学校法人 電子学園　日本電子専門学校

学校法人電子学園は、東京の新宿、大久保エリアにある工業系専門学校「日本電子専門学校」を運営している学校法人だ。
教育理念「国際社会に貢献できる感性豊かなスペシャリストを育成する」に基づき、専門性の高い教育を実践。2014年度から新たにスタートした文部科学大臣認定「職業実践専門課程」の設置や、第三者評価機構（特定非営利活動法人私立専門学校等評価研究機構）からの高い評価など、信頼性のある教育を提供していることでも知られる。
学生一人ひとりを尊重した教育を行い、時代の先を見据えた先進的教育を学習システムとして展開。1951年の創立以来、70年の歴史の中で11万人を超える卒業生を産業界に輩出してきた。

エンジニアやクリエイターの育成を目的に、昼間部20学科（CG/映像分野3学科、ゲーム分野3学科、アニメ分野2学科、デザイン分野1学科、AI分野1学科、Web・モバイル分野2学科、情報処理分野4学科、ネットワーク・セキュリティ分野1学科、電気・電子3学科）、夜間部4学科を運営。日本に約3000校の専門学校があるといわれており、1校あたり学生数の平均は約200名といわれる中、日本電子専門学校には約3000名の学生が在籍し、専門的技術な技術と知識、社会人としての基礎力を養っている。

特徴的な取り組みとして、一般企業との産学連携により社会で通用する実践的な教育を展開していることが挙げられる。「東京ゲームショウ」（主催：コンピュータエンターテインメント協会）に22年連続で学生作品を出展するなど、学生のうちから積極的に産業界に関わりを持てる環境を築いている。このような実践的な教育活動を行うことで、企業が求めるクリエイティブな人材を育成できるのだ。教員自身、学生たちの自由な発想やアイデアに驚かされることも多く、日々大きな刺激を受けることができる。また、学生の成長を間近で見て感じられることも教員の魅力だ。これまでに培ってきた経験や知識を活かして、未来のクリエイター&エンジニアを育てていくという“やりがい“を得ることができるだろう。

日本電子専門学校では、先進的な「職業教育」と「キャリア教育」により世界に貢献する人材を育成している。「職業教育」では、長年の教育ノウハウを集積した「オリジナル教材」や、実際の現場と同等レベルの「プロ仕様の実習環境」、企業と連携した「産学共同開発カリキュラム」などにより、実践的な高い専門性が身につく。実際の現場を体験できるインターンシップ、有名クリエイターによる指導や講演など、学内外における多彩な取り組みにも積極的だ。シスコシステムズの日本法人などと連携した教育プログラムもあり、認定教育機関として、実践的な技術と資格取得に効果的なハイレベルな授業を展開している。

「キャリア教育」では、学園生活を通してグループワークや各種プロジェクトなどアクティブラーニング（能動的学習）の機会を豊富に設け、企業が求めるコミュニケーション能力や課題対応能力といった、社会人としての人間性を養っている。

同校の教育を支えているのは、的確に時代のニーズを捉え、教育に反映させる先取の精神だ。2018年4月にはAIシステム科を新設するほか、同法人では2020年4月にiU情報経営イノベーション専門職大学を開学するなど、時代に即した教育に取り組んでいる。また、キャリアセンターを設置することで、学生の入学から卒業まで、学校全体でバックアップできる体制を構築。

もう一つ、日本電子専門学校の特色として欠かせないのが、グローバル化への対応である。現在、日本の先端技術を学びたい海外の学生が、同校を留学先として選ぶケースが増えているという。実際に、学生全体の2割弱が中国・韓国を中心とした東アジア圏からの留学生となっており、日本の高い技術やコンテンツを学ぶために来日している。今後も海外の優秀な留学生を積極的に受け入れ、世界に通用するスペシャリストを輩出することで、教育理念である「国際社会に貢献できる感性豊かなスペシャリストを育成する」を実践していく考えだ。

2021年3月時点の教職員数は約350名（非常勤講師を含む）で、平均年齢は44歳、男女比は男性：女性＝8：2の比率である。学科長や課長といった役職に就いている女性も複数名おり、産休・育休の取得実績もあり、復帰率は100％で現在育休中の方も在籍している。採用においてはほとんどの方が中途採用となっており、中途採用でもハンデの無い職場環境となっている。直近の入社3年未満の定着率は95％と非常に高いのが特徴である。

残業については、部署や学科により異なるが月平均で20時間程度。1日平均にすると1時間もない。入職してしばらくは先輩教員のアシスタント業務に就き、半年から1年後を目安に約40名のクラス担任を任せる方針となっており、充実した学内研修やOJT、外部研修があるため教員免許がなくても安心な環境だ。専任教員として担任を受け持った後はキャリアパスとして、パソコンなどの設備管理や実習室責任者を経験し、テクニカルチーフ、その後に学科長として学科の運営に携わっていただきたい。

そのほか、学生行事としては入学式や卒業式をはじめ、東京ドームで開催されるスポーツフェスティバルや、学園祭など各種イベントにも学生と一緒に参加することが可能となっている。

日本電子専門学校では職員一人ひとりが安心して長く活躍できる職場環境に力を入れており、土日祝休みの完全週休2日制に加え、夏季休暇・冬季休暇で各1週間の長期休暇や一般の会社には無い研修期間を取得することが可能。勤続年数25年以上のベテラン教員も数多く在籍し、安心して定年まで働ける職場だ。また、定年後も継続雇用として働くこともできる。これまでに採用されて活躍している人のキャリアとしては、前職でSEやプログラマー、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニア等のエンジニア職やＷｅｂデザイナー、ＣＧデザイナー、ゲームプログラマーなどのクリエイター職等多岐に渡る。人に教えるのが好きで教育に興味がある人、向上心を持って最新の技術を身につけたい人、何事も前向きに取り組める人にとって、毎日を充実して過ごすことができる場所だ。