AZPower 株式会社　　　　　　　　　　　 代表取締役 橋口 信平

橋口様のこれまでのキャリアを教えてください

小学校６年生からMSX２パソコンでプログラミングを開始し、家計簿ソフトを開発し母親にプレゼントし喜ばれたことが原体験となり、パソコンに興味を持ちました。その後、大学時代テニスコーチのアルバイト先でスクールのホームページや、ラケット販売サイトを大学のUNIXサーバー、データベースソフトを借用して構築などを行ったところ、スクール加入者増とラケット販売に寄与できたことから学生時代からITビジネスに着目していました。「商売をITで加速することができるのでは？」という観点で様々な商売を手掛ける大手総合商社に入社しました。 社内情報システム部を経て、Microsoft社のグループウェア、『Exchange2000』の大規模導入プロジェクト（ユーザーは国外含むグループ社員数万人、構築費用は十数億円の規模）に参画しました。次に、このノウハウを基に、『Exchange』の外販等を手掛ける社内ベンチャーを立ち上げ、Microsoft社とも業務提携してグループウェアのASP事業等を展開しています。その後、通信事業子会社へ出向し企業向け拠点間通信サービスの立ち上げ、販売チャネルの構築を行い同社の黒字化や、IoTの先駆けとなるデジタルサイネージのクラウドサービス、法人向けモバイルデバイスの管理・活用を行うMDMサービスの事業企画、開発、販売チャネル構築を事業責任者として担当しています。その後、「クラウドで世の中が変わるのでは？」と思い、以前から縁のあったMicrosoftクラウドのインテグレーターとなるAzurePower株式会社（当時）を設立し代表取締役社長に就任しました。

御社の特徴を教えてください。

弊社は、Microsoftクラウド（Azure／Microsoft365）を専業とするクラウドインテグレーターです。 現在、Microsoft社から6分野のGoldコンピテンシーパートナーに認定されており、さらにGoldコンピテンシーの上位資格で高度な専門性を有する企業を認証する『Advanced Specialization』も、インフラとアプリケーション開発の両分野で取得しており、強力なパートナーシップと共に、様々な分野に対応出来る特徴からマイクロソフトのパートナーからも特別な存在となっています。創業当時の2015年はパブリッククラウドと言えば「AWS」が先行していました。ただ、企業内で浸透しているMicrosoft製品に可能性があると思い、Microsoft製品に精通したメンバーが集まって創業しました。そのころから幾分、メンバーは変わりましたがその後に入社したメンバーも同様にプロフェッショナルで優れたエンジニアばかりです。インフラや認証系からPaaSを利用した開発まで様々な分野での第一人者ばかりです。それに加えて、Microsoftは年間2兆円を投資して、約2,000もの機能を新たに出しています。このITのアセットを活用して、お客様のビジネスを変革することを目的とした「コンサルタント集団」「技術集団」「実行集団」がAZPower と言えるのではと思っています。

AZPower で働く魅了は何ですか？

マイクロソフトのテクノロジーを資産、看板として活用し、当社のインテグレーション・開発能力でお客様のDX実現に向け時代にあったモダンで、スマートな提案が行え、お客様に「WAO！」と言ってもらえます。また、創業８年目のベンチャー企業です。大企業のような、出来上がった仕組みの中で、歯車として働くという意識は皆持っていません。会社の急成長（毎年１５０％成長を達成）とともに、様々なことにチャレンジし、社員が成長できる環境です。オフィス環境はてフルクラウドとなっています。そのため、出社は不要。リモートワーク、出社任意にチョイスでき、ワークライフバランス（仕事と生活の調和）が図りやすい環境です。また、顧客の98％がプライム（直販）案件。IT業界でSESや下請け案件で苦労した方には、是非チャレンジをして欲してエンドユーザー様に直接、当社の価値訴求が行って欲しいです。 その他にも、マイクロソフトクラウドに関する資格支援制度が充実しています。会社でのMicrosoft Certification Program（MCP) の取得が、お客様からの信頼、マイクロソフトパートナーとしての評価、営業・技術者のスキルアップ・報酬に直結するため重要なKPIの一つとして位置付けています。最後に、当社は人が資産であり、人に投資をしている会社です。営業利益の10％を社員にインセンティブとして還元しますし、その他、社内コミュニケーションを支援する、「社内ランチ・ディナー支援制度」や「ストックオプション制度」、「書籍購入支援制度」など、今後も会社の成長とともに社員へその果実を還元していく福利厚生制度を充実させていきたいと思ってます。

今後はどの様な企業を目指していますか？

マイクロソフトクラウドの専門店として、今後も下記３つの事業を中心に展開し当社のミッションである「クラウドに新しい我々なりの力（価値）をプラスしてお客様のビジネスを変革していきます。」を加速していきます。 ①お客様の環境をクラウドへ移行し、クラウドにマッチしたIT でのDX を進める、「Power Cloud Plus」事業 ②クラウドを活用した、新しいオンライン教育・スキリング環境を提供するための自社開発サービス「Power SKILL」事業 ③クラウドとネットとデバイスを融合させ、お客様のDX実現を提案していくためのIoTプラットフォーム「Power IoT Platform」 また、クラウドの世界はまだまだ、ホワイトスペースが沢山あります。 AIを活用した新事業や、カーボンニュートラルに向けた新事業など、クラウドを活用した新規事業について、今後出てくるMicrosoft新機軸、当社の価値にレバレッジをかけた　M&A、提携戦略を加速しクラウド業界における総合商社的なポジションを目指していきます。

最後に趣味をおしえてください

＜テニス＞ 時間があれば、テニスの練習をし、試合に出ています。 ＜クルーズ＞ 休日は、社内外のメンバーとクルーザーで東京湾クルーズや、釣り、海水浴を楽しんでいます。　 メンバーへ船舶免許取得も促していき、海をめぐる様々な冒険を共にしていける仲間を増やしていきたいと思っています。