強い組織というのはポジティブな個から生まれる。
■副事業部長として開発予算のすべてを統括 ISPなどの通信事業者向けの業務支援サービスを提供するMVNE事業部の副事業部長として、開発予算のすべてを統括マネジメントしています。開発予算は通常、前年度の売上とその伸び率から算出され、そこから今年度の貸出回線の容量やSIMカードの発行枚数などが決められます。私の役割は、それに合わせて既存のシステムや新たなサービスに開発予算を効率的に配分しながら、人材や機材など限られたリソースを駆使して本年度の売上目標を達成すること。以前、小さなITベンチャーでエンジニアとして働いていた際、見積や仕入れなどすべてをこなさなければならない環境にあったため、そういったマネジメント力が自然と身についたのだと思います。
ネガティブは伝染し、ポジティブは歯車のように連携する
組織運営という立場から、常々「強い組織づくり」を目指して業務にあたっています。私の考える強い組織とは、一人ひとりがポジティブな気持ちで働いている組織のこと。ネガティブな気持ちは病原菌のように伝染するものですが、逆にポジティブな気持ちが集まると、それがまるで歯車のように連携して、やがて大きな力が生まれます。例えば10人のチームを組んだとき、Aさんは右腕、Bさんは左腕というように、ひとつの組織が一人のスーパーエンジニアのように機能しはじめる。だからこそ、普段からフロアを歩き回り、一人ひとりに声をかけながら、すべての社員が気持ちよく働ける職場環境づくりを心がけています。
フリービットの魅力はいい意味での「自由さ」
エンジニアとしての立場からフリービットという会社を見た場合、一番の魅力は「自由さ」にあると私は思います。例えば開発時、新しい機器などを取り入れたい場合、機能的に要件を満たしていてコスト的にもある程度の費用対効果が見込めるなら、決してNoと言われることはありません。そういう意味では制約のない、開発者にとっては理想的な環境なのではないでしょうか。そして、他社のサービスを請け負うのではなく、自社のサービスを手がけるという点も、大きな達成感を得られるポイントです。そういったエンジニアたちのやりがいを刺激する職場環境を整えながら、今後もさらに職場のポジティブの輪を広げていけたらと思います。