入社されたきっかけを教えてください。
クラウドを真剣にやりたいと思っていた時に、AWS専業でやっている会社というのが目に飛び込んできました。 きっかけはそこですね。 自分が顧客として発注していた先がサーバーワークスだったという縁もあって、人となりも知っている方が何人かいたのも応募するきっかけになりました。 僕が一番最初にサーバーワークスの社員でお話をした方は当時営業部でOJT中だった新卒の新入社員の方でした。そして、受注した後はその方が今度はエンジニアのOJTを受けていたんですね。 そこで、ものすごいスピードでちゃんとエンジニアとして会話できるようになっている姿を見せつけられました。 それを見て、この会社はちゃんと教育をしているんだな、と感じました。 僕の持論として、「人を育てられない会社には未来はない」というものがあります。 それを考えた時に、人を育てられる、かつクラウドをメインにビジネスをしている会社、ということで非常に魅力的に感じました。 あとは面接してくださった方々が非常に魅力的でした。 ちなみに、入社後もその方々と接する機会が多かったり色々なプロジェクトで助けていただいたりしているんですけど、面接時のとても良い印象の通りでしたね。
現在の業務内容を教えてください。
直近は金融系のお客様の要件定義フェーズのプロジェクトマネジメントをしていました。今はそちらが落ち着いて、次の構築フェーズが始まるまで、実際に手を動かすエンジニアとしての業務をしています。 自分が知らないことを毎日知れる、そこに触れて実際に試すことができることは非常に面白いですね。 あとはオンプレの常識、クラウドの非常識、その逆もありますが、ニュートラルな立ち位置で仕事の中で消化していかなければいけないところが面白いと思っています。
これまでのキャリアと現在とで違いを感じるところはありますか?
これは私のバックグラウンドの問題なんですが、前職・前々職と外資の会社で外国人がとても多い環境で仕事をしてきたので、英語が話せないと全く仕事にならない状況がたくさんありました。なので、日本語だけで仕事が進んでいくことが自分としては奇妙な感じがしたりします。それも楽しみながらやっている部分はありますが、そこはすごく変わりましたね。 あとは、今まではユーザー企業の中で自分で資料を作って提案して、同じ会社の中で意思決定してもらうプロセスを自分の手を動かしてやることがありました。でも、今は営業さんが取ってきてくれた案件をやるのでプレゼンの機会が減りましたし、お客様への提案資料作りなんかもなくなったので、そこはちょっと違和感がありつつも、目の前のやるべきことに集中できる状況がすごくありがたいなと思いながら仕事をしています。 その分、案件が始まってからはお客様が置かれている立場とか、どういうことを気にしているかが会話の端々から読み取れる分、空気の読み方や、お客様が何を考えているかを理解することに集中できる点が違うなと感じています。前はものすごいスピードで提案して、悩みながら空気を読んだりといったことを同時にやることが非常に多かったので、今はお客様の立場になっていろんな事を考えて、それを自分の中に落とし込むことに集中できる状態ですね。 ユーザー企業でエンジニアをやっていた経験があるから、その立場で考えられることは自分の武器なのかなと思っています。
サーバーワークスのいいところとは?
社内政治みたいなものって、どこの会社でもあるのかなと思っていたのですが、サーバーワークスを見るとそういったものがほとんどないですね。 みんなが自分のやるべき仕事に100%コミットしたいという姿勢。そういう思いの人が非常に多いのがとても良いなと思ってます。 以前、自分がそういう社内政治とかに対して嫌悪感を持ったことがあったので、自分にとっては理想の会社かなと思っています。 あとは年齢・社歴に関係なく、教えを乞うことが素直にできて、かつ他のみんなはちゃんと教えてくれる。 当然、私が新卒2年目や3年目の若いエンジニアに「ちょっとこれが分からないから教えてもらえないかな?」と言う時も、それを誰も嫌がらない。 こういうところはものすごくいいなと感じています。
これからやってみたいことは?
自分と同じ年代のエンジニアの方だと、技術もやりたい、けどマネジメントを求められればしっかりやりたいです、という方も多くいると思いますが、サーバーワークスの場合は両方ちゃんとできる必要があるかなと思っています。 当然、組織に対しての貢献も必要ですし、お客様とのフロントに立ってプロジェクトのマネジメントもしっかりできないと、年次が上がっていくにつれて辛い。でも、手も動かせないといけないです、と。 ちょっと欲張りなのかもしれないですけど、AWS専業のSIerとしてフルスタックで成長していきたいなと思っています。当然、欲張りすぎてもしょうがないので、できないことはできないですが、できる限り自分の可能性はつぶさずにできることをしっかりと伸ばしていきたいと思います。