代表取締役　小林大輔

起業前の経歴や創業時の想いを教えてください

大学卒業後、新卒で1部上場の大企業に入りました。デジタル広告や制作の営業職を4年間経験し、のちにプランニング部門に異動して、3年ほど広告運用チームのマネージャを担当しました。その後に独立し現在に至る。といった感じです。 プランニング部門にいた際は、いわゆる”炎上案件”といわれる案件に集中的に取り組むことをミッションとしたチームのマネージャを任されており、なかなか難しい案件ばかりをやっていました。この頃の辛い経験が今の会社づくりに生きているなぁと日々感じています。 創業当初は組織を大きくスケールさせるというよりも、高いレベルのサービスを提供したいという思いではじめました。会社員でいた時代に「もっとこうしたら、、ああしたら、高い品質のサービスを提供できるのに。もっと広告効果が上がるのに」と日々感じていましたから、それを実現させようという気持ちで創業しています。今でも気持ちは変わりませんが、創業当初と比べると会社としての成長フェーズが変わってきていることもあり、更にサービスのレベルを上げるにはスケールさせることが必要なフェーズに来ていると感じています。

社長様にとって仕事とは何ですか

成長の機会をつくる場だと思っています。 成長というと、多くの人は「スキルアップ」や「キャリアアップ」を思い浮かべるでしょう。私の考える成長というのは、個人のスキルにとどまらず、従業員の生活の水準、広告主のビジネス、法人としての我々の組織、人間性など、さまざまな側面における成長があると考えています。 さらにそれぞれの成長は関連し合っていますよね？例えば従業員のスキルが向上すると、提供するサービスの品質が向上し、広告主のビジネスを成長させることにつながります。従業員の生活水準が上がれば、その従業員のご家族や恋人の幸福も向上するのではないでしょうか。 また、我々の組織そのものが成長すれば、より多くの顧客のビジネスを成長させることができ、雇用や支払う税額が増え、社会に貢献することができます。われわれが仕事を通じて成長していくことは、お仕事上のお付き合いがある人たちだけではなくて、自分の周囲の人間や社会全体の成長にも貢献することにつながると考えています。

趣味は何ですか。趣味について語ってください

読書、筋トレ、ゴルフ、ビールが趣味です。 読書については特定の分野に限らず、小説もビジネス書も専門書も実用書もなんでもKindleで読みまくるタイプです。 例えば最近読んで面白かった小説は森博嗣さんのSFシリーズです。極限まで人間に近づいた人工知能を想定した時の社会の在り方や人間の反応。また、その境目はどこにあるのか。といったことを考えさせられる小説でなかなか読み応えがありました。 また、ここ最近習慣化しているものとしては筋トレです。これはもう世界中の人がやればいいのにと思うくらい本当に良い！体は強くなるし、健康になるし、仕事の集中力も続くようになるし、気持ちが前向きになる！　みんなそれぞれいろんな悩みをもっているかと思うのだけれど、その解決策は筋トレかもしれないよ！

社員にはどう成長して欲しいですか。社員に対する想いを語ってください

自身の力で結果が出せる運用型広告のプロフェッショナルに育ってほしいと考えています。 これは、ただ単にいま目の前の仕事をこなすことができる。ということではないです。できるかどうかわからない不確実性の高い「結果」に対して、課題を抽出し、対策を考え、実行し続けることで結果を出すことができる人です。また、日々最新の情報を収集し続け、トレーニングを怠らない。ということも重要な要素となるでしょう。与えられた条件、環境が悪いこともあるかもしれませんが、そういった不利な状況でもベターな最適解を実行できる。ということです。例えばイチロー選手が、天候や体調や自身のモチベーションを結果が出なかった時の言い訳として使ったことを聞いたことがありますか？どんな時でも置かれた環境に応じて適切なプレーを選択できますよね。 プロであるとはそういうことなのです。 もちろん我々の仕事はアスリートのように限られた一部の人しかできない仕事ではなく、トレーニングと経験を積むことで誰でもできる仕事です。そのため、われわれは広告運用が未経験の方を積極的に採用しています。加えて、前職の経験等によって成長のスピードも人それぞれですが、それらについてはトレーニングによって解決可能ですから、スキル面でのハードルはさほど高くないのかもしれません。しかし、プロとしての意識を持ち続けることは意外と難しいことであるように思っています。 そのため、会社としてはできる限りのバックアップをしながらも、個人がプロフェッショナルとして成長し、活躍できる場をつくっていきたいと考えています。