エクスプライス

家電を中⼼とした総合通販サイト『XPRICE』を運営するエクスプライス株式会社。
弊社の主な事業は３つ
EC事業・法人販売事業・プライベートブランド事業で構成されています。

2004年創業の同社は、家電サイト『A-PRICE　※現XPRICE』を運営。
設⽴から10年⽬の2014年には総合通販サイト「PREMOA」を同時展開。
2021年4月には「A-PRICE」を改め「XPRICE」にリニューアル。
デジタル家電通販から総合通販へと事業領域を拡大した。
現在は総合通販サイト『XPRICE』をはじめ、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、
auPAYマーケット、GAPOLI、JREモールなどの各プラットフォームに出店、運営している。

こだわりを持った豊富な“品揃え”。つねに安⼼感を提供する競争⼒のある“価格”。
ニーズの変化やトレンドをいち早く読み取った“利便性”と“楽しさ”。つねに顧客の視点に⽴ち、
満⾜度の⾼いショップを⽬指してきました。また、“利便性”という観点から、
設置が難しい冷蔵庫・洗濯機などの⼤型家電やエアコンについては、設置サービスや設置工事も併せて提供。
決済⽅法も種類を増やすなど、販売だけではなく様々な顧客ニーズに応える⼯夫も積み重ねている。

これらの顧客満⾜度の追求は各プラットフォームから⾼く評価されている。
エクスプライス株式会社の運営する『XPRICE楽天市場店 ※旧A-PRICE』は、
日本最大のショッピングモールで約5万ショップが出店する楽天市場において、
Ｒａｋｕｔｅｎショップオブザイヤー２０１９にて『総合賞１位』を受賞。
続く、楽天SOY２０２０では『総合賞３位』、２０２１では『総合賞２位』と３年連続『ＴＯＰ３』を
受賞するなど多くのお客様に支持されるサイトとなっている。
同社のエントランスに並べられた上記各賞の表彰状やトロフィーを⾒ていると、各プラットフォームにとって、
同社の事業が⽋かせないことが伝わってくる。

また、プライベート・ブランド事業も、絶好調だ。
同社が家電販売で培った経験を活かし2013年に⽴ち上げた『MAXZEN』（マクスゼン）。
同ブランドの商品は、「最大限のゆたかさを削ぎ落とした価格で提供する」という想いを込めてつくられた。
余計な機能は省き、本当に必要な機能に絞った⽩物家電および⿊物家電が中⼼だ。

主⼒である液晶テレビは、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonなどで購⼊した顧客から⾼い評価を得て、
つねに売上の上位にランキングされている。テレビをはじめ、その他製品がテレビや雑誌で紹介されている。
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「EC専業×家電」というポジショニングでは日本最大級のEC専業ショップである当社。

現在は「家電に強いEC企業」から非家電商材等も幅広く事業拡大をしているため、
柱となる家電事業の安定性をキープしつつ、色々な事に挑戦をしている事も当社の魅力の一つです。

同社の急速な成⻑は、商品仕⼊れ～販売に携わる営業部⾨、商品を届ける物流部⾨や
顧客と直接コミュニケーションを⾏うオペレーション部⾨…など、様々な部⾨の管理・運営によって
⽀えられている。今回注⽬したいのは、フロント周りのいわば小売最前線であるサイト制作などを
⼀⼿に引き受けている、マーケティング本部のWEBデザイン課だ。

制作実務全般を⼿がけている、WEBデザイン課は外注を一切使わず全て弊社従業員による運営。
WEBデザイナーはECサイトのコーディング、クリエイティブ制作、イラスト作成、動画作成等
業務は多岐に渡る。様々な業務を取りまとめてマネジメントを⾏うのが、マネジャーの⻄内氏だ。
ここからは⻄内⽒のコメントと併せ、Webデザイン課について紹介していく。

同社のデザイナーの最⼤の特徴は、「デザインして終わりではない」、ということだ。

「デザイナーはWebデザインのみ、コーディング（HTML、CSS、PHP、JavaScript）のみ…ではなく
両⽅を担当します。さらに、自身が企画・制作し担当したページからサイト全体まで、UIUXも含めた
改善も⾏います。アクセス状況を⾒て解析する、ヒートマップツールを使って、
どのように⾒られているかを検証する、CVRはどうだったか？というように、デザインして終わりではなく、
リリース後も常に改善を続けているのです」（⻄内⽒）

同社が掲げる「⾏動原則10箇条」の⼀つに、“オーナーシップ（Ownership）”がある。
「私たち⼀⼈ひとりは、ビジネスの”オーナー（所有者）”であり、⽬標にコミットすること、
周囲を巻き込むこと、短期だけでなく⻑期の視点で取り組むことを誓います」というのがその中⾝だ。
デザイナーの実務に落とし込んだ場合、それは“担当したページやサイトは⾃分の店と捉えること”を意味する。
つまりデザイナーは店⻑（オーナー）の側面も持っているのだ。

店の⾒栄えだけを作って終わりではない
・⾃分の店にはどのような顧客に来店してほしいのか
・どのように店内を回遊してほしいか
・どんな商品を⼿に取り、最終的に何を購⼊したか
・購⼊しないで離脱したのは何故か
などPDCAを回して、常に売上利益を伸ばすことに全⼒を尽くす。このような⾏動原則が、
Webデザイン課はもちろんのこと、全社に浸透している。

「ですから当社では、デザイナー⾃ら“こういうページにしたい”と提案してきます。
例えば秋に向けて、⾷・芸術・スポーツなどのキーワードから商品を紹介するページを作る。あおり運転が
問題になったときには、ドライブレコーダーの特集ページを提案してきたメンバーもいます。
外部から集客するためにSEOのアイデアを持ち込んだり、ページの反応を⾒てメルマガを配信する仕掛けを
作ったり…と、社内の豊富なツールを組み合わせて実⾏と改善を続け、売上につながったときには
⼤きな達成感を味わえます。考えることがいっぱいあり過ぎて⼤変ですが、せっかく作るのですから、
顧客の⽬線に⽴って成果を出していきたいですよね」（⻄内⽒）

同社では仕事にオーナーシップを持ち、⽬標へコミットすることを求められるが、その分やりがいも⼤きい。
クライアントビジネスでは習得できない事業会社ならではの、小売り最前線で業務に携わる事は
デザインだけでなく、コーディング、アクセス解析、成果改善まで、全てを担当できるため、
様々な経験を積むことができるだろう。

2019年7月、当社は人事制度を一新し、新たな制度を導入しました。この制度では、社員一人ひとりに
明確な定量目標が設定され、目標を達成することで、待遇に反映される仕組みになっています。
　Webデザイン課においても、サイトやページのコンバージョン率の改善提案や、セミナーや書籍で得た
知見の共有といった具体的なアウトプットに基づいて、デザイナーに目標が設定されています。

「どれだけスキルを伸ばしたいかは本人次第ですが、意欲がある社員には積極的にセミナー参加を促しています。
HTMLやCSSのスキルは必要ですが、入社後に様々な知識やスキルを習得する社員も多いです。
　私自身も、入社当初は『MAXZEN』の取扱説明書のデザインを担当しましたが、その際に初めて
Illustratorを学びました。幅広い業務を経験しながら、スキルを身につけていける環境です」（西内氏）

また西内氏は、応募者のデザイナーポートフォリオをソースコードまで徹底的に確認し、
書類上の経験だけでなく、その人の潜在的な可能性まで評価しています。

「応募者の『やる気』や『向上心』は、細かなチェックである程度見抜くことができます。
実務経験が必須ではなく、デザインの基礎知識とスキルがあれば当社で十分に成長していただけます」（西内氏）

実際のサイト制作では、デザイナーが定期的に西内氏にデザインを提出し、
フィードバックを受けています。経験の浅いデザイナーは、新たに習得したスキルをデザインに
反映したがる傾向があります。
たとえば、動きのあるデザインを学んだデザイナーが、「こういった動きを加えたページはどうでしょうか」と
提案してくることがあります。その際、西内氏は「お客様にとって見づらくなる可能性があるので、
そのアイデアは別の機会に使いましょう」と、顧客視点に基づいた指導を行っています。
このように、実務を通じてデザイナーとして成長する機会が豊富にあります。

「デザインに限らず、データ解析や集客など、EC全般に関わることで、デザイナーとして確実に成長できます。
自身の成長と会社の成長を共に楽しめる方と働けることを楽しみにしています」（西内氏）

当社では、デザインにとどまらず、店舗運営全体に関わるダイナミックな業務を通じて、
誇りを持って働くことができる環境を提供しています