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株式会社Colobiz

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • サービス系
  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

システム開発に注力し2年間で売上3倍。大阪で躍進するベンチャー企業

企業について

株式会社Colobiz(コロビズ)は、2017年5月、大阪市で創業されたベンチャー企業である。大手通信会社をメインクライアントとするセールスプロモーション事業で経営基盤を築き、現在(2022年3月)は、広告代理店等との協業によるシステム開発事業で規模を拡大している。

システム開発事業に力を入れ始めたのは2020年以降のことだが、これまでの2年弱で、全国自治体のキャンペーンサイトや一般企業が運営するサービスサイトまで幅広いシステムの開発に携わってきた。特に、PHP言語を使ったバックエンドシステム開発で数々の実績を築いている。

エンドユーザーの業種業態も多種多様で、システム開発案件は広告代理店経由だけではなく、中小企業のエンドユーザーから直で受けることもある。代理店案件においても、単に開発を請け負うだけではなく、企画段階からプロジェクトに関わり、提案資料の作成を担うこともある。そもそも課題が何かも分からないという段階で相談を受けるケースも少なくない。

システム開発で同社が特に重視しているのはディレクション業務だ。代表取締役・宮本祐之氏が語る。

「クライアントがゼロから要件定義をして、開発だけを弊社が請け負った場合、本来の目的や課題と乖離した結果に陥ってしまう可能性があります。そういったことを防ぐために、お客様へのヒアリングやリサーチを通して課題を洗い出し、開発の進め方や要件定義を含めたお手伝いをしています。そこまでできれば開発はスムーズに進みますし、お客様も目的を達成できます」(宮本氏)。

システム開発事業に限らず、業務を進めていく上で、同社が指標としていることは、クライアントからの評価を得ることだ。成果物を納品することをゴールとするのではなく、その成果物を生み出すまでの過程や、成果物によって得た効果によって、クライアントから評価され、関係性を維持・発展させられることを目指している。

テレアポや飛び込み訪問といった顧客開拓のための営業活動は一切していない。案件ごとに問題の本質を探り、課題解決のために、時にはチャレンジもしつつ、ベストの方法を見出しながら社内のスキルを高め、クライアントとの関係性を深めてきた。そのため、取引社数そのものはさほど増えてはいないものの、クライアント一社当たりの受託件数は着実に増やしている。

「我々が大事にしていることはクライアントの要求に全力で応えることです。社内にあるリソースで、クライアントからご評価いただける可能性のあることなら何でもやります。セールスプロモーション領域では、半年ほど前からコールセンターや事務局代行等も請け負い始め、現在は拡張するフェーズに入っています。特定のマーケットやターゲットに絞っていれば、ここまで業容を拡大させることはできなかったでしょう」(宮本氏)。

同社には、現在、約10名のエンジニアが在籍しているが、クライアントから寄せられる数多くのリクエストに応えきれていない状況である。そこで同社は、実務経験の浅い若手プログラマから、開発プロジェクトをリードできる中堅エンジニアまで幅広いポジションのエンジニアを積極的に募集している。

代表の宮本氏は元々大手IT企業の営業出身。在職中は、コンシューマ向け通信網の販売に従事しつつ、独学でWeb制作の技術を身に付けた。その後、イベント制作会社、フリーランスを経て、イベント制作会社時代の同僚と二人でColobiz社の設立に至っている。

創業当時は、大手企業をクライアントとするイベント制作と、個人商店や中小企業等から請け負うWebサイト制作からスタート。2期目には、取締役 システム開発グループ 本部長・吉田直也氏の参画によって業務範囲を広げている。ただ、当時はWeb開発に注力するだけの条件が十分に整っていなかったため、まずは、その時点で自社の強みを活かしてクライアントに貢献できるセールスプロモーション領域に注力。そこでキャッシュを蓄えながら、約1年をかけて、エンジニアの確保や、技術顧問を迎えての技術獲得等、システム開発事業を本格稼働させるための準備を整えていったのである。

現在、システム開発事業の売上は、セールスプロモーション事業を凌ぐ勢いだ。全社の売上は、セールスプロモーション事業に注力した3期目の売上に対し、4期目は2倍、5期目の2021年度は3倍に達する見込みである。しかも事業運営に関わるコストはほぼ変わっていない。

この結果は、宮本氏達の予想を大きく上回るものだった。その最大の要因として宮本氏が挙げるのは、セールスプロモーション事業との相乗効果だ。セールスプロモーション事業を通して得た業務知識や経験は、一般的なシステム開発会社にはない要素である。キャンペーンやイベント等のプロジェクトに紐付いたシステムの開発案件では、そういった知見を持った開発会社に依頼した方がスムーズに進行しやすい。場合によってはキャンペーンやイベントの運営業務もワンストップで委託することも可能だ。システム開発事業のメインクライアントである代理店にとって、セールスプロモーションの事業基盤が確立され、コールセンターや事務局の機能を持ち合わせ、さらにシステム開発領域でも企画やディレクションの工程から任せられるパートナーは決して多くはないだろう。

「ここまでワンストップで、しかも内製でできる会社は大手にも少ないはずです。仮に大手と比較されたとしても、コスト競争力では数十名という小規模体制の弊社に優位性があります。ワンストップでお任せいただくにしても、工程単位でご依頼いただくにしても、使い勝手は良いはずですし、潜在的にはまだまだ需要もあるでしょう。開発リソースが充実していけば、さらなる事業拡大も可能です」(宮本氏)。

セールスプロモーション事業とシステム開発事業の2本柱を確立し、さらなる成長の可能性を秘めるColobiz社だが、同社が掲げる経営方針は決して拡大路線一辺倒ではない。Colobiz社を設立し、事業が軌道に乗ってきた段階で、宮本氏が取り組み始めたのはストレスフリーの会社作りだ。

同社のオフィスは常に明るい雰囲気に包まれている。経営層と一般社員との距離は近く、コミュニケーションも活発で、社員からの意見も積極的に取り入れる。風通しの良さ、居心地の良さは、誰もが認めるところだ。

「仕事をする目的は人生を豊かにすることです。業務に向き合う中では厳しいことや苦しいことが必ず発生します。もちろん仕事の厳しさや難しさは全員が持たなければいけないと思っていますが、それ以外の、例えば理不尽な上司との力関係や非合理的な服装の規制といった本質から外れたストレスは可能な限り排除したいと考えています」(宮本氏)。

事業を拡大する上でもこの方針がぶれることはない。例えば上場を目指すとなれば、出資者との関係等から、事業を拡大し続けなければならず、自分達の生活を豊かにするという目的から外れたストレスが入り込んでくる。あくまでもクライアントの役に立ち、評価されることが、自分達の生活を豊かにする唯一の手段として捉え、そのための環境を維持していくことに注力する方針だ。

待遇面でも、これまで以上に優遇する施策が取れるようになった。それによって従業員のモチベーションが上がり、さらにクライアントからの評価が高まるという好循環が生まれている。

その一方で、一貫して社員に求めてきたのは“仕事を楽しむ覚悟”だ。どんなに能力や経験があっても、やらされている感覚で向き合えば仕事のクオリティーは下がる。反対に、積極的な姿勢で本気で取り組めば、経験の有無にかかわらず、クライアントから評価される仕事はできるようになる。実際、同社のコールセンターや事務局といった業務も、社内にノウハウがない状態からチャレンジし、発展させてきたものだ。

「我々は経験やスキルはさほど重視していません。仮に3年の経験があっても、その経験がやらされたものであれば、我々の求めているものではありません。その経験は、未経験者が半年頑張ったら超えられるものかもしれません。どういうマインドでどういう風に頑張ろうとしているのかが大事だと考えています」(宮本氏)。

こういった考えから、同社では開発未経験者を希望に応じてエンジニアにスキルチェンジする取り組みを行ってきた。現在の開発マネージャーも、入社時点では実務未経験者だ。

「基本的には与えられた課題をやるかやらないかの違い。居心地の良さの前提にはその覚悟が必要です。ただ、今後、事業を円滑に進めていくには、そういった属人的なやり方には限界もあります。開発会社として品質を安定させるために、教育の仕組みを確立して、次のステージに行きたいと考えています」(吉田氏)。

Colobiz社は、2022年5月でようやく丸5年が経つ若い会社だ。自分が働きたい環境を作ろうと思えば、いくらでも変えられる環境がある。事業面でも、今回、ここで紹介したこと以外にも自社サービスを含め、様々なチャレンジをしている。その中で働く社員自身、個人の努力や一緒に働く仲間との連携によって、他では得られないような成長を実感できる環境でもある。ベンチャー企業だからこそ感じられる無限大の可能性がColobiz社最大の魅力だ。

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インタビュー

株式会社Colobizのインタビュー写真
代表取締役・宮本 祐之氏 2010年4月大手IT企業に入社し、営業部に配属。一般消費者向けのネットワーク回線の販売に従事。在職中に独学でWeb制作のスキルを身に付ける。2016年に退社。イベント制作会社に転職し、Web制作、イベント制作に携わる。その後、フリーランスを経て、2017年5月株式会社Colobizを設立し、代表取締役に就任。セールスプロモーション、イベント制作、Web制作、システム開発等、多様な事業を展開している。

── 株式会社Colobizは、どのようなビジョンで立ち上げられた会社ですか。

設立当時は明確なビジョンを持って事業を立ち上げたとは言えません。クライアントの課題解決に全力で向き合ってきた結果が現在に繋がっています。

前職で勤めていたイベント会社を退職した当時は、会社を設立するつもりはありませんでした。当初は、転職活動のつもりでフリーランスとして活動していたのですが、かつて在籍した大手IT企業からイベント制作の依頼を受けたことをきっかけに法人化しました。大手の上場企業ですので、法人化することが取引の条件でした。

ただ、設立に当たって企業理念は掲げました。その中で、「楽しんで時間を無駄にすることは決して無駄にならない」とい... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社Colobiz

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

サービス系 > その他サービス系

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 広告・デザイン・イベント

資本金

1000万円

設立年月

2017年05月

代表者氏名

代表取締役 宮本 祐之

事業内容

・各種イベント、セミナー等の企画、開催、運営及び管理
・ウェブサイト、ウェブコンテンツ、その他インターネットを利用した各種サービス等の企画、制作、販売、配信、運営及び管理

株式公開(証券取引所)

従業員数

22人

本社住所

大阪府大阪市西区南堀江3-9-13 堀江家具WESTビルディング3F

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