A.Y　マネージャー　2016年入社

なぜジールに興味を持ち、入社を決めたのですか

前職では生命保険会社の基幹システムを使った開発をしていました。販売支援ツールの保守や、全社的なDBの更新、文字コードの変更対応など、大規模なプロジェクトに携わっており、それが一区切りした段階で転職を意識しました。転職にあたっては、すでに30歳を超えていたこともあり、これまで培ってきた経験を活かせることを条件に企業選びをしていました。その中でジールを選んだのは、前職では汎用機での開発しか行ってこなかったため、これまで経験したことがないデータ活用に関するシステム開発に興味を持ったのが一番の理由です。ジールではデータ分析に関するツールを使用し、簡単にデータを見える化している点に魅力を感じました。また、ユーザー様と近い位置で開発を手掛け、実際に作成したものを利用して意思決定される場面を見られるところにも惹かれて入社を決めました。

業務内容を教えてください

現在の業務としては、主に2つのツールに関する業務を担当しています。1つは「Tableau」というBIツール、そしてもう一つが、仮想データベースの基盤系ツールである「Denodo」です。どちらもプロジェクトマネージャーの立場で、メーカーと密に連携を取りながらお客様への提案などを行っています。また、「Tableau」や「Denodo」に詳しくない社員に操作方法などを指導したり、作り上げた成果物のレビューをしたりと、若手メンバーの育成なども行っています。一人の技術者としては、自分が作成したレポートについてお客様から高評価をいただけた時が一番のやりがいを感じる瞬間です。マネジメントの面では、自分が教育してきた若手社員が、お客様から信頼されている場面を見るとうれしい気持ちになります。

今までの業務で印象に残っていることを教えてください

これまでの業務で特に印象に残っているのが、大手通信会社様の案件にて作成したTableauのレポートが、台風の報道発表の際に使用されたことです。台風に関するデータを1時間単位で収集し、それをBIツールに流し込んで被害状況の広がりを把握する地図を用いたレポートですが、リアルタイムでの情報が必要となる中、私が作ったレポートが被害状況を可視化して報道発表するための要素の一部として使われたのです。自分の仕事が広く社会に役立つ実感を改めて持つことができ、これまでにない大きなやりがいを感じた瞬間でした。

今後の目標を教えてください

今後の目標は、PMとして若手を育成することが一番ですかね。その中で自らも手を動かしながら仕事の幅を広げていきたいです。また、現在は会社を挙げて「Denodo」の導入提案に力を入れていますが、これがより一層普及していけば、データ活用の世界がさらに広がっていくはず。ぜひ「Denodo」を通じて世の中に面白いことを起こしていきたいですね！