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株式会社CAM

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系
  • IT/Web・通信・インターネット系

【サイバーエージェントグループ】エンタメを軸にしたWebサービス開発 作り手の“熱狂”でユーザーに“熱狂”を届ける

企業について

株式会社CAMは、エンターテインメント・ライフスタイルのWebサービスを主軸に、多角的な事業に挑み続ける企業だ。
フィーチャーフォン対応サービスをキーワードに2000年に立ち上がった同社は、サイバーエージェント子会社の中で最も長い社歴を持つ。2018年に現在の代表取締役社長が就任し、2019年3月にはシーエー・モバイルから現在の社名CAMに変更。変わりゆくマーケットに柔軟に対応できる体制へと移行した。
「Be a Fanatic.」をビジョンとして掲げ、作り手自らが熱狂し、ユーザーに熱狂してもらうことを目指す。今後もNo.1のサービスを作り続けていくため、原動力となる人材を広く求める。

日本を代表するIT企業であるサイバーエージェントは、インターネット関連のメディア・広告・ゲーム等の事業領域で多くの子会社を持つことでも知られる。
同グループの子会社は「1プロダクト1会社」が基本スタイル。その中にあって、同社はエンタメ・メディア・コンテンツサービスを軸に、複数のプロダクトを持つのが特徴だ。

主要事業である人気アイドルグループとボーカルパフォーマンスグループのオフィシャルファンサイトや動画サービス、関連グッズの企画制作では、所属事務所との強固なパートナーシップが強み。自身のアクションでパートナー企業とファンを結び付け、世の中に熱狂を届けるBtoBtoCモデルだ。
人事を担当する大仲正泰氏は「当社が携わるのは、国内外で圧倒的な人気を誇るアーティストやアイドルグループのコンテンツです。“No.1のエンタメ”に深く関わってスピーディーにアウトプットを繰り返す経験は、他社では得難いものです。企業とユーザーの間に立った折衝やディレクションの経験も同様。総合力を身に付けつつ、速いスピードで成長できる環境です」と話す。
「アメーバブログ」や「AbemaTV」といったグループのリソースをシームレスに使えるのも、同社ならではだ。他にも、著名占い師のデジタル占いコンテンツを主軸にしたライフスタイルサイトも好調である。

これらの主要事業は、社員の熱狂から始まったもの。エンタメ・サブカルチャーを楽しむ気持ちを事業へと昇華させ、ユーザーに新たな熱狂を届けているのだ。
足元では既存事業への貢献を求められるが、成果を積み上げることで新規事業挑戦への扉が開かれる。
大仲氏は「代表の飯塚が若くして事業立ち上げた経験を持つこともあり、意欲のある若い社員を抜擢する風土があります。責任者となり、裁量を持った立場を目指したい方や、ゆくゆくは新規事業に取り組みたい方等、挑戦意欲が高い人材を求めています」と話す。

「つながるすべての人とNo.1をつくり続ける。」というミッションを遂行するために、テクノロジーで何ができるかを追求するのが同社の「Creative Division」だ。
クリエイティブというとアートやデザインをイメージするかもしれないが、同社ではエンジニアリングも創造を担う位置付けである。
エンジニアの人事を担当する安藤英展氏は「当社のエンジニアは、技術の特徴を理解した上でサービスにどう活かすかを考えていきます。技術貢献によって、事業を発展させることが醍醐味。新しい技術を積極的に取り入れる考えが根付いていて、エンジニアやデザイナーも挑戦しがいがある環境です」と話す。

前出のビジネス職とは体制が異なり、Creative Div.のメンバーは新規サービスに対して人員を付け替える形でアサインされる。そのため、数カ月というスパンで体制を変えていくのが特徴だ。関心あるサービスに自ら手を挙げて挑戦することも可能である。
「新たな技術にどんどん触れてスキルアップしたい。そんな成長意欲を持つ人に適しています」と安藤氏。
また、このタイミングで入社するエンジニアは、注力中の『Fensi』と呼ぶプラットフォームの開発と、『Fensi』を利用したBtoCサービスの開発・拡大に携わることができる。

「『Fensi』のプラットフォームによって、認証、課金、CMS、EC、通知等、数々のマイクロサービスを開発しました。他の社内サービスの構築も『Fensi』で進めています。高速・安定した当社の開発基盤とするべく、日々『Fensi』プラットフォームの機能改善に取り組んでいます」(安藤氏)。
『Fensi』を社内の開発基盤とする一方で、一般ユーザー向けのサービスとしても活用している点に注目したい。
ユーザー向け『Fensi』は、自分自身で簡単に公式サイトやファンクラブを開設することができるほか、オリジナルグッズの販売やオンラインサロン、1on1のビデオ通話やレッスン等の販売も行うことができるサービスだ。
Creative Div.のエンジニアは『Fensi』プラットフォームの開発を通じて、設計段階からものづくりに取り組めるばかりでなく、一般ユーザーからのフィードバックを受けて機能追加や改修を重ねていける。

同社のカルチャーを語る上で欠かせない要素が「挑戦」だ。社員一人ひとりがモチベーション高く挑戦して、個人の成長を目指そうとの考えが根付く。
社員インタビューでも、積極的な姿勢を示せばチャレンジの機会を掴み取れる環境だと社員が口々に話す姿が印象的だった。そのようにして、自分のみならず周囲が活躍する姿を目の当たりにしているのだろう。

同社は設立以来、新規事業立ち上げに挑み続けて成長した実績を持つ。変化の早いITビジネスの世界では、失敗を恐れて立ち止まる方が失うものが大きい。それを熟知する同社だけに、表面上ではない真のチャレンジ文化を創り上げていった。
成長意欲が高い人材のスキルアップを後押し、さらに磨き上げる。優秀な人材を抜擢し適材適所で活用することによって、今度はそのマネジメントの下で新たな人材が育つ。人材活用において良い循環が育まれて機能しているのだ。
同社は、当然のことながらサイバーエージェントグループの充実した福利厚生や教育制度を利用できる。

特筆すべきは独自の補助や制度を付加して、さらに充実させている点だ。
具体的には、書籍購入・懇親会費用の補助、年に一回プラスされる誕生日休暇、サークル活動がある。
人事部の田口佳澄氏によれば「サイバーエージェントが“部活”をやっているので、当社は少しカジュアルな“サークル活動”を行っています。呼び掛けで集まったメンバーで行う単発の活動で、これまで高尾山への登山やパン作り、フットサル、バスケ、映画鑑賞会等が開催されました。部署を横断して交流を楽しむ場になっています」と話す。
直近では、新たな技術を使って一つのガジェットを作るという技術サークルが開催された。
またエンジニアとデザイナーは、子会社7社が連携するカンファレンスで情報交換を活発に行っている。個人・社内・グループ横断とバラエティに富んだ方法でスキルアップに励めるのも同社ならではだ。
株式会社CAMは、成長に意欲を燃やす人材との出会いを待っている。

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企業情報

会社名

株式会社CAM

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > その他マスコミ・エンターテイメント・メディア系

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

資本金

1億100万円

設立年月

2000年05月

代表者氏名

代表取締役社長 飯塚 勇太

事業内容

エンターテインメント事業

株式公開(証券取引所)

従業員数

251人

本社住所

東京都渋谷区宇田川町40番1号

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