ご略歴をお教えください。
エンターテインメントが好きで、大学はマンガ学部アニメーション学科に在籍していました。就職に当たってはアニメーターになることも考えたのですが、待遇が良くなく、一人暮らしでこれ以上親に迷惑をかけたくないと思い、諦めました。そこで、ほかに興味があった広告業界を目指すことにして、いろいろチャレンジできそうなベンチャーのWebマーケティング会社に入社しました。その会社の二つ先輩に、当社代表の竹内がいたのです。 働き始めて、その会社は成果を上げることより人間関係で昇進するような風土があることを知りました。そこをネガティブに思い始め、同じ考えであった竹内と親しくなったのです。 その竹内から誘われて副業でアフィリエイトビジネスを始めました。会社は副業禁止でしたが、竹内は入社時に特例的に認められていたのです。けれども、稼げるようになると社内に居づらくなり、竹内に独立起業をけしかけていました。そんな時に、3万人のフォロワーがいた竹内の個人的なSNSが炎上。これをきっかけに竹内が退職して当社を創業し、4年弱勤めた私もジョインしたという経緯です。
御社をどういう会社にしていこうと考えていますか?
稼げる人材を育てたいと思っています。私の実体験に基づくことですが、人材の価値には“社内価値”と“市場価値”があります。私としては、当社だけでなく、どこに行っても稼ぐことができ、さらに独立もできるような市場価値の高い人材を育てたい。その上で、当社をそんな人材でも居続けたいと思えるような会社にしていくことが目標です。 会社と個人、お互いに依存関係のない状態が一番健全ではないかと思っています。 なお、当社は働く場所はハイブリッドで、勤務時間はフルフレックスです。魅力的なだけにこれを目的に入社を志望するような方が散見されますが、あくまでも仕事で成果を上げるための環境づくり、つまり手段です。そして、成果を上げれば上げただけ、報酬でお応えしています。 ぜひ、自らを律して、自由な働き方を活用できる方に来ていただきたいと願っています。
そのために社員に対して期待することや、社員が御社でどんな仕事をしてほしいかの思いをお聞かせください。
オウンドメディアを運営するアフィリエイトビジネスの本質は、それぞれのサイトユーザーのインサイトに向き合い、利用されるコンテンツを作成することにあると思います。そして、少しでも多くのユーザーを集客し、クライアントに送客して稼ぐためには、細かくPDCAを回し続ける作業が必要なのです。メンバーには、この地道な作業を嫌がらずコツコツ続け、一定の成果を上げるまでやり切ることを求めています。 また、ユーザーインサイトを理解するためには、自ら体験して学び、カタチにしていく行動力も必要でしょう。ですから、“オタク”のように好きで追求しているジャンルを手掛けることは近道かもしれません。ちなみに私はトレーディングカードオタクで、当社の『カードコンパス』というメディアは私が発案して事業化したものです。
石森さんの仕事観をお聞かせください。
人生において幸せになるためのツールだと思います。幸せの形は十人十色でしょうが、それぞれの人が納得できる幸せを掴むためには、やりがいのある仕事でお金を稼げることが必要なのではないでしょうか。 アフィリエイトビジネスの魅力は、ユーザーに使われるコンテンツを制作すれば、それを閉じない限り、そして陳腐化しない限り継続的に稼ぎ続けてくれるところです。もちろん、そうしたコンテンツをつくることも、陳腐化させないことも簡単ではありませんが、当社のように一定の仕組みをつくれば回していくことができ、その収益で次のビジネスに投じていくことができます。そこに可能性を感じますね。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
トレカ以外に車とバイクも好きで、よくドライブやツーリングに出掛けています。また、温泉も大好きで、近場のスーパー銭湯にもよく行きますね。最近は、ジムに通い始めて筋トレにも取り組んでいます。体が資本であることを再認識したからです。