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インタビュー画像代表取締役 釜形 勇気氏 IT企業でマーケティングや事業企画を担当する傍ら、モノづくりとコンテンツが好きなメンバーで、休日に創作プラットフォーム『Nola』を開発。1年後の2019年、株式会社indentを創業。作家さんの活動をサポートするプラットフォームの開発・運営と、そこから商業出版に繋がる取り組みの拡大や、自社編集部での制作・出版に取り組んでいる。

創作プラットフォーム『Nola』開発のきっかけは?

小説を読むのが好きで、自ら作品を書いてみようと筆を執りました。ところが、テーマやアイデアは思い付くのですが、それをストーリーとして上手く表現できない。小説を書くのは難しいと感じていたところ、作家さんが集まるオフ会に参加することになりました。その時、ある作家の方から「最初にプロットで骨組みを作ってから物語を書くといいよ」とアドバイスをもらいました。プロットを立て、登場人物を作り、執筆に必要な資料を集めて、それを参照しながら小説を書き進める。小説家が当たり前のようにしている執筆行動を、その時初めて知りました。 小説の書き方を教えてもらい、「さあ、長編小説を書くぞ」となったのですが、IT企業に勤めていたのが関係したのか、執筆のために必要な機能がまとめられているツールがないことに思いが至りました。自分の描きたい物語や世界観をまとめ、思考を整理することで、面白い作品を書き切れる執筆サポートツールがあると便利だと考え、『Nola』の開発を始めました。

株式会社indentを設立した理由は?

大学生の頃から作家さんが活躍できる場所を広げたいという思いがあり、電子書籍を普及させるための事業を始めようと企画したこともありました。当時は、採算の目途が立たず起業を諦め、IT企業に就職しました。会社勤めをしながら『Nola』の開発をする中で徐々に作家の方々に使っていただけているのを見て、作家さんの創作活動をサポートする事業ができると感じ、indentを創業しました。一緒に開発したメンバーが当社に参画してくれて、『Nola』の開発を本業にして一緒にサービスを育ててきました。 当社を立ち上げた際の事業構想は、作家さんの制作サポートでした。快適な執筆環境を提供するツール開発の延長に、作家さんが世に出るためのお手伝いをしたいという想いがありました。小説投稿サイトや電子出版のサービスを進めるうちに、作家さんが商業的に成功するには、マーケットを意識して読者のニーズに沿って作品を書き上げることが大切だと考えるようになりました。商業デビューするということは、”売れる作品を書く”という側面も求められてきます。そこで、マーケットを意識しながら執筆できる環境づくりとして、作家さんへ必要な情報提供を行っていくことも当社の役割だと感じています。

株式会社indentの今後の展開は?

物語の創作をサポートするツールとして『Nola』の開発から始まりましたが、現在は作家さんの生み出す「原作」の可能性や価値を最大化することをミッションにしています。『Nola』のユーザーさんの中には、初期の頃からドラマの脚本家やゲームのシナリオライター、アニメ制作会社のメンバー等、小説家以外の方もいました。『Nola』に集まる150万を超えるストーリーを、小説やマンガ・アニメ、ゲーム、ドラマなど私たちの毎日に彩りを与えてくれる様々なコンテンツの原作として考えると、可能性が一気に広がります。コンテンツ業界は、常に未来のヒット作品を探しています。作家の書いた作品が、編集者やエンドユーザーと良い縁を結ぶことで、形を変えて輝き出す。私達は、そこにコンテンツの可能性の最大化というミッションを感じています。 今後、海外のコミック市場が成長し、日本国内を上回るようになっていきます。当社でも海外事業を推進する新たな事業部を立ち上げて、国内市場だけでなく海外のコンテンツ企業に対して「原作」を提供するプラットフォームにしていきたいと考えています。海外の出版社やアニメ制作会社は、ネクストヒットの原石を探して日本の作家に大きな期待を寄せています。マンガ・アニメ、ゲーム等のコンテンツ制作で、日本は世界のトップを走ってきました。長い期間をかけて培われた土台には、大きな価値があり、世界が注目しています。

『Nola』が6年間でまもなく50万人にも届くユーザーを獲得できたのは、なぜだと考えますか?

作家さんファーストを徹底してきたからだと思っています。当社では、作家さんとの対話を重要視しています。SNSのアカウント運用でも、作家さんの疑問や困りごとを見かけたらなるべく早く反応して、機能や使い方を丁寧にご案内するように心掛けています。新しい機能をリリースした時などは、ありがたいことに作家の方々が情報拡散に協力してくれます。作家さんに寄り添い、作家さんのご意見を大切にし続けてきた結果、作家の方々が『Nola』に愛着を感じてくれて、自分のプロダクトのように一緒に育ててくださることが本当にうれしいです。 小説やシナリオを執筆している作家さんは、各種投稿サイトの利用者に限っても日本に100万人程度いると言われています。『Nola』の会員がまもなく50万人、というところですから、シェア50%という計算になります。indentの目指す「作家の方々が一層活躍できる社会」を実現するにあたり、様々な企業と共に取り組める規模になってきているからこそ、同じ志を持つメンバーとビジョンの実現に向けて進んでいきたいです。『Nola』を使ってくださっている作家の方々が創作を楽しめたり、商業として成功へ至る道をどれだけ作れるか、引き続き挑戦していきたいと考えています。

株式会社indentは、どんなカルチャーの会社ですか?

当社は「モノづくり」の精神をすごく重んじる会社だと感じています。当社の起源である『Nola』の開発は、元々私も含めたメンバー全員が会社員として本業を持ちながら、副業のような形で携わっていました。「いいプロダクトを作りたい」という純粋な想いを胸に、報酬があるわけでもないのに仕事終わりに集まって開発を進めました。あの時の「モノづくり」に対する熱量は、今でも当社の根底に流れていると思っています。だからこそ、メンバー間で反発し合うのは、必ずしも悪いことだとは思いません。それぞれが良いモノづくりをするために、自分の考えを持って全力でぶつかり合える。そんな仲間がいる会社であり続けたいです。 当社には個性的なメンバーが集まっています。みんな得意不得意があって、良い形で補い合ってチームで成果を出している感じですね。私は細かい点を見落としがちな性格なので、細かい点に気付くメンバーに助けられています。背中を預け合える関係で、他のメンバーのサポートがあるから私は得意な機動力を生かした動きが取れます。作品も人も「良い・悪い」ではなく「合う・合わない」だと思っています。仕事でも自分にマッチする業務を見つけて、そこでバリューを発揮してほしいですね。indentで働くことがメンバーにとっても「はじまりのきっかけ」になってほしいと思います。

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