金融サービスの仕組みとして先に我々がユーザーにお支払いし、後から手数料を乗せたかたちでお返しいただくというかたちである以上、事業が拡大すればするほど、動くお金がどうしても大きくなってきます。株式会社セレスという箱の中で支え続けるのは限界があるだろうと考え、それなら専用の会社を作り、金融事業に必要な資金調達をその中でしっかりやった方が事業および組織の成長としても健全ではないかと考えたのです」

ファクタリングサービスの認知はまだまだ進んでいない。「だからこそ可能性も大きい」と吉田氏。
「特にフリーランスの方に限っては、資金繰りなどに関する相談窓口すらあまりなく、お金についてのリテラシーもかなりのばらつきがあると感じています。だからこそ、何かしらのお金を必要とされる人で、金融サービスを受けたいと思う人に対して、ファクタリングという解決方法をもっと普及させたいと思っているのです。ファクタリングは個人の与信情報はあまり必要とされないものなので、例えば独立直後の個人事業主やフリーランスの方でも資金繰りの方法として活用しやすいからこそ、もっと多くの人に知ってもらいたい手段だと考えています」(吉田氏)。

同社のファクタリングサービスの特徴は大きく2つ。1つが完全オンラインでやっていることで、特に電話なども発生せず、完全にウェブだけで完結する仕組みを作っている。もう1つが対応時間についてで、審査を含めた入金までを、平日の日中であれば1時間以内で行っている。つまり、時間も場所も制約なく受付ができるわけだ。

それを実現しているのが、同社の「テクノロジーの力」だ。

「ユーザーは千差万別ですので、スマホなどを使い慣れていない方でも不自由なくご利用いただけるUI/UXの実現など、ユーザビリティについてはすごく工夫しています。また、審査業務においても機械学習を積極的に導入し、1から10までを人がやらなくてもよいように効率化をはかっています」

そうしたAIの活用により、同社独自のデータベースもできつつある。利用者は右肩上がりで伸び続けており、それに伴って審査における判断基準だけでなく、利用者の属性や利用状況などについてのデータも着々と溜まってきている。今後はそうしたデータを活用した新たなビジネスにもチャレンジしていく考えだ。

「当社がスポットを当てているフリーランスという働き方について、政府も法整備を進めるなど後押しはあると思っています。副業のようなかたちで、労働力を必要な分だけ確保するといったやり方も今後は一層増えていくでしょう。政府、企業の雇用、ITインフラの三方よしで、フリーランスとして働きやすい環境は整っていくと考えていますので、ラボルとしてもそうした環境整備に貢献していきたい思いはありますね。金融以外のいろいろな角度からも、何か必要とされるようなものがあればプラットフォームとして提供していきたいと考えています」(吉田氏)。

同社が求める人物像について伺うと、吉田氏は「プロフェッショナルでいてほしい」と話してくれた。

「ここだけは人に負けないと言えるようなスキルや領域を身につけている方、あるいはラボルに入ることでそれを身につけたい方、そういう気概のある方と一緒に働きたいですね。我々の働き方として、専門領域がはっきりしている人には全て預けて任せちゃうので、得意領域を意識したプロフェッショナルを目指してほしいです」

人材育成において大事にしているのが、裁量をどんどん渡すこと。そうすることで成長の機会を増やし、責任感や当事者意識を育みたいと考えている。環境面においては、専門書籍の購入支援や資格取得支援、セミナー参加などの費用負担も全て会社が行っている。

「皆さんには“考えてほしい”と思っています。私だけでなく、マネジャークラスが配下のメンバーに助言する際も、自身の経験をもとに“こうした方がいいよ”と伝えるのは簡単なことです。でもそうではなく、まずは一旦考えてもらえるようなアドバイスを意識しています。間違った選択をしたところで、それで事業が傾くことはありませんし、その間違いを次に生かしてもらえたら、学習コストとして許容できると考えています」(吉田氏)。

ラボルでの経験を通じて「市場価値を高めてほしい」と付け加える吉田氏。何かを突き詰めたい、実現したいことがある、といった熱い気持ちを持っている人は積極的に応援していく組織だ。

「好きなだけ突っ走ってほしいですね。事業の成長には人の成長が不可欠。成長しているサービスを間近で感じながら、プロフェッショナルを目指して一緒に成長していきましょう」(吉田氏)。

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インタビュー

株式会社ラボルのインタビュー写真
代表取締役 CEO 吉田 教充氏

── まず、自分自身をどのようなタイプの経営者だと考えていますか?

そうですね。私自身は場を整える、つまり「地ならし」をするような環境構築型で、そこをスタッフが気持ちよく全力で突っ走っていけることを意識しています。

例えば誰かに仕事を任せるとき、経験値や性格も踏まえてどういう依頼方法をするかはすごく考えます。経験値のないジュニアの場合は「ゴールはどこで、主な手順はこう、注意すべきはこのポイント」と丁寧に渡しますし、逆に経験豊富で知見もあるスタッフであれば、ゴールイメージだけ渡してやり方から考えてもらうような伝え方をします。総じて、できるだけ渡された方がストレスを感じずに自分自身のやり方で進められて、かつモチベーショ... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社ラボル

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

金融・保険系 > その他金融・保険系

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、上場を目指す、平均年齢20代、自社サービス製品あり、残業少なめ
資本金

5000万円

設立年月

2021年12月

代表者氏名

吉田 教充

事業内容

金融サービス事業
メディア事業

株式公開(証券取引所)

従業員数

23人

本社住所

東京都渋谷区道玄坂1-20-8 寿パークビル 7F

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