One人事株式会社

安定した環境で、スピード感あるチャレンジができる「大人のベンチャー」。
IT業界で新たな活躍の場を求める方におすすめの舞台が、ここにある。

One人事株式会社の前身である株式会社日進サイエンティアは、2017年7月、株式会社日進と株式会社サイエンティアの合併によって誕生した。金融分野をはじめ、公共分野、製造・流通・サービス分野などあらゆる業界に通じたシステム開発ソリューションを人材サービス機能として持っている前者と、人材マネジメント系パッケージシステムの開発に強みを持つ後者が合体した。

「日進とサイエンティアは、もともと取引関係にありました。両者の合併によって、大手各社のシステム開発に従事してきた多数の優秀なエンジニア、そして自社パッケージソフトウェアの開発力の両方を持つに至りました」（人事担当より）

新会社発足によって大きなメリットを享受できるようになったのは、所属するエンジニアたち。彼らは大手ITベンダーを中心としたクライアントとの仕事に加え、自社開発パッケージにも取り組めるようになり、より広い範囲の仕事に挑戦できることになった。

「合併後、事業上のシナジーが生まれ、在籍しているエンジニアたちからは、自社内、社外と仕事にバリエーションができ、ローテーションしながらさまざまな案件にチャレンジできるようになったと好評です」（人事担当より）

そして2021年7月、主力製品である「人事給与統合ソリューション U-PDS」、「就業管理」、「SmartCompany」及びその他の人事給与関連のソリューションをSmartCompanyの製品ラインナップとし、同年10月にブランド名を「スマカン」へ統一した。

さらに、2023年10月、従来の「スマカン製品シリーズ」を「One人事製品シリーズ」としてサービスの拡充を図り、新ブランドを掲げて更なる事業拡大に取り組むために、社名を「One人事」に変更し、事業展開を強化していくこととした。


One人事株式会社の強みを改めて紹介しよう。
第一に、自社採用の優秀なエンジニアの力。誰もがその名を知るような大手ITベンダー、メーカー等を支える技術力をSESなどの形で提供している点にある。
第二に、SaaS型タレントマネジメントシステム「One人事タレントマネジメント」、官公庁・公共特化型人事給与統合ソリューション「One人事Public」、オンプレミス型タレントマネジメントシステム「One人事[タレマネ・オンプレミス]」の独自開発パッケージを持つこと。

【One人事が選ばれる理由】
◆クラウド人事システム満足度No.1獲得！（調査提供元：日本トレンドサーチ）
◆30年以上の実績。業界、エリア、規模問わず導入実績710社以上！
　中小企業～従業員数1万人以上の大手企業様でご導入いただいています。
　国立病院・国立高専機関のシェア率は100％！国立大学のシェア率は78％！に昇ります。

「独自開発パッケージでは、官公庁、大手企業などに多数の導入実績を持っています。特に「One人事Public」は、国立病院機構ではシェア100％、国立大学法人でも78％のシェアを誇るなど、公的機関に特化した設計が売りです。近年話題のタレントマネジメントシステムも手がけるなど、いわゆるHR-Tech、人事系ITソリューションの分野で当社は相当な強みを持っています」(人事担当より)

多数の自社エンジニアを抱え、大手ITベンダーとともに日本のシステム開発の現場を支える。さらに人事系ソリューションの世界でもOne人事株式会社は一流のパッケージベンダーとして発展を続ける。「ITと人とをつなげるビジネス」を展開する同社には、もうひとつの「顔」がある。それは“ダイバーシティ”が進んだ会社であることだ。「日本語が話せれば、国籍、性別、年齢、経歴を問わず活躍できる会社」なのだ。

「日本の総人口が減少する中、優秀な人材を確保するため、当社では早くからアジア圏の優秀な人材を確保してきました。というと、いわゆる外資系企業のような“英語公用語化”などをイメージされるかもしれませんが、当社の場合、公用語は『日本語』。日本語さえできれば、あとは能力次第で誰でもOK、という環境を作り上げたのです。現在はおよそ6割が外国籍の社員ですが、コミュニケーションは日本語がベース。国籍だけではなく、年齢、性別も関係なし。志と能力があれば活躍の場はいくらでもあります。やり方の自由度も比較的高く、働きやすい環境だと自負しています」（人事担当より）

今、多くのIT企業で外国籍エンジニアの確保に乗り出しているが、One人事株式会社では既に実現済み。人事担当者の「先進的な取り組みが多い会社」という自社評に違わず、一歩先行く組織作りを進めているのだ。

「多くのグループで外国籍メンバーが入っていますので、社内でも異文化コミュニケーションが活発ですね。とてもはつらつとした雰囲気ですよ。また、外国籍の方も多いので、オンオフの区切りはハッキリつけています。仕事も全力、休みもしっかり、です。日本的なお付き合い残業などは一切ありません。日本人社員と外国人社員が合わさったハイブリッドな雰囲気がありますね。外資系は結果が全てというイメージですが、当社では結果はもちろん見ますが、日本的なプロセスも重視します」（人事担当より）

ダイバーシティ重視の社風に惹かれ、多くの優秀なミドル・シニアエンジニアも集まっているOne人事株式会社。レベルの高いエンジニアたちと仕事ができることも、同社の「働く場」としての魅力に繋がっている。

One人事株式会社は今、SESを中心としたシステム開発が6～7割、自社パッケージの開発・販売が3～4割という事業バランスで成り立っているが、これを近いうちにまずは5：5程度までもっていくことを計画している。

「当社は“100年企業”を目指しています。100年続く企業というのは、世の中に必要とされている証拠。SES事業でもシェアは取っていますが、パイがすぐに倍増する分野ではありません。より一層の発展のため、自社パッケージ開発の部門に人や資金を投資したいと考えています」（人事担当）

人事担当によれば近い将来のIPOも念頭に置いているという。特に同社が得意とするHRテックの分野は市場拡大中。今後更なる拡大が見込めると考えているという。

「HRテックはもちろん、その他の分野でも新規事業はトライ＆エラーで、状況に応じてやっていきます。当社はそれなりに安定した経営環境にありますが、それにあぐらをかくことなく、ベンチャーの視点から新しいことにチャレンジし続けます。動きも早いですが、ジャッジも早い。スピード感のある中で仕事ができます」（人事担当）

システム開発の分野では、国内の大手IT企業、上場企業をクライアントに持ち、加えてパッケージソフトの部門では、官公庁、地方自治体をはじめとする公共セクターでの高い市場占有率をも誇るOne人事株式会社。そのベースを維持・発展させながらも、新たなプロジェクトを次々と生み出す「ベンチャー性」がある2021年のSaaS事業の立ち上げに伴い、20代・30代のメンバーも増えた。

「社員の平均年齢からも、いわゆる若手主体のベンチャーではありませんが、仕事の進め方はベンチャー的。いうなれば『落ち着いた大人のベンチャー』ですね」（人事担当）

確固たる基盤を活かしながら、新たな挑戦をしたいという方にとって、魅力の多いOne人事株式会社。同社で求める人物像については「ダイバーシティ」が鍵になるという。

「ダイバーシティとは、言い換えれば、変化を受け入れる環境。いろいろな変化に対応できる、環境に適応できる方が向くのではないでしょうか。自ら考え、行動できる大人であることは当然として、明るい方のほうがいいと思います」（人事担当）

「ベンチャー的な動きをする、とは言いましたが、独断専行タイプの方は合わないでしょう。当社では、チームワークを重視しています。協調性があり、コミュニケーションが取れる方を希望します」（人事担当）

クライアントもしっかりしていて、技術力・開発力も持っており、SaaS事業を拡大させつつあるOne人事株式会社。取材では、まだまだ「会社を作っていくフェーズ」にあるとも感じた。新しい部分と、歴史ある部分、両方を持った「大人のベンチャー」で、次なる可能性を試してみたい方はぜひ同社の門を叩いてほしい。