エースチャイルド株式会社

事業の可能性、社会へのインパクトを評価していただき、2021年09月に「KIBOW社会投資ファンド2号」から5,000万円の出資を受けました！

エースチャイルドは、子ども達を守るために、子ども達が安心して育つことができる社会を実現するために、
ITのチカラで明るい未来を作る会社です。


# プロダクト
- 子どものSNS利用を見守るセキュリティサービス『Filii』
- SNSを利用した相談プラットフォームサービス『つながる相談』
- LINEを使った学校連絡システム『つながる連絡』

# 事業内容
・上記プロダクトの開発・運用・展開
・『Filii』利用技術のB2B展開
　(データ収集／分析、レピュテーションリスクマネジメントなど)
・子どもの情報モラル、リテラシ、ネットセキュリティ系セミナー／講演の実施

# 働き方・社風
弊社では2013年の創業以来ずっと、フルリモートワークで会社を運営しています。
北海道、首都圏、関西等、日本全国を拠点に、SIer出身のSEや、運用SE、元教員等、年齢も経歴も様々なメンバーが活躍しています。

入社時点で、子どもや教育に関する知識は必ずしも必要ではなく、
一つの分野に特化して活躍するというよりは、フルスタックエンジニアとしての活躍が求められる環境です。幅広い仕事に挑戦したい方も大歓迎です。

個人の裁量が大きく、受注案件や会社の方向性を全員参加の検討会議で決めるオープンな社風も魅力の一つだと考えています。
会社の急成長期を共にドライブし、一緒に挑戦したい方、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

代表取締役の西谷は、創業の思いについて下記のように語っています。

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私は大手SIerでシステムエンジニアとして仕事をしていましたが、教育関係のクライアントと一緒に仕事をしたことや、子どもが生まれたことをきっかけに、子どもや社会の役に立つサービスを、自分の手で作りたいと思うようになりました。

当時、ネットいじめが新たな社会問題として注目されていたのですが、報道の中で教育関係者の方が『ネットいじめは外から全く見えないから、防ぎようがない』という話をされていました。この話を聞いた時に、エンジニアとして『見える方法があるはずだ』と思ったことが、『Filii』を開発したきっかけです。

サービスを開発するに当たり、ネットいじめやネット犯罪の事例を詳しく調べる中で、ある共通点に気が付きました。それは、被害者である子どもの多くが『心配させたくなかったから、親には相談できなかった』と言っている点です。いじめや犯罪の温床になりやすいクローズドなSNSを、ITの力で見守ることによって、ネット上の様々な危険から子ども達の未来を守りたいと思います。

SNSの見守りや学校業務の効率化をはじめ、今の教育の現場には、ITの力で解決できる問題がまだまだ沢山あると感じています。既存のサービスをさらに強化しながら、新しいサービスも積極的に立ち上げて、子ども達と社会の未来に役立つ新しいソリューションを提供したいと思います。

創業時より開発を行ってきた『Filii』から派生したサービスとして、
SNSを利用した相談プラットフォームサービス『つながる相談』と、LINEを使った学校連絡システム『つながる連絡』の二つを展開しており、現在の主力サービスとなっています。
新型コロナウイルス感染症の影響を背景に、公共サービスのオンライン化が加速する中、この二つのサービスに対する問い合わせが急増しています。

#『つながる相談』について
『つながる相談』は、LINEやFacebook等のSNSで相談を受け付けたい自治体や団体をサポートするシステムです。
状況に応じた自動応答メッセージ機能や、相談履歴の管理等、相談業務に必要なあらゆる機能を備えています。
官公庁や自治体が取り組むいじめや自殺の相談窓口として多数採用されており、サービスのリリースから160件以上の実績を持っています。新型コロナウイルスの影響で、ストレスや悩みを抱える子どもの増加が心配されている一方で、若い世代では電話を苦手とする人も多いため、SNS を活用した相談窓口の整備が急務となっています。

#『つながる連絡』について
『つながる連絡』は、LINEを使った学校連絡システムです。
従来は連絡帳や電話でやり取りされていた連絡を、LINEで連絡可能にするサービスです。
既に導入した学校では保護者の満足度が非常に高く、教員の負担も減ると好評です。
文部科学省が2020年10月に、学校現場における連絡手段のデジタル化を推進する通知を出したことから、今後ますます需要が伸びることが見込まれています。


# 具体的な効果
行政が運営するいじめの電話相談窓口に”SNSの相談窓口”を追加したところ、
年間260件だった相談件数が、わずか2週間で2,600件に跳ね上がったケースがありました。
開発したサービスが、より多くの子ども達の心を救うきっかけとなるよう、
さらなるニーズに応えるために、人員を強化して、サービスを拡大したいと考えています。

上述の通り、『Filii』『つながる相談』『つながる連絡』の三つの事業を確立し、教育現場のニーズに応えつつある今、
新たな成長ステージを迎えるために、企業ブランディングの強化 / 人員体制の強化を目指していきます。

# 企業ブランディングについて
代表の西谷は、「自治体から相談してもらえる会社」になることを目標に掲げています。
その背景にあるのは、「サービスを、全ての子ども達に届けたい」という思いからきています。
例えば『Filii』の場合、ホームページから利用申し込みができますが、広告等を見て申し込みをするのは、ごく一部の家庭に限られてしまいます。より多くの子ども達をネット上の危険から守るためには、自治体を通して全ての家庭にアプローチすることが必要だと、代表の西谷は考えています。

「弊社はこれまでに、多くの官公庁や自治体と協力して事業を推進してきました。そのノウハウを生かして、自治体の頼れるパートナーという立場を確立したいと思います。自治体と二人三脚で事業に取り組むことが、子ども達の未来をより良い方向へと変える、大きな力になると信じています」（西谷）。

# 人員体制の強化について
上述の目標を実現するために欠かせないのが、会社の急成長期の担い手となる、新しい人材の採用です。
弊社では2013年の創業以来ずっと、フルリモートワークで会社を運営しています。北海道、首都圏、関西等、日本全国を拠点に、SIer出身のSEや、運用SE、元教員等、年齢も経歴も様々なメンバーが活躍しています。


入社時点で、子どもや教育に関する知識は必ずしも必要ではありません。
必要なのは、新しいことをどんどん学び、自律自走して仕事を進める力だと考えています。
弊社はベンチャー企業なので、一つの分野に特化して活躍するというよりは、フルスタックエンジニアとしての活躍が求められます。幅広い仕事に挑戦したい方、ぜひ一度ご応募ください。

公共性の高い事業に携わり、自分の技術が社会に貢献していると強く実感できることが、弊社で働くメンバー達の大きなモチベーションになっています。
個人の裁量が大きく、受注案件や会社の方向性を全員参加の検討会議で決めるオープンな社風も魅力の一つだと考えています。

GIGAスクール構想や5Gの普及によって、子どもとインターネットの距離がますます近づく中、子ども達の安全なインターネット利用をサポートできる弊社サービスは今後も拡大フェーズにあります。
会社の急成長期を共にドライブし、未来に向かって一緒に挑戦できる新しい仲間に出会えることを、楽しみにしています。