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株式会社ドクターネット

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • サービス系
  • その他

「いつでもどこでも、高品質な画像診断を。」遠隔画像診断で医療の未来を拓くリーディングカンパニー

上場
自社サービス製品あり
シェアトップクラス
グローバルに活動
残業少なめ

企業について

ドクターネットは「遠隔医療画像サービス」において、トップクラスのシェアを誇るリーディングカンパニーです。

遠隔画像診断サービスとは、医療機関で撮影されたCTやMRIなどの医療画像を、システムを介して病院外・遠隔地から画像診断専門医が診断を行うことを可能にしたシステムです。医療画像の中には判断が難しいものが多い一方、それらを判断するような放射線診断専門医が、日本国内において慢性的に不足しています。弊社の場合、全国の放射線診断専門医のうち、約1/6にあたる1,100人程度の放射線診断専門医と業務委託契約を結び、弊社サービスを介することで慢性的な人材不足の解消と、高品質な所見・レポートをお渡しすることが可能でございます。

また画像診断の精度はもとより、レポートを返却するスピードも極めて早く、24時間365日対応を実現した現在では、医療現場において欠かすことのできないインフラとなりつつあります。さらにはシステム(ネット)を介することにより、場所にとらわれずどのような医療機関、クリニックでも高品質なサービス提供を実現しております。

結果、遠隔読影市場においてのシェアは1位となり、リーディングカンパニーとして市場の牽引をし続けております。今後はリーディングカンパニーとして培ってきたナレッジをもとに、海外市場への展開やAIを用いた先進技術の取入れなどを実現させ、医療領域のさらなる発展へ貢献してまいります。

「エンジニアの技術によって、改善できることは無数にあります」
代表取締役社長の長谷川雅子氏は語る。

2017年に社長に就任した長谷川氏は、新卒でボストンコンサルティンググループに入社し、エンターテイメント・アパレル・重工業・電力・官公庁など幅広い業界を担当するも、医療分野はまったくの異業種だった。

「この会社に入って実感したのは、医療分野はまだまだ改善の余地がいくらでもあるということ。ニッチな領域なだけに、外部からの目にあまりさらされておらず、まだまだ進化していく可能性が大変高い。むしろ異業種にいる人にこそ、やりがいのある分野かもしれません」

同社と提携する「放射線診断専門医」は、日々、大量の画像データを読み解いていく。

この読影の精度やスピードをもっと上げることはできないだろうか。

1つの症例に20分かかっている読影時間が、もし10分に短縮されるなら、、、

同じ時間で2倍の症例を診ることができるようになる。

それだけ、救える命が増える可能性が出てくる。

たとえば、専門医が画像診断に使っているシステムのUIを改善するだけで読み取り速度が劇的に増すかもしれない・・・

改善のヒントは、至るところに転がっている。

長谷川氏は、組織の改革にも取り組んだ。体制や評価制度を見直すことで、自分で考え、責任をもって最後まで行動できる人が評価される社風へと変化した。

「求めているのは、自分でボールを持ち、周囲とコミュニケーションを取りながらゴールまでたどり着ける人。指示を待つのではなく、主体的に動ける人を積極的に採用したいと考えています」

評価制度の改革において、評価項目と評価プロセスを明確化。全社員が同じ指標で評価されるようになり、上司の主観的な判断だけで評価が決まることがなくなった。

社長・役員は、査定の時期になると、約1週間かけて社員全員の評価項目に目を通す。

2021年末に胸部X線肺炎検出AIエンジン(COVID-19)の薬事承認を取得(国内初)、AIエンジンの開発や海外事業、既存システムなど、新たな取り組みが目白押し。同社では、これらの新規事業を率先してドライブさせていける開発リーダーを強く求めている。

「弊社が取り組むのは遠隔画像診断のみならず、医療施設と専門医をつなぐ“医療のクラウドソーシング”ビジネスであり、SaaSであり、ビッグデータを扱うAI事業でもあります。これらの技術力を伸ばしたいエンジニアにとっては、非常に挑戦しがいのある環境だと思います」

そう語るのは、システム部の部長だ。

もともとITコンサルタント出身の彼は、事業の社会的意義やポテンシャルに大いに魅力を感じ参画することを決めた。

事業拡大に合わせ、2019年春に大阪事業所・宇都宮事業所をフルリニューアルオープン。本社オフィスも、2020年に拡大・リニューアルオープンした。現在エンジニアの採用を積極的に進めていることもあり、座席数は以前の2倍を確保した。

最後に、ドクターネットの未来について長谷川氏に伺うと、こんな言葉が返ってきた。

「今から10年経った時に、さらにその先の10年が思い描けている会社でありたい。そのためにも、今のうちから未来への打ち手を次々と講じていく必要があります。弊社は遠隔画像診断においてすでに長い実績があり、おかげさまで医療の現場にしっかりと根付いたサービスになっており、そこは誇りに思います。しかし、そこに安住していては未来は描けません。

全員が一丸となり、責任感とスピード感をもって新たな事業を創造していく必要があります。そこに共感して一緒に走ってくれる人、未来を描ける人を強く求めています」

● 取材を終えて
今回の取材を通して、ドクターネットのサービスが医療の現場に深く根付いていることに驚いた。全く知らない世界だった。

オンラインで完結するのではなく、リアルの世界にコミットし、多くの人々に必要とされるサービスであることを日々実感できるのは、何ものにも代え難いだろう。

それでいてベンチャーのような気概を持ち、AIなど最先端の技術に果敢に挑戦できる環境は、希少ではないだろうか。これまで自分が培ってきた知識や経験、技術力を活かしより多くの人々の豊かな人生に貢献したいと感じているエンジニアにこそ、ぜひ扉を叩いてほしい。

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インタビュー

株式会社ドクターネットのインタビュー写真
システム統括部 システム開発グループ N.M

── まず最初に、今やっているお仕事についてお聞きします。そもそも「遠隔画像診断」って何なんですか?

よく病院でCTやMRをとったり、健康診断で胸部のレントゲン写真とかを撮ることがありますよね。あれって、大きな病院であれば放射線科の先生がいらっしゃるんですけど、小さな病院や診療所ではこうした写真を読める先生がいるとは限らないんです。そもそも放射線科の医師というのが、日本では数少ない存在なんです。

そこで、画像を読める医師がいない医療施設が、弊社ドクターネットに「この画像を読んで欲しい」という依頼をします。その画像を、弊社が契約している放射線科の先生にお送りして、病気の有無や可能性を診断レポートとしてまとめていただきます。それを医療施設にお返しすると... 続きを読む

社員の声

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企業情報

会社名

株式会社ドクターネット

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

サービス系 > 医療・福祉・介護サービス

その他 > その他業界

企業の特徴
上場、自社サービス製品あり、シェアトップクラス、グローバルに活動、残業少なめ
資本金

1億円

売上(3年分)

2022350.4億円

2021344.4億円

2020340.6億円

設立年月

1995年01月

代表者氏名

長谷川 雅子

事業内容

遠隔読影マッチングサービス事業
遠隔読影インフラ事業
医用システム販売事業
人材紹介サービス事業(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-309985)

株式公開(証券取引所)

東証プライム

主要株主

株式会社JMDC

従業員数

144人

平均年齢

38歳

本社住所

東京都港区芝大門2丁目5-5 住友芝大門ビル8階

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