株式会社リソラス

株式会社リソラスは、大規模Webサイトの運営・管理業務を主軸に、事業のIT活用におけるトータルサポートサービスを提供するITベンチャー企業だ。大型案件の受注を背景に、設計から開発、ローンチ後の運用支援に至るまでを総合的に統括する新規事業の開発メンバーを募る。
西麻布の本社オフィス内、もしくは状況によってリモート勤務の相談も可能。エンジニアの働きやすさを第一に考え、腰をすえて仕事に取り組める環境を整えていく。自身の培ってきた経験とスキルを存分に発揮し、高品質なWebシステム作りに注ぎ込もうという技術者を求めている。

創業者である役員と、現在代表取締役を務める鈴木 利章氏は、長年に渡り複数のIT企業を経営してきた人物。同社は2017年2月設立ながらも、豊富な経験と人脈を持つ経営陣のもと、安定した経営状態を保っている。

今回は既存事業である大規模Webサイトの運営・管理業務とは別に、クライアントの既存サービスのリニューアルと、新規サービスに関しての設計、開発、テストまでアプリケーション開発全般を請け負うこととなった。同社創業者はエンジニア出身だが、現状開発業務には携わっておらず社内に他エンジニアがいない。そのため、今回の新規事業への取り組みにあたっては外注も考えたという。しかし、「自社内でじっくり良いものを作り、クライアントに高品質な成果を提供したい」という思いから、新たな人員を募ることとなった。意見や希望を取り入れながら、機材などの開発環境を整えていく計画だ。

代表取締役社長・鈴木氏は、求める社員像について次のように語る。
「こういう人が良いというこだわりはありません。技術を極めていこうというスペシャリスト志向の方、経営や事業の方面に興味を持っている方、やることをきっちりやってしっかり休みたいというワークライフバランスを重視する方など、色々なタイプがいて良いと思っています」

大切なのはアウトプットで、クライアントが望むものをしっかりと提供していくこと。そのためには、エンジニアが焦らずじっくりと自分のペースで業務に集中できる環境が大切だと、鈴木氏は穏やかな口調で話した。

新規事業の開発初期メンバーであり、チーム立ち上がり当初は1～3名ほどの小規模でのスタートとなる。現在いる社員は20代の女性が中心。別業務を担当しているため、職場は同じながらも仕事内容はまったく異なる。代表鈴木氏も常時出社しているわけではないので、自己裁量と自己管理のもとで業務を進める形になる。

「自由な社風だとよく言われますが、社員が皆真面目できちんと仕事に取り組んでくれるので、管理するという感覚がないんですよ」組織に属するという感覚とは少し違うかもしれないと、鈴木氏は微笑んだ。

「もちろん社会保険や福利厚生など、会社としての制度は整っています。しかし、ミーティングも一切しませんし、年に一度の忘年会以外は業務時間外の飲み会もありません。それでも和気あいあいと楽しく仕事していますし、業務上でもし課題が生じたらSlackで共有して改善へ進めていくというスタイルを取っていて、ここまで特に問題なくきています」（鈴木氏）

個々人が自律しているゆえに、自由が成り立っている。その上で、効率を重視しながらも円滑なコミュニケーションが取られていて、社内には実にゆったりとした雰囲気が流れている。余裕あるスケジューリングと、業務がひとりに集中することがないような配慮を心がけているという。
「追われるように仕事をすることが良いとは、まったく思いません。プライベートが犠牲になりますし、心身をすり減らしてしまう。そんな職場環境には絶対にしたくないんです」（鈴木氏）

実際、社員には公私の区別をつけてメリハリよく働くことを推奨しており、19時の終業時間になると全員が一斉に退社して、残業は皆無だという。
「有給休暇の消化率も100％。複数人が同時期ということがない限りは、調整して好きな時に休んでもらっています」（鈴木氏）

社員に心地よく出来るだけ長く働いてもらいたい。その結果、お客様に良いものを届けたい。そのために出来る限り働きやすい環境を整えたい。これらの言葉が幾度も出たのが印象的だった。

西麻布にあるオフィス内は、洗練された調度品が配されており落ち着いた雰囲気。シンプルながらも高級感に溢れていて、ラグジュアリーホテルのラウンジにいるようだ。前面の窓からは六本木のオフィスビル群を望み、眼下には都心とは思えない豊かな緑が広がる。喧噪とは無縁の静けさで、業務に自然と集中できそうだ。

素晴らしいロケーションの本社オフィスだが、出社以外に望む働き方があるならば、出来る限りその形を採用したいという。
「新規事業の立ち上がりなのでフルリモートは難しいかもしれませんが、週に何日かはリモートの方が効率的ということならば、そういったかたちも検討します」（鈴木氏）

同社の話を聞いていると、「余裕」「落ち着き」「柔軟」。そのようなキーワードが湧き上がってくる。それを伝えると鈴木氏は、「それが良いのかそうじゃないのか私にはわかりません(笑) ただ、うちの雰囲気に合う、合わないというのはあると思うので、当社が気になった方には、とにかく一度見にきてほしいです」と語った。

面接というほど堅苦しい形でなく、普段着のままの気軽な訪問で構わない。とりあえず話を聞きたいということならば、どこかのカフェでお会いしてというかたちでも問題ない。一度では判断できないようなら、納得行くまで何度訪れてもいい。職場環境も仕事の内容も直接見て、話した方が伝わりやすいと鈴木氏は考えている。そのために、臨機応変な対応をしていくつもりだ。

「わかりづらい点が色々とあると思うので、まずはお会いして話をしましょう。オフィスを見にきてもらうだけでもいいですし、問い合わせだけでも結構です。気軽にカジュアルにご連絡ください」（鈴木氏）

培ってきた技術力を存分に発揮してほしいと、同社は新たな人材に大きな期待を寄せている。