まずは、エコーズ株式会社のご紹介をお願いします。
エコーズは「マンガで未来を面白くする会社」を目指して、2012年に設立されました。 現在は、1週間で250作品以上の漫画が投稿されるマンガ投稿サービス「マンガハック」という自社サービス事業の運営をメインで行っています。マンガハックの利用者数は月間30万人、累計作品数は5,500作品以上で、マンガハックがきっかけで大手出版社からプロデビューした実績も多数出てきています。 2016年末には、TSUTAYAを運営するCCCグループが主催のピッチコンテスト「T-VENTURE PROGRAM」にて、200社近くの応募企業の中からTSUTAYA賞を受賞!今後は、TSUTAYAグループと事業提携も行い、インターネットだけでなくリアル書店へのサービス展開も行っていく、事業拡大フェーズにいます。
創業時のエピソードをお話しください。
何をやるかが決まっている、明確なビジネスモデルがあるから起業する。それが当たり前だと思いますが、エコーズを創業した時はビジネスモデルが無く、「マンガで未来を面白くする」という情熱だけでスタートした創業でした。 創業時はお金がないとはよく言いますが、僕らほどお金がなくて起業したベンチャーは中々いないのではないかと思います。エコーズは資本金20万円(準備金含まず)でした。お金が無いので、当然オフィスを借りることもできず、先輩ベンチャー経営者に無理を言って、その会社内に1畳半ほどのスペースを家賃2万円という超激安な金額で間借りするところからスタートしました。その為、お金に関してはものすごくシビアに細かく、毎週管理していったため、その経験や仕組みは今でも大きな財産になっています。
そんな中、どのようにしてマンガハックは生まれたのですか?
売り上げが立ち始めてきたものの、肝心の自社サービスについては創業後もすぐには決まらず、議論を重ね続けました。自分たちだからこそできる事業はないか?大手がまだ手を出していない分野はないか?やり方を変えて新しい価値を提供できる方法はないか? そんなことを考え続けていく中で、当時個人的にハマっていたWEBマンガというジャンルに可能性を見出し、最初はWEBマンガの紹介サイトをスタートしました。初めて数週間でかなりのアクセスを集めることができ「これは思ったよりニーズがあるのではないか?」と手応えを実感しました。しかし、紹介サイトという構造上、各サイトへのリンクを貼るだけのサービスになってしまい、そこから次の展開や事業化は難しいと判断し、早期にピボットを決意しました。 その中で、WEBマンガを発表している人は多いものの、マンガを投稿しやすく、読者が読みやすいサービスが殆ど存在していないことに気づき、使いやすく・読みやすいマンガの投稿サービス「マンガハック」が誕生しました。
どうようにして現在のサービス規模まで成長できたのですか?
マンガハックをリリースしたのは2013年10月ですが、当時はまだ漫画専門の投稿サービスがなく、ブログなどでマンガを公開している作家さんが大半でした。 そんな中、電子書籍やスマートフォンの台頭によって、漫画業界もここ数年で急速にデジタルシフトが加速したものの、描き手である漫画家さんが使いやすいサービスは出てきませんでした。 マンガハックが急成長してきたのは、そんなデジタル上で活躍する漫画家さんたちが使いやすく・管理しやすい仕組みをテクノロジーで作り上げた事にあります。 複雑な漫画投稿を、簡単に便利に使えるUI・UXを追求し、長期連載の作品から、複数の作品を連載している漫画家さんまで、幅広い漫画投稿ニーズに対応してきました。 また、カスタマーサポートにも力を入れ、ユーザーの声を開発に活かしながら改善を積み重ねていくことで、プロ・アマ問わず、多くの漫画家さんから支持を集められたことも大きな要因の一つだと考えています。 今後は、マンガハックのアプリリニューアルや関連サービスもリリースし、よりサービスを成長させていきます。また、自社オリジナルの漫画出版事業も行っていくことで、「ネット発の漫画家さんが一番活躍できる」唯一無二のマンガサービスを目指していきます!!
最後に応募者の方へのメッセージをお願いします。
エコーズは、過去のスキルや漫画業界の知識・経験ではなく、カルチャーへの共感を何よりも重要視しています。 今年は、0⇒1フェーズから次のフェーズへと移り変わるタイミングで、中々経験の出来ない非常に面白いタイミングだと思っています!新しいことに挑戦していくステージだからこそ、会社としてはメンバー1人1人が納得感を持ち、主体的に仕事を進められる環境づくりを心がけています。 「誰かに言われた仕事」ばかりしていることに危機感を感じている人。 自分の仕事がダイレクトに事業の成長に繋がる経験をしたい人。 もっと成長したいと思っていても何をやるべきかを悩んでいる人。 まだ10人未満のベンチャー企業ではありますが、そんな想いを持ったあなたが、たくさんチャレンジして成長できる環境を用意しています。ぜひ一度オフィスに遊びに来てください。堅苦しい感じではなく、まずはお互いを知るための機会にできればと思います。 ご応募お待ちしています!