株式会社NTTデータ・ビズインテグラル

当社、NTTデータ・ビズインテグラルは、ERPパッケージ『Biz∫（ビズインテグラル）』を開発・販売しているNTTデータグループで唯一のプレイヤー企業です。
競争の激しいERPパッケージ業界において『Biz∫』は親会社であるNTTデータと一体となり、順調に採用社数を増やし、設立10年を超え、導入社数が1,300社を超えるまでに成長しています。

当社は、NTTデータ・NTTデータイントラマートを中核に、日本を代表する業務アプリケーションをワークフロー・ソフトウェア開発基盤であるイントラマート上で連携(疎結合)する「日本企業に適合しやすい新たなERP」を目指して開発を進め、2009年に事業会社としてスタートしました。
当時、ERPは欧米のモノリシックな製品が主流でしたが、現在は業務毎に最適なシステム導入をする「ポストモダン」、さらに進化した「コンポーザブル」という流れに変わりつつあります。
多くの日本企業は、業務プロセスが標準化されている欧米と違い、現場での改善を積み重ねた業務プロセスにより差別化・品質向上を図る文化です。私たちは、日本企業には適材適所に導入できる疎結合型ERPが最適であると考えており、Biz∫はその考えに共感いただいた多くのお客様のビジネスを支えています。

＝＝＝
～選ばれる『純国産』のERP～

競合に比べると『Biz∫』の成長スピードは早く、大企業向け年間採用社数が、2017年、2018年と2年連続で国内2位、2019年国内1位となりました。
ERPマーケットにはSAP、オラクルといった欧米発の人気製品があります。もちろん素晴らしい製品であることは間違いないのですが、日本の商習慣には合わない部分があるのも事実です。実際の業務とパッケージの内容が合わず、多額のカスタマイズ費用がかかるといったこともよく聞きます。そんな中で、必ずしも欧米式である必要はなく、むしろ日本マーケットにあったERPパッケージの方が良いと考えるクライアントが増えているのです。
また、NTTデータグループが以前からEPRパッケージ『SCAW（スコー）』の開発経験を積み上げ、展開してきたことも『Biz∫』が選ばれる要因の一つとなっています。
会社としてはまだ10余年ですが、30年という長期に渡り、日本のマーケットに真摯に向き合い続けてきた人材を抱える当社では、豊富な経験とノウハウという強みが、会社、製品、人財の成長を下支えしています。

変化の激しい世の中だからこそ、お客様の業種・業態にあったシステムのあるべき姿を追求し、これからもお客様のビジネス価値の向上に寄与できるよう取り組んでいます。（代表取締役社長　田中宏治）

当社のビジネス形態は、パートナ企業を通じてサービス・ソリューションを提供するといった形を採用しています。
お客様との距離が遠い分、お客様向けイベントやパートナ企業向けイベントを通じて、様々なご要望、ご意見を頂戴し、永くご利用いただける製品の開発・サービス提供に努めています。


＝＝＝
～当社での仕事～

当社での仕事内容は大きく3つに分かれます。

1つ目は、ERPパッケージ製品『Biz∫』の開発全般（企画・開発・製造・サポート・運用保守）
時代の変化、マーケットニーズを捉えた製品の企画、最新のテクノロジーや基盤を活用した製品開発を通じ、パッケージメーカーとして「売れる製品」「顧客に喜ばれる製品」を世に送り出すことです。


2つ目は、販売代理店とのパートナービジネスの展開
先に述べた様に『Biz∫』は当社がエンドユーザーに直接提供しているわけではなく、販売代理店であるパートナー企業を通じて販売を行っています。
このビジネス形態に於いて、積極的なパートナー企業の営業活動支援や営業担当者向け育成支援など、協働するパートナー企業サポートを実施します。
現在、『Biz∫』のパートナー企業は約55社ほどが参画しており、今後もその数を増やすことで更なる事業拡大を目指しています。
「当社のビジネス規模を大きくしていくためには、パートナー企業の存在が不可欠です。パートナー企業の新規開拓はもちろん必要ですが、それと併せてパートナー企業に弊社の製品・サービスをきちんと理解いただき、正しくお客様に届けられる体制を整えることが大事だと考えています」（同上　田中）


3つ目は、パートナー企業の販売支援や導入時のコンサルティング、研修育成
パートナー企業がエンドユーザー企業と接する際に、『Biz∫』を熟知している当社メンバーが提案や導入時の支援・コンサルティングに入ります。
「当社は『Biz∫』の総販売代理店として、製品を卸しています。そのため、パートナー企業の体制や案件の状況に合わせて、当社メンバーがコンサルタントの立場でサポートに入っています」（同上　田中）
またパートナー企業向けの製品研修を行い、『Biz∫』を熟知する人財の育成に力を入れています。

NTTデータグループの看板を背負う当社では、着実に仕事をやり遂げながら、お客様、パートナー企業様から信頼を勝ち得ていくことが推奨され、このスタイルを理解した上で、新たな価値を生み出していける人材を探しています。
設立から10年で急成長を遂げ、当社は第二創業期に入っています。
近年、ITの進化により私たちの社会は劇的に変化を続けています。しかし、ITの世界で仕事をしている私たちの根底にあるのは常に「人」です。
私たちは、「人」を中心とした企業文化を大切に考え、それを明文化し「Mission, Vision, Value」を掲げています。
私たち自身（もちろん当社に関係するすべての「人」とその家族）が笑顔でいられることが、ポジティブな発想や、互いに助け合う意思、喜びを分かち合う共感を持たらすと考えており、ITに関する深い知識や高度なスキルも大切ですが、それ以前に人としての魅力を重視した採用を心掛けています。


～オフィス～
2018年5月にはオフィスを一新し、社内は明るいカフェのような雰囲気となり、様々な人とコミュニケーションを持てるワークプレイスを実現しました。
オフィスのリノベーションはパートナー企業からもクライアントからも好評で、ビジネスチャンスの創出にもつながっています。実はこのオフィスリニューアル、社員発信の企画から実現に至ったもの。社員からの提案に対して、やる価値のあるものは投資をして実行する、その行動をきちんと評価する、というのが当社のスタイルです。

～勤務スタイル～
当社は、適切な勤務管理や社内外との円滑なコミュニケーションを実現する等といった自社独自の考えの下、フレックスや裁量労働制を導入していません。
ですが、AM7：00～10：30の間で出勤時間を自由に選択可能、有給休暇を1時間単位でも取得可能としたり、在宅ワーク（テレワーク）やモバイルオフィス利用等、一人ひとりが自分のパフォーマンスを一番発揮できる様に、時間や場所を枠にはめない（はまらない）働き方を用意しており、ワークライフバランスも重要視しています。

～充実の福利厚生～
NTTデータグループと同様の福利厚生を受けられるのも大きなポイントです。
社員数から見るとまだまだ中小企業サイズの当社ですが、NTTデータグループという強固な基盤があるからこそ社員に還元できる部分は大きく、充実した福利厚生制度を用意しています。
また毎年社員の声を拾い、福利厚生制度の刷新を行っています。今ご案内できていないものがあっても、今後新たにご案内できるものが増えていく可能性が十分にあります。

～育成体系～
教育体制やキャリアを見据えた資格取得支援など、中途社員の受け入れ体制は非常に充実しています。

「研修・育成制度には自信があります。60人の規模の小さな会社でこれだけ手厚くできるのがNTTデータグループの強みだと思います。グループの恩恵を受けつつ、新しいことに積極的にチャレンジできる土壌があるのが、当社の魅力です」（同上　田中）

2021年度現在で契約している研修は4000種を超え、その研修を受けるための費用も会社で負担（年間10万円）しています。
社員＝「人」の成長が、会社・製品の成長であると考えています。

～社風・風土～
当社は、NTTグループの安定感を感じながら、『挑戦』を大切にする環境です。
成功することで得るものも大きいですが、失敗で得るものも十分に大きい。社員の挑戦する姿勢、挑戦の過程をしっかり評価する風土です。