FXC株式会社

IT/Web・通信・インターネット系

未来のコミュニケーションをサポートする、技術力に定評のある国内有数のネットワーク機器メーカー

企業について

ネットワーク機器や光通信機器等の開発・製造・販売・保守を一気通貫で手掛ける、技術力に定評のあるネットワーク機器メーカーだ。

同社は創業時から海外市場を視野に入れており、中国に拠点を置いており、グローバルネットワークにも強みを持っている。

社内には通信に関するプロフェッショナル人材が多数おり、分からないことがあればすぐに聞ける環境が整っている。

快適なコミュニケーションをサポートすることにこだわる同社は、社内でのコミュニケーションにも力を入れている。

長く安定的に使える高性能機器をリーズナブルに提供

FXCという社名は、元々の社名である「フューチャー・クロス・コミュニケーションズ」に由来する。クロスとは未知数を意味する「X」のことであり、「通信に関わる未知の何かを探し出し、お客様に提供したい」という思いが込められている。

快適なコミュニケーションをサポートするネットワーク機器メーカーである同社。主力はLAN製品で、スイッチングハブや無線アクセスポイント、WDM（Wavelength Division Multiplexing：波長分割多重通信）、メディアコンバータ等の通信機器の開発・製造・販売・保守・リセールのほかに、海外メーカーによる製品の提供等も行っている。

同社の製品は市場でも高い評価を受けている。国内最大級のインターネットテクノロジーのイベントで、最新のICT技術動向とビジネス活用が紹介される「Interop Tokyo」でも表彰歴多数。2021年には同社のトランスポンダ『LightEdge400T』が光伝送装置部門でグランプリを、2019年にはメディアコンバータ『LEX3881-2F』がエンタープライズIT部門で審査員特別賞を受賞する等、製品力の高さはお墨付きだ。

同社の強みについて、代表取締役の谷輪重之氏は次のように話す。

「社員規模が50名程度ということもあり、製品については品数を絞り、なるべくシンプルなラインナップで提供しています。技術力はもちろんですが、きちんとしたものをお客様にきちんとお届けし、長く安定的に使っていただけるよう、あらゆる付帯的なサービスを提供し続けることに何よりこだわっています。そして、そこを評価していただけることが多いですね」

機器の提供を通じ、地域や産業の成長・発展に貢献できるやりがいのある仕事

IoTが広く普及し、そこにネットワークが当たり前にあることが前提となるITの時代においては、ネットワークはインフラであり、なくてはならないものだ。同社の技術力が人々の暮らしやあらゆる活動を支える一助になっているからこそ、そこにやりがいや働く原動力を見出す社員が多いという。

「当社は幅広いお客様とのお付き合いがありますが、中でも多いのが全国の市区町村や大学、交通インフラ等の公共機関です。また、国内の大手企業の工場への導入も多く、産業基盤を支えているという自負もあります。地域や産業の成長・発展に寄与できていることが何よりの誇りですね」（谷輪氏）。

機器は委託製造で、約4割が海外の工場で作られている。また、創業時から海外市場を視野に入れており、中国にも拠点を置いており、グローバルネットワークにも強みを持っている。今後もグローバル展開をこれまで以上に進めていくとのことで、「海外とのコミュニケーションに関わってみたい人にはどんどんチャンスを提供していきたい」と話す。

「当社の技術はコミュニケーションには欠かせないものであり、これからも必要であり続けるものです。当社でちゃんと仕事を覚えれば、どこに出ても恥ずかしくないような一生モノの経験や知識が身に付くのは間違いないでしょう」（谷輪氏）。

それを可能にするのが、フラットに学び、教え合える社風だ。社内には通信に関するプロフェッショナル人材が多数おり、分からないことがあればすぐに聞ける環境が整っている。50人規模の組織ということで、いい意味で細かい分業制にはなっておらず、総動員で一つの仕事を手伝ったり、お互いに教え合いながら色んな仕事をする文化が根付いているのだ。

「『会社に貢献したい、お客様の役に立ちたい』という気持ちで前向きに努力できる人であれば、間違いなく成長できる環境だと思いますよ」（谷輪氏）。

企業理念は「人々がつながりあい、相互に理解・尊重し合うこと」

同社では、仕事をする上で大事にしている行動規範がある。「日々創造　迅速行動　自主自律」という「十二文字の精神」と呼ばれるものだ。

「人は放っておくと惰性に流れがちです。昨日と同じことを何も考えずに今日もやるのではなく、工夫して考えながら真剣に取り組んでほしいと思っています。自発的な努力で積み上げていける人は成長できる環境であり、そういう人と一緒に働きたいですね」（谷輪氏）。

基本的なスタンスとして「自分のキャリアは自分で作るもの」と考えているため、会社が一方的に何かを決めたり、強制したりすることはないと話す。

「だからこそ、理屈にかなっていて合理的であれば個人の要望は受け入れますし、認めています。ですから、言いたいことがあればどんどん発言してほしいです。誰しもがお互いを尊重し、相手の話に耳を傾ける風土が根付いていると思いますね」（谷輪氏）。

今後は、新たな社内制度として「チャレンジ兼任制度」の導入を検討中だという。やってみたい仕事があれば、2割程度の時間を使って弟子入りし、「お試し」で挑戦できる仕組みだ。色々な仕事への理解を深めることは、個人の成長にも会社の発展にも繋がるだろう。既に数人がこの制度に興味を持ち、導入前にもかかわらず手を挙げているという。

「こうした制度面の話も含め、会社を一緒に作っていきたい人なら、うちでの仕事を楽しめると思いますね。当社の未来を担っていく人材だからこそ、野心を持って色んなことにチャレンジしてほしいですし、そういう人にはチャンスを提供していきたいです」（谷輪氏）。

未来のコミュニケーションをサポートすることが同社の事業であるからこそ、コミュニケーションのあり方には非常にこだわっている。それは求職者に対しても同じだ。

「常にざっくばらんに、気軽に会話ができる会社でありたいと思っています。『うちに入ったらどうなるのか』といったような具体的な話であっても、できる限りのことはお伝えしたいと思っていますので、ちょっとでも気になることがあれば一度お話しできたら嬉しいですね」（谷輪氏）。