経営理念の背景についてお聞かせください。
当社は経営理念として「Dream(夢)」「Philosophy(哲学)」を掲げています。 システム開発や経営改善は、時に壁にぶつかることが少なくありません。その時に簡単に諦めず、問題解決の価値を信じて「課題解決は楽しいこと」という認識を社員には共通して持ってもらいたいです。 我々は、システム開発を通じた課題解決のプロフェッショナルです。プロへ依頼してもらっているからには、顧客はもちろんのこと、あらゆるステークホルダーを幸せにする企業でなければなりません。 社員には会社の一部を担うのではなく、入り口から出口までできるようなコンサルティング兼開発エンジニアになってほしいです。そのようなスキルを持つ人材は、たとえ当社を離れることになっても、どこにいっても通用します。社員には市場価値の高い人材を目指してほしいと思っています。 志も能力も高い人材が集うプロ集団こそ、当社のイメージする理想の姿です。
今後の戦略や注力していく領域等、展望についてお聞かせください。
日本国内では少子高齢化が進み、今後人材の確保が増々難しくなっていくでしょう。そこで、若く勢いのある国であるベトナムにオフショアセンターを開設します。 システム開発会社が発展途上国にオフショアを設ける例は多く、成功例ばかりではないことも認識しています。しかし、とにかくチャレンジあるのみ!まずはやってみよう!という精神です。 現地の開発企業と提携して、既にベトナムに300名ものエンジニアを抱えています。前出の質問で、市場価値の高い人材を目指してほしいと考えていますが、当社ではブリッジエンジニアとしての経験を積むことも可能であり、その点でも“武器”を手に入れることができるでしょう。ただ、市場としての東南アジアは考えておらず、当社のターゲットはあくまでも国内企業と東南アジアに進出している日系企業です。 一方でFileMaker以外にも、領域を広げていきたいという思いがあります。FileMakerのような「早く、安く、簡単」がキーワードになるツールを模索している段階です。
社員に求める資質、働き方はどのようなものでしょうか?社員への思いは?
お客様と会話を交わす機会が多いので、一般常識を持ちながらコミュニケーション力を発揮してもらいたいし、そこは上位として求めたい部分です。 コミュニケーション能力を高める働きかけとしては、社員が持ち回りで自分の読んだ本を皆の前で紹介する「読書感想会」の取り組みがあります。プレゼンに慣れる意味合いもありますし、その人がなぜその本を選んだのか、といったパーソナリティーを知るきっかけにもなります。 また、毎週各部で業務報告会を開催したり、月に1回、各部門で交互に技術共有の場を設けたりもしています。文書でのレポートよりも「しゃべる」機会を意図的に増やして、コミュニケーション能力を高める工夫を行っています。 私は「パトロール」と称して、事務所内をぐるぐる回って社員に声を掛けています。コミュニケーションの目的もありますし、社員のコンディションを把握したいという思いもあります。 社員同士でコミュニケーションを密に取り、職場を楽しんでほしいですね。
座右の銘、趣味、仕事観をお聞かせください。
高校の時、バスケットボールに取り組んでいたのですが、その時の恩師の言葉「気合、根性、はったり」が印象に残っています。 どういう事かと言うと、自分では100%の力でできますといっても、会社側は80%程度しか任せてくれないものです。だったら、それを見越して120%、140%やれると言うのです。そんな「はったり精神」でやってきました。 もちろん失敗することもありますよ。でも、どこがまずかったのかを見直して改善して、次に活かせばいいのです。社員にも「失敗を恐れずチャレンジしなさい」といつも話しています。 趣味はゴルフです。一日中知らない人ともラウンドを回ったりするスポーツなので、深いコミュニケーションが取れます。社員ともよく一緒に行きますよ。当社はイベントや飲み会も多い、ざっくばらんな付き合いが当たり前という風土です。 私はなぜ仕事をするかというと、家族の生活を充実させるためです。それが私の仕事観ですね。休日に3人の子供と一緒に遊ぶことが、何よりのリフレッシュになっています。
御社の魅力共に応募者の方へのメッセージをお願いいたします。
当社は、実力以上のことでもチャレンジできる会社です。失敗しても次に繋げれば大丈夫です。大事なのは失敗事例を共有して、次に活かしていくことなのです。 開発だけではなく、コンサル等の上流工程をやりたい人にもチャレンジの機会が多い会社です。希望を後押しするので、臆せずアピールして思う存分挑戦してください。 当社は設立してから攻めの経営を続けて、右肩上がりで拡大してきました。今後、10期、15期、20期と続く中、上場を一緒に目指して頑張ってくれる人を歓迎したいです。普通のエンジニアが経験できないことも、数多くできます。現在の開発職に飽きている人は是非ご応募ください!