入社を決めた理由は何ですか?
私は長年放送機器業界に在籍していました。前職においても当社と競合関係にあったとはいえ、電気の知識はありましたが、光通信に関してはあまり知識がありませんでした。若干の不安はありましたが、新しい分野にフィールドを広げたいという気持ちもあり、また光通信市場は今後伸びる可能性があると感じていたこともあったので、お誘いを受け入社を決めました。 私は、長年に渡り映像に携わってきた経験と、それに基づく知識を持っています。一方、ジャッカルテクノロジーは自分達には真似ができない最先端の光通信技術を持っています。この2つが融合すれば、お客様が喜ぶ良い商品を提供することが可能となり、今以上の成長を実現することができると考えています。 入社してわかったことですが、私とジャッカルテクノロジーの営業スタイルには、ある共通点があるのです。どちらも単に商品を売るのではなく、“魂”や“想い”を売り込もうという営業スタイルを持ち味として、顧客にも認められてきました。 そこに気づいたとき、昔から同じような動きをして、いたるところで鉢合わせをしていた理由がわかったような気がしました。そこには、お互いに共通する“想い”や“夢”があったのではないかと感じています。
今後へ向けてどのようなビジョンを描いていますか?
世界中の国々でデジタルハイビジョン化が進んでいますが、それに伴い、2002年のワールドカップをはじめ、その後の世界陸上やオリンピックなどの国際的な大イベントの中継では、かなりの頻度で光システムが使われるようになりました。今後の放送機器業界はさらに大きな変革が訪れることが予測されますが、いち早くそこに着目して開発を進めてきたのが当社なのです。 当社には“映像”と“通信”の融合を実現する技術とノウハウがあり、放送機器業界のトップクラスを目指せる環境が揃っています。厳密に言えば、競合となるメーカーは沢山ありますし、そのようなメーカーに比べ、製品化やブランディング、イメージ戦略という点で当社は遅れをとっているかもしれません。しかし、通信の先端技術や映像のノウハウで負けているとは考えていません。 当社は現在、独自の光伝送システムの製品化に向けて着々と準備を進めています。私の意見も随分反映されています。2008年11月には『InterBEE』と中国で開催される展示会への出展を控えていますが、この2つのイベントをきっかけとして従来の光に対する“扱い難くて、コストが高い”というイメージを根底から覆し、放送業界をがらりと変えるようなインパクトを持った製品に仕上げる自信を持っています。
求職者の方々へのメッセージをお願いします。
自分が持っている知識やノウハウを出し切って、最先端の製品を作って顧客満足を実現することができれば、会社が潤い、内で働く私達個人個人の生活も向上するでしょう。 もし今、会社の歯車から抜け出せないと感じ、愚痴をこぼしながら働いている人がいるとするなら、小さくても夢や可能性のある会社に入って、自分の夢を実現するために頑張って欲しいと思います。 先端の技術力やノウハウに加え、物づくりへのこだわりとベンチャーマインドを備えている当社には、そのチャンスがあります。自分の信念に基づいて楽しく仕事ができる会社です。 これから入社する人には、やりたいことがあるならミスを恐れずにチャレンジして欲しいとお伝えしたい。前向きなミスなら修正も可能ですが、反対にミスを恐れていたのでは前に進むことができません。ミスを恐れないしっかりした信念と、前向きに考えて実行できる行動力、この2つが大事だと考えています。