株式会社電縁

電縁の主力事業は、SI事業です。2000年の設立以来、通信や金融（生保）、広告、サービス、公共など、多様な分野において、大規模な基幹系システムから身近なネットサービスまで、数多くの実績を上げてきました。
中でも、通信系システムには強く、大手通信キャリア向けの請求統合システムやアドレス帳バックアップシステムなど、ユーザーとクライアントの双方から満足と好評価を得ることに成功しています。

現場でお客様と接しているメンバーたちの豊富な業務知識や専門性の高さと、そこから生まれる成果が信頼に結びつき、お客様のほうから『次もお願いするよ』『こんな案件もあるけれど、どう？』などと声をかけていただける好循環が出来ています。

また、当社は親会社であるSBテクノロジー株式会社の戦略的パートナーとして立ち位置を確保していますので、案件の数や種類が豊富にあり、本当の最上流(企画・提案)から携わることが出来ます。
1人1人の経験や希望に応じて、設計・開発・テスト・運用保守まで、幅広い業務を行うことが出来るため、チームでしっかり経験を積んで上流工程やマネジメントのポジションを目指していただけます。

電縁は、「受託だけに依存しない経営体制」へと進化するため、自社製品・サービスの開発も積極的に行っています。
自社開発の製品やサービスに注力するのは、SI事業に続くもう一つの柱をつくるという目的とともに、自社のアイデンティティを確立するという意図もあります。電縁とは、と聞かれたとき、何をしている会社かパッと答えられる“もの”をつくりたい。アイデンティティが確立できれば、SI事業にも良い影響が出るはずだと考えています。

≪ブロックチェーンを活用した「漁獲物トレーサビリティシステム」≫
これは漁獲物に漁獲証明を与え、水揚、加工、流通等の過程を追跡することのできるシステムです。
流通する商品に固有番号付の認証を与え、ブロックチェーンで管理することにより、正規流通品であることを証明することが出来ます。また、ブロックチェーンを同システムに使用することで、漁獲枠をトークン化することが容易になり、漁獲量管理の円滑化、密漁・産地偽装などの不正行為の検出の容易化を期待することが出来ます。

≪デジタルサイネージ×IoTによる「トイレIoTシステム」≫
これは無線で内蔵されているセンサーを使用して個室トイレのドアの開閉状況を判断し、空き情報を確認できるシステムです。
電源の確保や配線工事、サーバの設置や、インターネット接続などが不要なため、オフィスビルはもちろん、商業施設や大型アミューズメントパークなどの施設でもサービスの拡充に貢献出来ます。さらに、電縁が持つデジタルサイネージソリューションである「サイネージ・リレーション」との連携により、大型のディスプレイにてトイレの空き状況を確認できるシステムにしています。

（以下代表取締役　渡辺真生より）
電縁は「人のつながりを大事に。暮らしをもっと便利に。」をミッションとして掲げています。
「人の役に立つ」という指向や「人とのつながりや顧客志向を大事にする文化」を大切にしていきたいという社員の想いが込められています。
社名の由来は、「電」は「IT」、「縁」は「つなげる」を意味しています。

その名の通り、私達が関わりのある様々な方々とのご縁を大切にしていきたいと常々思っております。
企業である以上、売上・利益を追求することは重要ですが、私たちが携わるITの仕事は様々な方々とのWin-Winな信頼関係無くしては成り立ちません。お客様、お客様のお客様は勿論のこと、パートナー企業の皆さん、従業員、従業員の家族、株主など、すべてのステークホルダーとの繋がりをご縁と捉え、それぞれの関係を大事にしていく考えです。
IT業界にドライなイメージを持つ方もいるかも知れませんが、システムは作るのも使うのも人です。人との「つながり」を大切にしていくことこそ企業の永続性にもつながると考えています。
ITの技術、知識という武器をしっかりと身に付けた上で、それらを正しく使って人々の役に立てることができる人。そういう方が今後活躍していくと思いますし、そんな方に入社して頂き一緒に働きたいと考えています。