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KURAND株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • 製造・メーカー系
  • 商社(卸売)・流通・小売り系

お酒の新しい価値をつくる。酒造りから小売りまでを一気通貫で取り組む新業態!

平均年齢20代
自社サービス製品あり
グローバルに活動
カジュアル面談歓迎

企業について

KURAND株式会社は、レガシーな酒類産業において、新しいサービスや業態に果敢にチャレンジしている会社だ。事業としてやっていることは、酒の小売・卸売、全国各地の酒蔵との提携による酒類の企画・開発、小売兼飲食店舗の運営、「お酒」メディアの運営など。日本酒、焼酎、梅酒、国産ワイン、クラフトビールなども取り扱っている。酒を作って、消費者に届けるまでの一連のサービスを『KURAND』で展開している。

お酒のオンラインストア『KURAND』は、アパレル業界ではよく取り入れられているSPA(Specialty store retailer of Private label Apparel)モデルを、酒の世界に持ち込んだ、ユニークな取り組みだ。SPAとは、製造から小売までを垂直統合した販売業態だ。KURANDは、それを酒の業界で展開。SPAのAである「Apparel」を「Liquor」に変えて、SPLモデルと呼んでいる。具体的には、足で歩いて探した全国各地の個性豊かな約200の酒蔵と提携し、共同で酒類をプロデュースしている。コンセプトの設計や企画を行い、時には酒米作りや製造現場にも一緒に入り込む。こうして完成した自社ブランド商品の酒類を、オンラインストア『KURAND』で自ら販売する。一つ一つ違う酒蔵が作る酒であり、銘柄にまつわるストーリーも様々だ。それらを丁寧に伝え、時には各種イベントなども開催しながら、酒類の価値を発信し続けているのがKURANDだ。

なぜ、このようなビジネスを手がけているのか。「例えば日本酒の市場は、1980年代から長期低落傾向にあります。昭和の初期から中期は、お酒と言えば日本酒。その需要量を生産できる設備を整えていたのに、今の生産量はピーク時の3分の1です。慢性的に設備が余っている状況で、我々は『ならば何かできないか』、『新しいマーケットを創るにはどうしたらいいのか』と考えました」。こう説明するのは、取締役の河端竜児氏だ。新しい市場を切り拓いて、酒造メーカーの余っている設備を稼働させる。そのためには新しい層にお酒を飲んでもらうことが不可欠であり、同社は若者や、アウトバウンド・インバウンド含めた海外のユーザーなどを取り込もうと、様々な取り組みを続けている。

このユニークな会社を立ち上げたのは、飲食店などへの酒類販売を手がける会社の四代目にあたる荻原恭朗氏だ。いわゆる「酒屋」も、Amazonやコンビニエンスストアの台頭で、業界全体が右肩下がり。だが荻原氏は、酒屋に生まれ、継いだからには盛り立てようと決意し、2013年、家業を継いで間もなく、一人でKURANDを創業した。

河端氏は、荻原氏とは大学の同級生だった。卒業後3年間、金融機関に勤めた後、一年間かけて世界を一周。帰国後、創業間もないタイミングでKURANDに参画した。荻原氏の挑戦への共感と、世界を旅するなかで見聞きした「お酒」の文化や、人々のコミュニケーションを豊かにする「お酒」の力への感銘からだ。とはいえ、最初は大変だった。「当初の2~3年は試行錯誤でした。とりあえず、ただお酒を売ってみたけど、なかなかうまくいかなかったり…」と河端氏。それでも地道に全国の酒蔵に通い、課題をヒアリングするなかで、一緒に日本酒をはじめとした酒類を作って広めていくという今のビジネスが、次第に形作られてきた。

オンラインストア『KURAND』も好調だ。2019年10月に正式にオープンしてから、1年弱で会員は10万人以上と急成長。製造から販売まで一貫して行ってるビジネスモデルで、商品開発部、EC運営部、コミュニケーション部、フルフィルメント部などが独立して事業部を保有し、自社商品ブランド製品の企画~オンライン販売までを一貫して行う体制作りができている。これにより年間100種類以上の新商品をリリースすることができ、「酒ガチャ」などユニークな売場企画により着実にリピーターも増やしている。

このほか、自治体や大手企業とのコラボレーションによる「お酒」を広める各種イベント、製品開発などにも積極的に取り組む。数々のコラボ事例は、同社のWebサイトに掲載されている。地場の酒蔵やワイナリーを表舞台に引っ張り出し、地場産業と超大手企業からなる酒の業界において、KURANDは、その両方と取引し、存在感は増すばかりだ。

「我々がここまでできたのは、インターネットが発展し、小資本の会社でも戦えるようになったからです。時代は変わりました。昔と違って、マス媒体にCMを打つ資本力がなくても、やり方はいくらでもあります。若い人には、むしろWebの方が馴染みます。このチャンスを最大限に活かして、今後も様々なことをやっていきたいです」と河端氏。KURANDのこれまでもこれからも、チャレンジの連続だ。創業当初の苦しい試行錯誤の日々を経て、今や事業も会社も花開きつつある。もっと盛大に咲くために、同社は今、プロフェッショナルな仲間を求めている。社員全員に共通するのはお酒好きであること。元杜氏、「利き酒師」資格保持者、老舗酒屋出身者などお酒のプロフェッショナルも多い。なかには大手酒造メーカーから、「お酒で何か新しいことをしたい」とKURANDに移ってきたメンバーもいる。

同社がリスペクトする偉大なる先人が、洋酒で新しい価値を広めたサントリーだ。「ウチは和酒で価値を発信し、サントリーのような会社になりたいと思っています。かつてのサントリーのように、新しいことをどんどんやりたいですね。身の丈以上のことにも挑戦します」(河端氏)。「お酒」の新しい価値を発信すべく挑戦を続ける同社。酒屋を家業にする創業者の使命感からスタートし、今や社員全員が、それぞれの使命感を持って「お酒」と向き合っている。この会社の思いや姿勢、活動に共感する人がいれば「ぜひ仲間になってほしい」。河端氏からのメッセージだ。

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インタビュー

KURAND株式会社のインタビュー写真
明治大学を卒業後、金融機関に勤務。企業向け融資業務を3年間担当。その後、1年半の世界一周の旅に出て約40ヶ国を訪問。2015年に帰国後、KURAND株式会社に入社。経営管理責任者を経て、事業責任者として約30店舗の運営管理、EC事業を立ち上げ、4社のM&Aを担当。2019年にKURAND株式会社の取締役に就任。

── KURANDという会社の魅力はどんなところだと思われますか。

1つ目は、ミッション・ビジョンが壮大なこと。日本国内では人口減少で市場が小さくなったと言っても、お酒の市場は4兆円規模あります。そのなかで日本最大のお酒のEC事業を目指すのは、とても大きな目標です。また、日本酒や焼酎をはじめ日本で造ったお酒の輸出量は年々右肩上がりとなっていることから、お酒というプロダクトは国を超えての需要がある、インバウンドの増加で海外の方に日本で飲んで貰える機会が増える。グローバルで戦える商材であることは無限大の可能性がある、ということ魅力的だと思っています。それに自分自身もお酒が好きなことも、壮大なミッション・ビジョンに取り組む原動... 続きを読む

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求職者の声

企業情報

会社名

KURAND株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

製造・メーカー系 > 食料品・日用品・雑貨・文具

商社(卸売)・流通・小売り系 > その他商社・流通・小売系

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、平均年齢20代、自社サービス製品あり、グローバルに活動
設立年月

2013年12月

代表者氏名

荻原 恭朗

事業内容

■ 自社ブランド商品のみを販売する、クラフト酒のオンライン酒屋「クランド」の運営

私たちは、お酒に関わる新しいサービスを作っています。

目指すのは、日本を代表する酒屋。インターネットを駆使して、新しい時代の酒屋をつくります。

日本酒を中心に、酒類業界で製造企画、物流、販売までを一気通貫するビジネスモデル”SPL”で事業を行っています。

製造はファブレスで全国各地の酒蔵に委託し、これまでに全国約200蔵とパートナーシップ契約を結び、酒蔵と共同で約450種類以上のクラフト酒をプロデュースしてきました。自社のオンライン酒屋「クランド」で販売しています。

※SPLとは・・・アパレル業界のSPA(Specialty store retailer of Private label Apparel)の「Apparel」を「Liquor」に変えたものです。SPAは、製造から小売までを垂直統合した販売業態のことを言います。

これからも、日本全国の個性的な酒蔵と提携して、今までにないお酒を生み出し、自社の流通で世界中に展開していきます。

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

40人

平均年齢

29歳

本社住所

東京都足立区梅島3-33-6 4F

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