KURANDという会社の魅力はどんなところだと思われますか。
1つ目は、ミッション・ビジョンが壮大なこと。日本国内では人口減少で市場が小さくなったと言っても、お酒の市場は4兆円規模あります。そのなかで日本最大のお酒のEC事業を目指すのは、とても大きな目標です。また、日本酒や焼酎をはじめ日本で造ったお酒の輸出量は年々右肩上がりとなっていることから、お酒というプロダクトは国を超えての需要がある、インバウンドの増加で海外の方に日本で飲んで貰える機会が増える。グローバルで戦える商材であることは無限大の可能性がある、ということ魅力的だと思っています。それに自分自身もお酒が好きなことも、壮大なミッション・ビジョンに取り組む原動力になってます。 2つ目は、バリューを体現する良いメンバーばかりなこと。どんなことを成し遂げるかと同じくらい大切なのが、どんな人と一緒に成し遂げるかだと思ってます。メンバー全員がバリューに掲げている「お客さまのために」「挑戦」「チームクランド」「正しさ」を体現し続けているからこそ壮大なミッション・ビジョンを成し遂げると思っているので、事業と組織の両輪がしっかりとあることが一番の魅力だと思います。本当に「いい人」が集まってる良いチームだと思います。
KURANDに興味をもった方へ一言お願いします
KURANDは「お酒の新しい価値をつくり、世界中のあらゆる人々の人生に、楽しさ、豊かさ、幸せを届ける。」をミッションに掲げていますが、お酒の新しい価値をつくることは簡単ではなく、失敗や反省も多く大変なことも多々あります。 ですが、お客さまの人生を彩るようなお酒体験を考え、酒蔵をはじめ多くのステークホルダーと共にそれを実現した時の達成感は掛け替えのないものです。 答えのない仕事が多いので、悩み苦しみながらもやり切る力をつけるために、普段から自分で考え決めたことをやり切ることを意識してください。 お酒の新しい価値を共に創造できる仲間と共に働けることを楽しみにしています!
入社のきっかけについて教えてください
2011年に明治大学を卒業後、金融機関に入社しました。中小企業を中心に融資業務に携わったことで、ビジネスの基礎である、事業計画や財務諸表、キャッシュフロー管理の理解、資金調達により設備投資を実施してからの投資回収や収益性の向上など、多くのことを学ぶことができました。また、数多くの経営者の方から直接、事業の楽しさや厳しさを教えてもらうことで、事業運営に対する関心も高まりました。 金融機関は、3年間勤務した後に退職しました。すぐに転職をするのではなく、学生時代によく海外に行ってたこともあり、20代のうちに世界中を回ってみたいという気持ちが強くなったので、バックパッカーとして世界一周の旅に出ました。約1年半で40カ国以上回ってみて、国や地域ごとの様々な人、カルチャー、自然などに肌で触れたことで多様性が育まれたことは一番良かったことでしたね。 2015年6月に世界一周から帰国し、KURAND(旧リカー・イノベーション)に入社しました。入社前、学生時代の友人だった代表の荻原と再会し、KURANDの未来について話を聞いたことや、世界中を旅していたときに、人種やカルチャー、言語が違っても「お酒」があるとコミュニケーションって円滑に取れるんだと経験したことなど、お酒の可能性に惹かれ事業としてチャレンジしてみたいと思った大きなきっかけでした。
仕事内容について教えてください
2018年からは取締役として、経営戦略や事業計画、投資戦略や採用など幅広い戦略を代表の荻原と一緒に考えながら、会社の事業責任者として、各チームのリーダー、メンバーとともに月次目標、日次目標達成のため、商品、企画、マーケティング、システム、オペレーション、クリエイティブなどを幅広く見ています。 クランドは製造小売事業です。「自分たちで商品を企画して自分たちで販売する」商売であり、毎日の商売の積み重ねが未来をつくります。ビジネスモデルはシンプルで、お客さまにサイトに訪れてもらい、商品を買ってもらうものですが、そもそもサイトに訪れてもらうために集客施策を行わないといけませんし、本当に良い商品でないと買ってもらえません。メーカーとしての機能もあり、小売店としての役割もある、まさに総合格闘技のような事業です。そのため、業務を部分的に見るのではなく、全体視点で見る必要があるので、取締役として全体をカバーしています。 そしてもっとも重要なことは、経営側で戦略を作って終わりではなく、メンバーとともに実行し、改善することだと思っています。大枠の戦略の方向性が正しいかどうか、速いスピードで試し振り返る、戦略という中期の軸と実行・改善という月次や日次での軸、この両方の軸を動かしていくことが私の役割です。
取締役として大事にしていることを教えてください。
大切にしていることは、良いチームを作っていくことです。私たちのミッション・ビジョンは壮大なので、ひとりでは決して実現できません。ひとりでできることは限られているので、良い組織を作っていくことが、サービスの成長、メンバーひとりひとりの成長になり、お客さまのためになると考えています。また、メンバーが中長期で働けるような環境づくりにも注力していくために、制度設計も常にアップデートしています。 もう一点は、自分自身を変化させていくことです。今までの成功にすがることなく、全く新しいことをしないと事業の非連続な成長はありません。自分自身が率先して変化を起こしていくことが、組織全体に伝播していくと思いますので、非連続の成長角度を高めていきたいと思っています。