株式会社ＫＹＯＳＯ

株式会社ＫＹＯＳＯは、システム運用・システム開発を中心に、総合的なITサービスを提供する会社です。事業内容は、コンサルティング、インフラ構築・運用・保守、アプリケーション開発・保守・運用、サービスデスクなど。京都に本社を置き、東京オフィス、名古屋オフィス、大阪オフィスの4拠点体制で、関西、関東、中部で幅広く事業を展開しています。

前身は1957年設立の京都装飾株式会社で、電動の玩具や電子制御装飾品の製造・輸出を行っていました。1973年に株式会社京装コンピューターを京都に設立し、独立系の総合情報処理サービス会社として、大型計算機のシステム開発から運用・保守まで受注。2018年には設立45年を迎え、それを機に商号を株式会社ＫＹＯＳＯに変更しました。会社設立以来の無借金経営を継続しています。自己資本比率は90％を超え、強固な財政基盤が特徴であり強みでもあります。

ITという言葉が世の中に定着するはるか前から総合的な情報処理サービスを提供し、顧客のシステム課題を解決することを使命としてきた同社。取引先は京都に本社を置く大手企業や大手ベンダーが多く、20年以上の付き合いがある取引先も多いです。顧客の要求を満たすカスタマイズした体制を整え、ITシステムの構築から運用まで幅広く支援。近年は、首都圏や中部圏での取引先も増えています。また、ＫＹＯＳＯ独自の価値として無形で見えにくいものを可視化（見える化）するサービス開発、IoT事業にも力を入れています。

当社は、「人」だからできる、ＫＹＯＳＯだからできるサービスを追求し、システム運用や開発によりノウハウやナレッジを培ってきました。さらに、顧客要求や社会環境の変化を察知し、法令や標準の規格に柔軟に対応するほか、技術力だけでなくヒューマンスキルなど「人」に求められるものを磨き、サービスの形を絶えず変化させてきました。また資格取得奨励金に加えて、技術評価手当を導入。価値の高いスキル・経験を公正に評価し、手当を支給しています。

取引関係が長期にわたる取引先が多く、顧客のシステム環境を熟知した事業を展開する同社。その強みを活かし、単なるITサービスの枠を超え、顧客の経営にまで踏み込んだ提案や、見える化、IoTといった新事業まで、幅広くサービスを提供しています。業務分野はメーカーを中心に金融、自動車、学校、医療関連など幅広く、同社が手掛けるサービスの一部をご紹介します。

■ソリューションサービス（コンサルティング、企画・設計、インフラ構築・保守、アプリケーション開発・保守など）
受託開発が多数を占める。また、常駐型の運用から、プロジェクト請負型のサービスに切り替えつつあります。
パッケージソリューションや自動化推進のお手伝いも。

■IT経営支援サービス
（1） IT戦略策定支援サービス…経営や業務にITを融合させ、ビジネスにどう組み込み活用していくか、経営方針・戦略に基づいたIT戦略の策定を支援しています。
（2） プロジェクト・マネジメント支援/代行サービス
（3） ITシステム調達支援サービス…効果的・効率的に業者の選定を行えるよう、目的や要求を整理し、提案依頼書として取りまとめる支援を行っています。
（4） 見える化サービス…IT経営の第一歩となる「見える化」の実現を、ITシステムと業務設計の側面から支援しています。

■IoT.Kyoto
AWS DynamoDBに保存したストリームデータを、リアルタイムでグラフ化するサービス。ネット接続できるIoTデバイスがあれば利用可能で、例として産業用ロボットの稼働状況や消費電力の変化、トライアスロン大会での温度、湿度、UV、水温などを表示するサービスを手掛けています。

その他、AWSインテグレーションサービスや、アプリケーション運用、インフラ運用、サービスデスク業務といったビジネスプロセスアウトソーシング業務も展開しています。

2024年現在の社員数は513名で、女性の比率は全体の約20％。社長をはじめ、女性管理職・リーダーが多数活躍している事でもわかるように、育児休業の利用実績も多く、個人の生活設計やライフイベントに合わせた働き方をバックアップしています。社内では、新入社員でも上司や管理職と「さん」づけで呼び合い、上司・部下、先輩・後輩の距離感はとても近い。残業は全社平均で約13時間/月、有休消化率は76.5％。

コロナ禍が落ち着き、鴨川のクリーンハイク参加や社員のお子さんと一緒に夏休み工作イベントの実施したり、琵琶湖のミシガンクルーズや京都御所見学ツアーなどご家族も参加できる社内イベントを実施しています。