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株式会社オープングルーヴ

  • IT/Web・通信・インターネット系

独自のサービスで“クラウド時代のつくる情熱を支える企業”を目指す

企業について

“クラウド”と“Web”に特化し、ソフトウェア開発のあり方を改善するためのサービスの提供を通じて、“クラウド時代のつくる情熱を支える企業”を目指している、株式会社オープングルーヴ。そのサービスは、目下次の2つがある。
①クラウド型BTS/バージョン管理サービス「tracpath」
②クラウドソリューションサービス
「tracpath」は、主にソフトウェア開発プロジェクト向けの自社オリジナルBTS(バグトラッキングシステム)およびバージョン管理サービスで、シンプルな機能をクラウド環境(Amazon EC2)で提供することにより、ユーザーは低コストで利用できるというメリットがある。かつ、セキュリティに厳しいエンタープライズ向けの開発プロジェクトに利用できるよう、SSL(暗号化)やIP制限機能、機能ごとに設定可能な権限管理などセキュアな環境を確保している点も特長的だ。
導入先としては、SIerに止まらず、メーカーや建設・サービス、大学などにも広がっている。例えば、一眼レフカメラ用交換レンズメーカーの株式会社シグマでは、クラウドのメリットを活かし、海外の開発子会社と本社でプロジェクトを安全かつ円滑に運営管理する目的で導入された。また、東京工業大学には、「先導的ITスペシャリスト人材育成推進プログラム」において大学院生向けのソフトウェア開発プロセスの講義に用いるという目的で導入されている。
「最近は、様々なゲームや遊技機の開発プロジェクトへの導入が増えています」と代表取締役の昌子正俊氏は言う。
クラウドソリューションサービスは、システム開発だけでなく、開発したシステムの運用フェーズに至るまで、その業務効率化を支援する環境をクラウド上で提供するというものだ。例えば、24時間365日更新され続けるシステムの改修→テスト→リリース→改修というサイクルにおいて、できるだけ人手を介さず、確実かつ安全、効率的に行える自動化機能を組み込んだプラットフォームを提供している。「tracpath」はその一つのツールでもあるが、そのほかクラウド環境や仮想環境のサーバーとサービスをインターネット経由で監視できる統合監視サービスの「Luna24」なども用意している。さらに、外部ツールと柔軟に連携する機能も擁しているので、「Slack」などのコラボレーションツールを組み込み、開発や運用プロジェクトをよりスムーズに運営させていける環境を提供できる。

2004年に同社を創業した昌子氏は、学生時代からシステム開発会社の起業を志向。実力をつけるためにSIerでエンジニアとして経験を積み、まずはフリーランスとして独立する。1年ほど活動した後に、SIer時代の仲間とともに同社を設立した。
「tracpath」は、その創業仲間がオープンソースで開発し個人的に使っていたものを、昌子氏とともにエンタープライズ利用できるようバージョンアップし、設立の翌年にリリースする。
「プライベートで使っていたものでしたが、これはなかなか使えると自己評価し、パッケージ化したものです。
以降、1〜2年に1製品くらいのペースでリリースを続け、現在に至っている。

今後追求していく事業コンセプトは、“クラウド時代のつくる情熱を支える”。昌子氏は次のように説明する。
「ネット企業やソーシャルサービスを提供する企業では当たり前のように導入されている効率化ツールやクラウドサービスが、旧来のエンタープライズ系のシステム開発現場ではまだ利用されていないのが現状です。こうした現場では、安定性や学習コスト、継続性が重視されるので、むしろ昔からの“枯れた技術”を利用することがよいとされているためです。しかし、本当にそうなのか。私たちはそこに疑問を持ち、エンタープライズ系で重視されるセキュリティ性や安定性はそのままに、より効率的な開発・運営ができる最適な方法論をサービスとして提供します。そうしてシステム開発・運営を担うエンジニアの情熱を側面支援することを通じて、社会に貢献していきたいと考えています」

具体的なテーマとしては、“自動化”“チーム開発”“継続的インテグレーション/デリバリー”を挙げている。
まず“自動化”は、エンジニアが開発したシステムのテストや規約チェックを自動化し、人手を介さずリリース直前まで持っていく機能。「少ない人数でも一定の品質を保った製品をリリースできるようにする」と昌子氏。社会的にシステムエンジニアが不足している今、その省力機能は社会的貢献度が高いといえるだろう。
“チーム開発”は、「Slack」や「LINE」など既存のコミュニケーションツールと連携することで、Webデザイナーなどソースコードをチェックする必要のないプロジェクトメンバーとも一元的にコミュニケーションできる環境を構築するものだ。
「クラウドのメリットを活かして、増加する一方のオフショア開発における現地プログラマーと国内のブリッジSE、発注者がソースコードを共有・管理するといったこともたやすくなります」(昌子氏)

“継続的インテグレーション/デリバリー”は、開発したシステムを中長期的に運用していく上でライフサイクルをPDCA的に回していくツール群を提供するというもの。
「サービスをストップさせず自動的・機動的にバージョンアップを続けられるようにすることで、システムやサービスをより有効なものにできます」と昌子氏は力説する。
こうした方向に則してサービス開発を手がけるエンジニアを、同社は求めているのだ。

自社の開発環境の充実にも力を入れている。マシンは常に最新のものを導入し、デュアルディスプレイも採用。
「必要なものは惜しまず購入します。就業時間内の社外の勉強会やイベントも、納期に影響しない限りは参加を奨励しています」と昌子氏。
2016年2月現在、同社のメンバーは6名で、常時4名程度のフリーランスのエンジニアがプロジェクトの状況に応じて加わっている。同社に集うメンバーには、IPA(情報処理推進機構)が運営する「未踏事業」に参加するエンジニアや、オープンソースのカンファレンスにパネラーとして招かれるエンジニアもいる。
「既存の枠に収まることのできなかった“個性の強い”メンバーがそこを飛び出して集っています(笑)。技術力は高いメンバーが多く、刺激的な環境であることは間違いないと思います」と昌子氏。したがって、そうしたメンバーと対等にコミュニケーションできるだけのしっかりした考え方なり技術力を持った人が求められるだろう。
一方で、同社のスタンスは、あくまでも“システム開発者を支える”という裏方的なもの。ゲームクリエイターのような華々しい世界ではなく、あえていえば基礎研究に地道に取り組むような世界といえる。
「しかし、そうした地道に取り組んだことができてこそ、初めて世の中に役立つ最終製品を世に送り出すことができるのです。その点は理解しておいていただきたいと思います」
基礎的なサービスであればあるほど、その恩恵を受ける人は広がることになる。真に社会の役に立つサービスを手がけたい人は、注目すべき企業といえるだろう。

企業情報

会社名

株式会社オープングルーヴ

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

資本金

1,000万円

代表者氏名

代表取締役 昌子正俊

事業内容

1. クラウド型バグ管理/バージョン管理サービス「tracpath(トラックパス)」
2. クラウドソリューションサービス

株式公開(証券取引所)

従業員数

8人

本社住所

東京都千代田区岩本町2-11-3 第八東誠ビル 7F

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