ピクスタ株式会社

ピクスタは『才能をつなぎ、世界をポジティブにする』という理念の元、複数のプラットフォームを展開しています。
自分の才能が世界につながり認められる感動、素晴らしい才能に出会う感動を数多く創造し、それら無数の感動の集積によって世界をポジティブにしていくことが私たちの使命です。

人は、自分が没頭できることに情熱を注いでいる時がもっとも輝いていると思います。それが誰かに認められ必要とされることは、なにものにもかえがたく幸せなことです。衣食住のように、生きていくために必要不可欠なものではありません。
しかし、人生をよりいきいきとしたものに変える力を持っていると確信しています。
当社は、今後も様々な分野で才能をつなぐプラットフォーム展開し、世の中に埋もれている才能をインターネットでつないでいくことで、人々が生きる世界をもっとポジティブに変えていきます。

　当社の2023年は、新たな展開をスタートしました。これまでPIXTA事業はストックフォトとして成長してきましたが、それに加えてここ数年は法人向け出張撮影の「PIXTAオンデマンド」、「PIXTA機械学習用 画像・動画データ提供サービス」など、派生事業が育ってきています。さらに2023年には完全オーダーメイドの撮影サービスである「PIXTAカスタム」を開始し、画像・動画素材から大規模撮影までのビジュアル提供をトータルでおこなえる体制が整いました。

　またfotowa事業は、収益改善に向けて広告費を抑制する方針でスタートし、結果として予想以上に効率的な広告運用に移行できています。

　そして、2024年は「再成長への挑戦」を旗印に事業展開していきたいと思います。2023年に開始したトータルでのビジュアル提供体制をさらに推進し、当社事業は今後「ビジュアルプラットフォーム」として進化していきたいと考えています。

　これまでのストックフォト事業で蓄積した60万アカウント以上の顧客基盤、40万アカウント以上のクリエイター基盤を活かし、多様なビジュアルサービスを顧客に提供していきます。将来的には、企業や個人が何らかのビジュアルが必要になったら、すぐにPIXTA・fotowaが第1想起され、各サイトからニーズにマッチするサービスを申し込むような存在になっていきたいです。そしてそれぞれのニーズに合ったクリエイターが活躍していける世界をさらに広げていきます。そのために2024年は、PIXTA事業はPIXTAブランドの各サービスの連携や、営業体制の構築を優先して進めていくこと、fotowa事業は、さらに多くのユーザーに利用されるようなサービス改革を実行していく予定です。

　またこれから全社的にAI活用を推進していきます。各プラットフォーム上でAI技術を活用していくことで、ユーザーの利便性が劇的に上がったり、効率化や省力化を大きく進めることができます。すでにPIXTA内では、画像審査の一部に機械学習による自動審査が導入されており、今後も対応範囲を広げていける見込みです。

その他にも、顧客が画像素材を希望通りにAI加工して購入できたり、撮影案件に最適なフォトグラファーをAIによって自動マッチングしたり、フォトブックをAI編集して手間なく作成できたりなどを想定しています。

【PIXTA】
写真・イラスト・動画・音楽のデジタル素材マーケットプレイス。2005年の誕生以来、41万人のクリエイターから集められた9,300万点を超える素材の売買を行う国内最大級のストックフォトサイトに成長。国内のストックフォト市場においては最大手という位置づけです。自作の写真やイラスト、動画、音楽などの作品を、デジタル素材として販売したいクリエイターと、クリエイティブ制作において素材を探している人や企業をつなぐ、日本最大級のデジタル素材マーケットプレイスです。企業のホームページや広告、アプリ、Webメディア、テレビ番組、映画、出版物、プレゼン資料、販促物など、あらゆるシーンでPIXTAの素材が活用されています。

■購入者に提供する価値
・低価格でハイセンスなクリエイティブ制作
・幅広く柔軟な表現を可能に
・権利関係がクリアになった安心素材

■クリエイターに提供する価値
・自由なクリエイターとしての生き方
・肩書不要、作品の需要で決まる公平な機会
・クリエイティブの力で世界中につながる

【fotowa】
2016年2月にリリースした、好きな場所に厳しい審査を通過した好きなプロのフォトグラファーを呼ぶことができる出張撮影サービス。すでにマッチング実績は11万件を超えており、インセンティブないにも関わらず約5割の方が口コミを投稿しています。ユーザーにはスタジオ撮影とは違う撮影体験とオンラインで完結する利便性、フォトグラファーには柔軟な働き方と新しい仕事の機会を提供しています。ご家族との大切な思い出や人生の節目、記念を出張撮影という形で人々の幸せを増やすことに貢献しています。

■ユーザーに提供する価値
・気軽にプロフォトグラファーに出張撮影を依頼
・大切な思い出を自然体でおしゃれに、理想的な形で残す
・写真はすべてデータで受け取れて自由自在

■フォトグラファーに提供する価値
・空き時間を活用した新たな顧客との出会い
・自分のオリジナリティを発揮できる
・面倒な決済手続き不要で撮影に集中

【PIXTA オンデマンド】
全国どこでもプロカメラマンを簡単手配できる法人向け出張撮影サービスです。魅力を引き出すプロの手による撮影（写真・動画）を、全国どこでも簡単に手配できる法人向け出張撮影・カメラマンサービスです。求人・採用ページ用の社員撮影や、新商品、飲食店のメニュー、病院・クリニックの施設、不動産物件、学習塾やスクール、展示会や講演会、コンサートやパーティーのイベント撮影まで、それぞれのジャンルに長けたプロのフォトグラファーを全国に手配します。

■ユーザーに提供する価値
・専門スタッフの手厚いサポートで手間いらず
・技術と提案力に長けた厳選されたプロをご提案
・出張費込みでリーズナブル

■フォトグラファーに提供する価値
・新しい撮影のお仕事との出会いを創出
・全国どこで暮らしていても年間安定的に活躍できる
・自分の強みや経験をフルで活かせる

その他AI活用における教師データ関連のデータビジネス等複数事業を展開しています。

【フラットなコミュニケーションが可能な環境】
誰かが発信した意見を批判するのではなく育てる意識が強いカルチャーがあります。社内コミュニケーションはSlackで、数あるchannelの中には、気になったニュースや、素材の使用事例を全社に共有するchannelがあり、その中でサービスを改善するアイデアや、新しい動きをつくる意見などが提案されることもあります。そこから部署をまたいで意見交換がなされ、形になるものもあります。ピクスタでは、年齢や役職関係なく発言をし、やりたい人が手を上げてどんどん進めていける環境です。
日々の業務においてもまず自らがどう考えるかを問われ、意欲と期待感次第でチャレンジングな仕事・ポジションを任せてもらえるのが特徴です。ピクスタでは部署を越えて一緒にプロジェクト動かすことも多くあるため、社内メンバーとの交流を大切にしています。

【全員サービス志向（ピュア）】
いいサービスをつくりたい」という意識に全社員が集中しています。「よりよいサービスをつくる」という共通認識の下、それぞれが自分の役割を果たしているため、社内政治がなく、無駄なことにエネルギーを使う必要はありません。
部署を越えた自発的な連携が生まれている（例）権利セミナーの自主開催、クリエイティブトレンドプロジェクト
個々で柔軟に動ける背景としては、PIXTA Wayが形骸化していないのが関係している。会話の中でWayの内容が自然と出てくる程浸透しており、物事の意思決定に共通認識が形成されている。

【ダイバーシティ】
会社の男女比率ほぼ5：５であり、雑誌編集、広告代理店でクリエイティブな経験を持つメンバーや　フリーでデザイン・イラスト・作曲を手掛けるメンバー、金融・コンサル・不動産など他業界から転職したメンバー、起業を経てピクスタに入社したメンバーなどさまざまなバックグラウンドを持ったメンバーがいます。いつでもトーク（シャッフルランチ）やWay振り返り（PIXTA Wayを利用して業務振り返る）など、他部署のメンバーと交流する機会があります。

【静かな情熱家が多い】
平均年齢は36.2歳であり、一見物静かな雰囲気だが、熱い想いを持っている人が多い特徴があります。誠実で暖かい社員が多く、突飛で斬新な意見も受け止めてその意見を育てていくカルチャーが根付いています。サービスの特性上からも、ビジネス・クリエイティブ・開発など様々なバックグラウンドの人が集まっているため、話してみると意外な特技や趣味を持っていておもしろい社員が多いです。また、それぞれ好きな分野で何か一つに熱中しているメンバーも多い特徴があります。

【ライフワークバランス/働きやすい環境】
・平均月残業時間/3.5時間
・平均年間有給取得日数/15.9日
・フルフレックス/リモート勤務
・副業可

各自のライフスタイルに合わせた働き方が可能な環境です。フルリモートの社員も多く、出社が必要なポジションの方も含め全社員リモート勤務がメインです。また働く時間もフルフレックスであり、成果を出して効率的に仕事をするのがよいという文化があります。余った時間は勉強会参加や、プライベート充実etc、各自時間を有効に使っています。産休・育休は取りやすく、現在産休に入っているメンバーが複数人、育休復帰率は100％です。また、男性の育休取得者も複数人います（2〜3ヶ月程度）役職者が率先して有給を使うなど、有給はとりやすい。お子さんがいるメンバーは時短勤務も選択できる。役職者で取得している人もいる。