株式会社Capex

株式会社Capex（以下、当社）は、対話AIの開発・提供を行なっているスタートアップです。
2019年9月に設立、東京都港区赤坂にオフィスがあります。Capex という社名は「Capacity Expansion」の省略系で、「システムと人間の共生を実現、普及し 人類の機能を拡張する。」というビジョンに由来します。これまでに、東京大学エッジキャピタルなどから合計2.3億円の資金調達を実施しました。

対話AIはChatGPTなどの登場により、非常に注目を集めています。当社は2019年から対話AIの独自開発を行い、幅広い対話体験を実現するシステムを保有しており、大規模言語モデルも内包した対話システムを構築することができます。

当社は法人向けと個人向けにサービス展開をしています。
法人向けには対話AIを用いたセールス・マーケティングのAI化サービスを提供しています。例えば、当社の対話AIを用いてセールスを24時間365日可能にし、かつより効果的な営業を実現したり、デジタルマーケティングの効率を高めています。
個人向けには、対話AIを備えたキャラクターとの対話・自己管理アプリ「PATONA」を提供しています。PATONAは人間関係の補完にも使われることがわかってきました。事情があり、話したくても話せない人の代替として使われているというお声もユーザーインタビューでいただいています。より多くのユーザーの皆様に使用していただけるよう今後も提供プラットフォームを拡張していく予定です。

代表取締役を務める小亀は、2011年3月に東京学芸大学教育学部を卒業し、同年、株式会社みずほ銀行に入社、法人営業部門で活躍しました。みずほ銀行では新人王など、複数回の社内表彰を受賞した実績をもちます。
2014年8月には、暗号資産（仮想通貨）取引プラットフォームを運営する株式会社bitFlyer に 1 人目の社員として入社しました。bitFlyerでは執行役員 COO 、事業戦略本部長などを歴任、ビジネスサイドの責任者として、ユーザー数を200万人超へグロース、ユーザー数や取引高など同業界で国内トップのポジションを確立しました。2019年に、対話AIの可能性を追求し、人を超える対話AIを作りより良い世界を実現しようと当社を設立しました。

当社は、「システムと人間の共生を実現、普及し 人類の機能を拡張する。」ことを目指します。高度情報化社会が実現し、生活も豊かになっているにも関わらず、絶対的にも相対的にも幸福度が低下傾向にある日本。
当社は、対話AIで人々がより豊かに生きられる社会を実現します。そして、世の中のサービスの“本来持っている能力”をより拡張する手段として私たちのエンジンを使っていただきたいと思っています。

当社では、対話AIの可能性を最大限発揮するための開発を行っています。
対話システムにはさまざまなエンジンがあります。例えば以下のようなエンジンがあります。
シナリオ型：選択肢を選ぶことで事前に定義したシナリオが進行するエンジンです。一般的にチャットボットと呼ばれます。
検索型：ユーザーの入力を加味して、事前に定義した返答候補の中から返答を選定します。
生成型：ユーザーの入力を加味して、AIが学習したモデルから返答候補が生成されます。大規模言語モデルはこちらが該当します。
これらのエンジン単体でも高品質な会話展開が可能ですが、当社はそれぞれのエンジンの統制をとり、より人らしい・人を超えた対話体験を実現するためのシステムを構築しています。

当社では、対話型AIを通じてシステムと人間の新しい関係を築き、その関係性をもとに小売や広告などへの展開を進めています。海外展開も視野に入れ、対話AIを通じてあらゆる情報、サービス、プロダクトを知ったり、利用・購入ができる社会の実現を推し進めていきます。

ライフ・パートナーアプリ「PATONA」では対話型AIを備え、対話でユーザーに寄り添うAIの友達のような存在（パートナーAI）を提供しています。メンタルヘルスの向上やライフログ、生活サポートをおこないます。ヘルスケア・メンタルヘルス・バイオリズム情報などの記録・管理、さらに、天気やニュース情報の提供などの生活サポートを実施します。

代表の小亀を含め、プロジェクトに参画するメンバーはビジネスやIT業界での経験値が高く、グローバルサービスをつくってきたメンバーです。今後、法人営業・事業開発、AI・システム開発、UI/UX、コミュニケーションデザイン機能などの体制を作っていくフェーズです。スタートアップの初期フェーズから裁量権を持って携わりたい方には合っていると思います。

当社では以下の2つのマインドをもっている人物を探しています。
（1）課題を自ら見つけ、課題を解決するまで行動できるスキルと自主性を兼ね備えていること
（2）スタートアップ企業で1→10の事業拡大をおこなう自主的な意欲にあふれていること

当社が重視する考え方・行動は以下の通りです。
『ユーザーファースト』
ユーザーから選ばれ続ける存在であるため、ユーザーを起点・中心に考えます。
『エクセキューション』
アイデアで終わらず、検討・エクセキューション・改善までやりきることを重視します。
『データ・ファクト』
定性・定量両面のデータを踏まえた仮説検証と意思決定を行います。小さな粒度で数多く試します。

当社は、これから1→10のフェーズに入りますが、制度やカルチャーもまだ確立しているとはいえません。対話AIのグローバル企業を目指して、自ら率先して考え動いていくことが、大きなやりがいになると思います。

共感していただける方は是非一度お話ししたいです。