株式会社ジオプラン・ナムテック

上下水道やガス、通信、電気などの都市インフラにおける施設・設備の計画・設計・建設・維持管理・更新などを目的に、1997年に創業された株式会社ジオプランをルーツに持つジオプラン・ナムテック。
「IT技術による都市インフラ管理の向上」を目指し、2018年に設立されたITカンパニーです。
聞きなれない言葉と思われるが社名のナムテックは「Network Asset Management Technology」の略称で、同社が上下水道や電力、通信などの都市インフラにおけるすべてのシステム化を推進していることを表しています。
つまり、私たちの日常において、何の不自由もなく水を飲み、衛生的な環境を維持しながら明るい部屋で生活が送れるのも、ジオプラン・ナムテックの存在を抜きに語れないといえます。
公共事業を中心にパッケージソフトの開発から販売を行ってきたジオプラン・ナムテックは、これまで無借金にて堅実な経営を続けている健全性が大きな強みです。
そんな同社は2019年、国内大手のライフラインにおける建設コンサルティング企業である日本工営株式会社（東証一部上場）のグループ会社となったことで、それまで国内に限られていた事業展開が海外へと拡大してます。
国際的にも高い品質を維持してきた都市インフラで培ってきた経験やノウハウを武器に、主に都市インフラが十分整備されていない東南アジアを中心とした海外地域へ管理システムのパッケージ開発および提供を推進していきます。
同時により強固となった事業基盤のもと、さらなる国内事業の強化にも力を入れています。

エンジニアにとってジオプラン・ナムテックで働くベネフィットは、何よりもクライアントと直接取引を行いながら自社内で開発ができる環境にあります。
プロジェクトごとに勤務先やメンバーが変わることは一切なく、同じ就業環境で同じメンバーと開発業務に取り組めるのは何よりも働きやすさを実感できるはずです。
また、あらゆるプロジェクトにコンサルティングや要件定義といった最上流から関わっているので、クライアントとのコミュニケーションがはかりやすいだけではなく、プログラマから上流SE、そしてPL/PMへのステップアップも目指せる環境でもあります。同時に実務を通じて技術を磨きながらエキスパートとしてのキャリアアップも可能であるので、自分の可能性にチャレンジしたいというエンジニアにとっても理想的な職場環境といえます。
どちらのキャリアを選択したとしても広い裁量が与えられるので、仕事に対するモチベーションも高く維持し続けられるのも同社ならではです。

かつて電力系のシステム開発にプログラマとして従事していた同社のエンジニアは、自分の仕事がなかなか形として見えなかった上、正当な評価を受けにくい環境に不満を持って転職してきたといいます。
現在は自社内で開発できる安心感に加え、クライアントと直接コミュニケーションをはかることで、自分の評価が手に取るようにわかるようになったことが大きな収穫と語ります。
自分一人でプロジェクトを動かす機会もあり、エンジニアとしての成長も強く実感できることが大きなやりがいにもつながっているといいます。

ジオプラン・ナムテックのもう一つの特徴として、社会貢献性の高い事業を少人数で行っているコンパクトな体制も挙げられます。
規模が大きい組織となるとそれぞれの業務は縦割りとなり、お互いに連携したとしても知識やスキルの幅を広げていきにくいという弊害が生まれやすいです。
その点、普段からエンジニア同士のコミュニケーションが円滑に行われている上、PL/PMであってもお互いの業務を補完することで仕事の幅を広げていきやすいという点が強みです。たとえば日本工営グループ入りして以来の急速な事業拡大にあたり、同社ではオフィスの増床を兼ねての移転を実施。
その際、リーダーやマネージャーが総務的な業務も行うことによって、ビジネス的視点が広がったという声も上がっています。
エンジニアであると同時に会社を構成する一人として存在意義を持てる風土が同社には根づいているので、開発以外の業務を通じてお互いを認め合うことで信頼関係も生まれやすいです。
もともと同社は現体制になる以前から従業員の定着率がよく、過去5年は契約満了以外での退職者を一人も出していません。
実際にどれだけエンジニア同士の仲がいいかを伺うと、年に数回行われる定例会後の親睦会は参加率100％。
日本全国の公共事業に関わっているので地方出張も多いですが、その土地の名産をお土産に社内でふるまうことも日常的茶飯事です。
これらはあくまでも同社にとって一部であり、日常的な光景。エンジニアがお互いを認め合い、働きやすい環境をつくっていく。それが同社の強みとなり、さらなる成長へとつながっているといえます。