株式会社グラフ

株式会社グラフは創業以来ビジネス向けAI開発を事業ドメインとして、戦略コンサルティング力と開発力を磨いてきたデータサイエンスカンパニーです。

昨今ではサービスの一部にAIを利用している会社は数多くありますが、グラフはデータサイエンスAI受託開発および戦略コンサルティングをエンタープライズ企業実務の中で提供し社員のデータサイエンススキルを研鑽しています。
国内主要事業者であるクライアントの事業データを整理し、独りよがりのAIプロダクトではない、社会課題ありきのデータサイエンスAI業務の標準化を推進しています。

入社して頂き、グラフでデータサイエンスAI開発および戦略コンサルティング業務に従事していただくメリットとしては、支援するプロジェクトや事業規模が国内最大のものばかりであることや、クライアントが社会インフラを担う企業群である点があげられます。
受発注の様式としても、グラフ基本ポリシーとして下請け受注を避け一次請けプライム案件受注を中心としています。
この理由としては、大きいプロジェクトの高いチーム内ポジションはすなわち業務経験の社会的影響力の大きさであり、これが社員のキャリアアップや成長のために最も効果的であるからです。

クライアント企業にとって自社事業データベースは、今日では短期的な損益よりも企業成長にとって強力なものです。グラフは企業が持つ競争力の源泉であるデータを自在に使って、新しい価値を生む仕事を作っています。世界中のAIリソースを活用して、戦略コンサルティングを駆使し、クライアントの課題を解決していきましょう。

データサイエンスを事業にしているグラフの仕事は、AI実装だけではありません。
昨今のビジネスの場ではデジタル戦略が多く活用され、ビジネスの成功においてデータサイエンスの活用が必要不可欠になっています。
しかしデータを専門的に扱える人材が多くの企業で不足しているのが現状です。
その問題を解決するためにデータを専門的に扱える人材を確保することが企業の課題となっています。

グラフが提供しているビジネス向けデータサイエンス研修『LAD』は、実業でのパフォーマンスを何よりも重視し設計したビジネス向けAIアルゴリズム開発・データサイエンス実装・データベースハンドリング・産業別事業実装・機能組織別事業実装プログラムです。
グラフは国内最大手企業群のデータ実益化プロジェクトに元請けプライムベンダーとしてのみ支援してきております。
そのため、事業プロセスの超上流から超下流まで組織機能への支援を創意工夫してきた、本質的な実戦経験が蓄積されています。
その経験をノウハウ化し、多領域での再現性を高い本格派のカリキュラムを設計しました。
カリキュラムは常にアップデートを行っているので、最新のデータサイエンス技術構成についても学ぶことができます。

さらに『LAD』では研修後に認定試験制度があります。認定試験制度とは認定試験に合格すると資格が付与される制度です。
現在、有資格者がエンタープライズ企業内のインハウス分析官や事業責任者やエンジニアに100名弱認定登録されており、履歴書や職務経歴に記載頂いています。
認定試験は資格制度の水準維持のため、1年度ごとの更新もしており、今後も進化が見込まれるデータサイエンス実務の実態に即した認定資格制度になっています。

データサイエンス研修は日本では内閣府・文部科学省・経済産業省の３府省が連携し、「数理・データサイエンス・AI教育」を推進している注目度の高い分野です。
認定試験制度も今後、データ活用プロフェッション認証資格としての設計を進めておりますので、一緒に『LAD』を作り上げる仲間を待っています。

グラフの代表である原田は、2015年に日本経済新聞社の「データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、日本を代表するデータ領域のプロフェッショナルです。
グラフ創業以前はリクルート初のチーフ・データサイエンティストを務め、データサイエンス業界団体「丸の内アナリティクス」を立上げ主宰しています。
そのほか、著書に『データサイエンティスト養成読本（技術評論社）』があり、データサイエンスの業務の定義についてテレビのニュース番組からコメントを求められる事や経済産業省「第四次産業革命に向けた競争政策の在り方の研究会」委員就任などの活動もあります。
これらの露出はすべて、座学や机上の空論ではなく、志の高いチームで数多くの現場をこなすデータサイエンス業務の経験を踏まえ、「社会に正しいデータサイエンスの在り方を伝えていくこと」を目的としています。

原田がグラフ創業したきっかけはデータサイエンティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞した際に『つぎは個人ではなく組織で「データサイエンスAI開発」を極めたい』『若い世代がデータサイエンティストとして育つ環境を作りたい』と考えた事に端を発します。

グラフのクライアントは各産業のトップ企業で、メーカーもあればテレビ局やメガバンクなど業種・業界にとらわれず色々なビジネスを知ることができ、データサイエンスに携われるチャンスが用意されています。
グラフにジョインした次の社会を創るデータサイエンティストに、この稀有なフィールドで存分に活躍してもらいたいと思っています。

未経験でも異業種での確かなビジネス力の蓄積があり、技術への意欲と謙虚さと行動量があればデータサイエンティストを目指せます。
実際にマーケターやアナリスト、データベースエンジニア、AIエンジニアなど、隣接する職種はもちろん、それ以外の職種からジョブチェンジしたメンバーも在籍しています。

グラフの考えるチームとは、自律した個人の集合体です。
一人ひとりが自分の頭で考え抜き、それを安心してぶつけ合えるか日頃の心理的安全性を大切にしています。
メンバーの本音を安心してチームに持ち寄ることで掛け算の効果を生み出すことが、組織で仕事をする大きな価値だと考えています。