日本住宅ローンは、お客様の「夢」を支えられる存在でありたいと考えております。
家を建てる、リフォームをする。これらは、お客様にとって、人生の大きな節目となります。
また、人生100年時代とも言われる今、長く安心して暮らせる安全な家が求められます。
そんな「いい家」を実現するために「いいローン」を提供したい。
だからこそ、私たちは、お客様の思いに応えるため、これまでの常識に捉われない、斬新な商品・サービスを生み出すことに挑戦し続けています。
そのため、当社では、最先端の金融技術を活用しつつ、「世界で一つしかない会社をめざそう」を合言葉に、日々切磋琢磨しています。
このような企業理念は、経営の随所に散りばめられています。
■ビジネスモデル
全国の住宅展示場・支店を結ぶ独自のシステムを構築し、東京本社の1拠点でありながら「家」と「資金」の手続きを1つの窓口で進められる「ワン・ストップ・サービス」を実現。窓口となる株主ハウスメーカーの住宅展示場と支店の数は、全国約2,100ヶ所にも及びます。
融資残高については2兆円、累計融資金額は3兆7000億円を超える規模となっています。(2020年3月時点)
■リスクを取らない経営
主力商品の「フラット35」は、証券化という高度な金融技術が活用されており、住宅金融支援機構への債権譲渡や、住宅ローン債権の発行などを通じて、証券市場から資金調達を行っています。そのため、信用リスクや金利リスク等、リスクを取らない経営を実現しています。
外部機関からも、経営基盤やビジネスモデル、収益性は評価されています。
(株)日本格付研究所(JCR)から長期発行体格付「A」を取得しており、2020年3月には、格付けの見通しが「安定的」から「ポジティブ」へ引き上げられました。新型コロナウイルスの影響が出始めた2020年1月以降、日本の金融機関で格付の見通しが引き上げられたのは、当社のみです。(2020年4月時点)
また、住宅ローン専門の金融機関としては初めてとなる、国内公募社債の発行も実現しています。
当社は、2003年の設立から、新しいビジネスモデルと安定性を武器に発展してきました。
しかし、社会は日々変化しています。
IT技術の更なる加速、少子高齢化による住宅市場の環境変化等…
この社会の変化に、私たちはどのように立ち向かっていくか。
今後目指す取り組みについて、一部ご紹介しましょう。
1. 住宅ローン手続きの完全ペーパーレス化
スマートフォンのアプリで、簡易審査と申込手続きが完了することを目指しています。
簡易審査では、スマートフォンでの運転免許証撮影と数項目の入力だけで、最短30秒で審査回答を行います。ハウスメーカー担当者様は、商談中に簡易審査の結果が分かるので、受注支援のためのツールとして大いに役立ちます。
また、申込手続き時は、申込関連書類への署名捺印を不要とし、スマートフォン上で手続きを完了させます。
すでに導入済みの電子署名サービスと併せ、完全ペーパーレス化を推進することで、更なるお客様の利便性向上に貢献します。
2. ライフイベントをサポートするローン開発
従来の新築住宅向けの商品に加え、融資対象分野の拡大が鍵となります。
具体的には、「フラット35」をお借入れのお客様に対して、「リフォームローン」「インテリアローン」「フリーローン」「オートローン」といった各種ローンを提供します。
こちらも、スマートフォンのアプリで、様々なライフイベントを「簡単・迅速・低利」にサポートすることを目指します。
私たちは、次のステージとして、身近にあるスマートフォンを使って、お客様の人生に寄り添っていくことを考えております。