起業のいきさつや思い、印象的なエピソードがありましたら、お聞かせください。
18歳で東京に来て六本木のバーで働き始めました。その時のお客様は経営者が多く、その方々と接している中で、自分も「経営者になりたい」と思ったのが最初のきっかけです。 そして19歳でビジネスをやろうと決め、懸命にバイトをして、2009年に当社を設立しました。 わたしが和歌山県出身なので、高級梅干しの仕入れと販売業からスタートし、電子タバコや陶器など物販事業を加速。インターネット販売も開始し、ウェブの世界へも関わるように。その後は、店舗事業など多角的に拡大していきました。ちょうどその頃、あるきっかけでニューヨークに興味を持つようになったんです。 何度も渡米するうちに現地の事業家との人脈が増えて、われわれもグローバルでやっていきたいと、強く思うようになりました。
御社の展望や計画、未来像を教えてください。
次世代をリードするグローバル企業になることが目標です。 そのために、MRをキーワードにしたビジネスに取り組み、事業を大きく広げていきたいと考えています。 これまで様々な領域のビジネスに挑戦して、近年はデジタルマーケティングに携わって来ました、これからは『ONPAMALL』という、自社サービスの店舗向けライブコマース事業に注力していきます。今後リリースに向けて、現在アプリの準備中です。 わたしには、祖母を大好きなニューヨークへファーストクラスで連れていくという夢がありました。事業をがんばった成果でその夢が実現できそうだと満を持して祖母を誘ったら、長時間のフライトが不安だと断られてしまった(笑) だったら、VR、MRを使って現地でショッピングをしている感覚になれるようなサービスを作ったらどうだろうと。それが『ONPAMALL』発想のきっかけでした。 最旬のテクノロジーを『ONPAMALL』に取り入れて、様々な事情で実際に店舗に行くことが難しい人々に、店舗にいるようなショッピング体験を提供したいと考えています。
ご自身の仕事観について教えてください。
仕事観に影響したきっかけが2つあります。 1つは最初の質問でも触れた通り、ニューヨークを訪れたこと。 スタンフォード大のスタバで声をかけた人がたまたま起業家だったり、ラスベガスのプールサイドでルームチャージできなくて困っていた時に声をかけてくれたのがある大企業の社長だったりと、奇跡のような出会いがあり、彼らを通じて多くの事業家とつながりができました。 そこで同世代が活躍するのを目の当たりにして、アメリカでビジネスをスケールさせたいと強く思うようになりました。 もう1つは、国内で成功しているある起業家に、「社会のためになることこそが重要」とビジネスの真髄を教えて頂いたことです。 この2つのきっかけから、世の人々の物理的な距離を解消し、グローバルな視点でたくさんの人たちを笑顔にしたい、そして健康・美容・ITということが事業テーマとして明確になりました。これまでの経験を活かしながら、これらのビジョン実現に向けて懸命に取り組んでいきます。
社員に望む働き方、社員への思い、組織づくりで心がけていることはありますか?
グローバルで勝てる企業を目指し、ビジネスの戦力となるマーケッターの採用を急いでいます。 多様性を認め合い、それぞれの長所を引き出す組織づくりをしたい。 短所は誰かが補います。短所を克服しようとするよりも「ここは他の人より優れている」という自分の売りを意識してほしい。そして、自分の長所を認識しつつ、人の長所もうまく見つけられるような人になってほしいですね。 例えば、わたしならば人脈の豊かさやコミュニケーションスキル、営業力は誰にも負けないという自信があります。 それぞれの強みを発揮し、気兼ねなく長所を伸ばしていけるチームにしたいです。 そのためにより社内のコミュニケーションを一層活性化して、他者を認め褒め合うのが当たり前という風土にしていきたいですね。
御社で働く魅力と共に、応募者の方へのメッセージもお願いいたします。
いくら良いものを作っても、サービスは広く人々に知られないと意味がありません。 われわれにはこれまでのビジネスで培ってきた実績がベースにあり、立ち上げフェーズのサービスながら、大手企業の参画と日本はもとより海外の著名タレントともコラボレーションが決定しています。普通では協力してくれないような人たちが協力してくれるという強みがあります。弊社の事業は、その強みを活かしてスケールしていけるビジネスです。 やるからには中途半端にするつもりは一切ありません!将来上場も考えています。 新生ONPA JAPANの「創業」メンバーとして、われわれと一緒に世界を目指しませんか? 多くの方とお会いできることを楽しみにしています!