株式会社シップに新卒入社した理由は?
学生時代の就職活動では、中・高・大と約10年間美術を学んで培った経験と、大切にしている個性を生かせる会社を探していました。キャッチコピーを考えたり、広告企画を考えたりするのをやってみたくて、広告代理店を狙っていました。当時の私は、自分のスタイルを貫き通したいという強い希望を持っており、リクルートスーツに身を包むことも、選考にパスするため企業に合わせた自己プレゼンをすることも拒否して、普段のファッションでありのままの自分を自己主張していました。当然の結果ですが、大手企業はことごとく撃沈しました。 そんな就活を送っていた時、たまたま当社の新卒説明会に参加し、そのミッションに共感しました。ワクワクする気持ちを抑えられず、「私だったらこの会社をもっと面白くできる!」と運命的な出会いを直感。すぐにエントリーしたところ、私の見た目も考え方も否定せず受け入れてくれ、入社を決めました。内定をもらうまで代表面接だけでも4回あったのですが、最後の面接には入社を希望する私の強い気持ちを表明するために、ポリシーを曲げて黒髪で挑みました。
株式会社シップのビジネスの強みは、どの辺にあるとお考えですか?
一つの業界に特化している点です。住宅リフォーム業界に絞り、全国各地のクライアントの課題、特に集客面での悩みの解決を続けています。一つの業界に特化することで、成功も失敗も積み上げられます。どちらも次の案件に生かせて、どんどん知見が社内に蓄積されていきます。同じ業界の会社なので共通した課題も多く、同じ課題を持つ事業者だけでコミュニティを作る等、一般的なWEB制作会社や広告代理店にはできないような価値提供もできます。 業界特化のメリットは、もう一つあります。社内に知見が溜まるので、効果的に新人教育がスムーズにできます。私は今も新卒採用の担当をしていますが、学生には住宅リフォーム業界の知識は入社後すぐにキャッチアップできると伝えています。中途入社の方で、業界未経験の方でも、当社には積み上げてきた安定した土台があるので安心していただけたらと思います。
長年、シップの新卒採用担当を続けていますが、採用活動をする上で大切にしていることは?
当社のミッションは「世界一の”DERUKUI”になり、お客様と社会の向上に貢献する 」です。「出る杭は打たれる」=「集団の中で出過ぎない方がいい」という価値観が貼りつけられた概念ですが、当社でいう「DERUKUI」とは「問題を解決する人材」です。仕事とは、職種を問わず「問題を解決すること」であり、仕事の報酬とは、解決した問題の大きさに比例します。大きな問題を解決する人もいますし、小さな問題をたくさん解決する人もいます。 面白いこと・新しいことをやり遂げるなら、杭を出さないと何も始まりません。幸いにして、当社は昔からメンバーのチャレンジを歓迎する会社。失敗にも寛容です。個性全開の「DERUKUI」集団になるのが、当社の夢です。
シップの企業カルチャーについて教えてください
やる気次第で、本当に何でもやらせてくれる会社です。カジュアル面談に来てくれれば分かりますが、想像の斜め上を行っているレベルで、本当に何でもやらせてくれます。むしろ会社が面白そうなことに乗っかっていきます。よほどの無理難題でない限り、会社が「ダメ」とは言わないです。私も新卒3年目で広報の部門責任者を任せてもらい、新卒採用でも思う通りにあれこれと施策を実施させてもらっています。それこそ男女・年齢・経験が関係ないというところで、挑戦の機会が沢山ある。個性的な人もそうでない人も、等身大の自分で働ける居心地のいい会社ですよ。
社内スナック「スナック葵」って何ですか?
会社のメンバーと飲みに行くのが大好きで、仕事終わりによく飲んでいます。好きが高じて、仕事になりました。月に2回、会社の経費を使ってオフィス内に「スナック葵」という飲み屋を開業しました。当社の代表が、お酒と料理を作ってくれて、私が社員達と軽快なトークをしながら飲むという企画。年次もチームもバラバラ、その日、来られる人がふらっと立ち寄れる社内スナックです。 代表に「スナックがやりたい」と提言したら、料理を担当してくれるというので、お任せしてスナックのママとして、社員の愚痴を聞いたり、アドバイスをしたりしています。普段、代表と接点が少ない社員も、「スナック葵」に来れば代表と気軽に話す機会があります。会社としても経営と現場の距離が近くなって、推進力を生み出すことができると思っています。