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CPAエクセレントパートナーズ株式会社

  • サービス系
  • その他

会計を軸に教育から人材支援までNo.1を目指す

自社サービス製品あり
シェアトップクラス

企業について

CPAエクセレントパートナーズ株式会社が運営する、公認会計士資格スクール『CPA会計学院』は、全国でも屈指の合格率を誇り、近年急成長を続けている。令和5年の公認会計士試験における実績は、全国で1,544名の合格者のうち、786名がCPA会計学院の受講生。合格者に占める同校の割合は、50.9%。さすが三大会計士スクールに数えられるだけの実績といえよう。

競合他社に比べた『CPA会計学院』の特徴は、教室の数が少ない点だ。新宿校・水道橋校・早稲田校・日吉校・大阪梅田校の5教室だけで、合格者の50.9%を輩出しているのは、サービスの質が高い証拠である。

「当校は公認会計士試験合格者を講師に採用し、校舎に常駐させています。“適正規模”を維持して、一人ひとりの受講生を個別サポート。さらに、『考え方』を押さえた質の高い講義・教材を用意し、特に初学者が効果的・効率的に学習できる講義・教材の開発を行っています。そのため、講義では、まず全体像の理解を促すことに重点を置きます。その上で、論点毎に、テキストに掲載された豊富な図・表・具体例を用いて、理解を深めます」(取締役 営業部 部長・飯塚祐司氏)。

充実した講義の内容もさることながら、講師とチューターによる手厚いサポートで、受講生一人ひとりと向き合うことで合格を目指す。公認会計士試験に合格した大学生をチューターとしてスカウトし、講師と受講生を繋ぐ貴重なサポーター役を担ってもらう。

「授業では行き届かないフォローをしてくれるチューターは、受講生のモチベーション維持や勉強効率UPに大きな影響を及ぼす重要な存在です。チューター制度を通じて『CPA会計学院』との絆が深まり、チューターが社会人になってからも繋がりの強いOB・OGとなります。卒業後にOB・OGがキャリアに悩んだ際等、『CPA会計学院』の講師に相談に来ることも多く、その関わりがあらゆる局面で相乗効果を生み出し、学校全体の盛り上がりに繋がっています」(飯塚氏)。

OB・OGとの強い繋がり。これこそ『CPA会計学院』が他のスクールと違う点だ。特に今後の展開では、公認会計士の資格以外にスクールの対象を広げるのではなく、サービスを上と下に向かって広げる計画を進めているのだ。

公認会計士の資格スクールが持つノウハウを、より広く会計・経理人材へ提供するために、2020年10月にローンチしたサービスが『CPAラーニング』だ。このサービス、リリース当時に大きな反響があった。それもそのはず、“完全無料”で簿記・会計が学べるプラットフォームなのだ。

『CPA会計学院』が作った最高品質の教材と講義を無料提供。会員登録するだけで、誰でも全講義を視聴することができる。パソコン、スマホ、タブレットに対応し、すぐに簿記の学習を始められる。

「講義に合わせた分かりやすいテキストを用意。加えて模擬試験問題や問題集等も掲載しています。これらの教材は、ログイン後に全て無料でPDFをダウンロードできます。つまり、CPAラーニングを活用すれば、簿記2級・3級の学習が完全無料で受けられます。そのほかにも会計実務コース、経理実務コース、税務実務コースを用意して、実務に必要な知識も提供。経営者や営業職の人事等、会計・経理人材以外でも、キャリアアップに活用いただけます」(飯塚氏)。

『CPAラーニング』と並んで、CPAエクセレントパートナーズが、事業ドメインを広げている領域が公認会計士のキャリア支援。「人と繋がり、可能性を広げる場」をコンセプトに『CPASS(シーパス)』プロジェクトを展開している。

「一人ひとりの公認会計士が人生の可能性を広げ、より豊かなキャリアと人生を歩むことを、生涯にわたって支えていくコミュニティー、それが『CPASS』です。資格取得スクールとして、多くの合格者を輩出してきましたが、より充実したキャリアや人生を歩むのを応援していきたいという想いから『CPASS』をスタートさせました」(飯塚氏)。

公認会計士は、試験に合格した後も、会計の専門知識をどんどん身に付けて、リーダーシップやマネジメント等のソフトスキルを磨くことも重要。『CPASS』では、専門知識とソフトスキルに関する情報提供も積極的に展開していく。そのほか、公認会計士のためのオープンコミュニケーションスペース『CPASSラウンジ』を新宿校に併設。OB・OGを中心に公認会計士が繋がるコミュニケーションラウンジとして開放している。

「80名以上収容可能なゆったりとしたスペースを用意して、所属組織や業界ごとの交流会等、毎週イベントを開催。軽食・ドリンク、参加費やイベント開催費等が全て無料です。気軽にドリンクと軽食を楽しみながら、多様な場所で活躍する公認会計士やビジネスパーソンが、キャリア論、仕事論、人生論、業界の未来、専門知識等を思う存分に語り合い、自身の可能性を大きく広げる場として活用してほしいと願っています」(飯塚氏)。

『CPAラーニング』も『CPASS』も、基本的に無料で提供しているCPAエクセレントパートナーズ。二つのプロジェクトと『CPA会計学院』で、経理初心者から現役の公認会計士まで、会計・経理に携わる人材とのネットワークを形成し、会計ファイナンス人材のキャリアを総合的にサポートしていく計画だ。
そして、キャリアサポートの一貫として提供しているのが、会計ファイナンス人材に特化した人材紹介サービス『CPASSキャリア』だ。

「公認会計士や会計ファイナンス人材の性質まできちんと理解をして採用してくれる職場や、支援をしてくれる転職エージェントは多くありません。その結果、ミスマッチが生じ早期退職に繋がり、双方に深い傷を残すことすら起こり得ます。会計ファイナンス人材のことを深く知る私達は『絶対に転職を煽るようなことはしない』『マッチ度合いの低い案件を勧めたりしない』『求職者のペースを大切にする』という姿勢を貫き、本当の求職者第一主義を徹底した転職エージェントを目指しています」(飯塚氏)。

無料で簿記の学習機会を提供し、公認会計士の資格試験のサポートをして、転職支援まで手掛ければ、会計ファイナンス人材の生涯キャリアをサポートできる。しかも、『CPAラーニング』で会計・経理の世界へ入った人材を転職支援のターゲットに加えれば、会計・経理人材の総合プラットフォームを作り上げることができる。

「『CPAラーニング』は、CPAエクセレントパートナーズの今後のメイン事業と言っても過言ではありません。公認会計士の受験者は年間2万人に満たない数ですが、簿記検定の受験者は年間50万人。無料で学習できる『CPAラーニング』を普及させれば、その数を倍の年間100万人にすることも可能です。『CPAラーニング』のサービスやシステムをどんどんブラッシュアップして、会計・経理人材の総合プラットフォームを作り上げるのが目標です」(飯塚氏)。

『CPAラーニング』事業は、スタートして1年が経過して、コンテンツが充実してきた。ここからさらにスケールさせるために、エンジニアをはじめデジタル人材を積極的に採用していく計画だ。

「現在は、事業責任者の私がプロダクトオーナーとしてシステムの開発を進めていますが、早い段階でエンジニアチームを作って開発のリードはエンジニアに任せたいと考えています。実際の開発は外部のSIerと進めてもらう形になります。現状、社内SEがいないので、今後入社するエンジニアは広い裁量で仕事をしてもらうことになります。経理・会計ファイナンス人材のキャリアプラットフォームを作る仕事は、社会的インパクトもあってやりがいのある仕事です!」(飯塚氏)。

ボトムアップのフラットな組織で、社員はみんな心地良く働いている。

「年齢や性別の垣根がなく、雇用形態も様々。正社員、業務委託の講師、アルバイトのチューター等、それぞれが自分の立場で受講生の合格に向けて懸命に働いています。風通しがいいと言えばチープに響きますが、社内は和やかな空気に包まれていて、社長との距離が近く、コロナ禍前は社員が社長と食事に行く機会を率先して設けていました」(飯塚氏)。

代表や他の上司に意見をはっきりと言える社風で、制度も社員がみんなで考えるのが、CPAエクセレントパートナーズの組織作りの在り方。どこまでもボトムアップの組織を徹底している。

「当社、あるいは当校に関わる人を幸せにしたいと考えています。社外に人材のキャリア支援だけでなく、社内の人材ともコミュニケーションを大事にして、社員が幸せになれるような組織作りを進めています。従業員第一主義を掲げ、給料は業界水準よりも高く設定されています」(飯塚氏)。

働き方もメンバーに合わせて柔軟に対応している。一部のメンバーに関しては「裁量労働制」を導入し、成果ベースでの働き方を採用。勤務する時間や場所はチーム内で調整すればかなり融通が利く。ライフイベントに沿った休暇や時短にも柔軟に対応してくれる。

「働き方については会社と相談して決めます。ライフワークバランスを重視して勤務時間を抑えて働きたい人も、仕事で成果を出すためにしっかり働きたい人にも対応。それぞれが自分の求める働き方を会社と作っていけます。年間休日も130日と多く、年間20万円まで研修費を申請できます。本人が学びたい研修を見つけて申請すれば、会社が7割負担します。業務に必要と認められれば全額会社負担です。自分のキャリアを考えて研修を受けることができます」(飯塚氏)。

同社の代表が社員を大切にする人物。社員のためにIPOを目指さないと公言しており、株主に払う配当があるならメンバーに還元したいと本気で思っている。株主一人が3億円をもらうよりも、100人のスタッフに300万円払った方が、幸せの総量が大きくなる。会社が成長すれば自分達も豊かになる仕組みを作ることで、お客様満足も向上し、好循環が生まれるという考え方の持ち主。「自分が従業員でも『社長を金持ちにするために働いているわけではない』と思う」と言い放つような人物なのだ。そんな魅力的なCPAエクセレントパートナーズの代表のストーリーは、インタビュータブで紹介する。

インタビュー

CPAエクセレントパートナーズ株式会社のインタビュー写真
代表取締役 公認会計士 国見 健介氏 大学3年生の時に公認会計士試験に合格。卒業後にCPAエクセレントパートナーズ株式会社を設立。『CPA会計学院』の運営を通じて多くの公認会計士を輩出する。自らも長く講師として教壇に立ち、プレイングマネジャーとして会社を牽引してきたが、2021年、経営に専念するため講師を引退。趣味は読書だが、会計士業界や経済界の人々と交流してもらいたいと願う社員から、ゴルフを始めるよう進められているとか。

── CPAエクセレントパートナーズを立ち上げた経緯は?

私が起業したのは22歳の時。大学3年生で公認会計士試験に合格した私は、チューターとして公認会計士の育成に関わっていました。教育事業にやりがいを見いだし、大学を卒業後、公認会計士を育成するCPAエクセレントパートナーズを立ち上げました。最初の教室は、日吉でした。私の通っていた慶応義塾大学が公認会計士を最も多く輩出する大学で、キャンパスの近くに教室はあります。そのキャンパスに通う学生をターゲットにしたスクール運営からスタートしました。

人にフォーカスした経営を心掛けてきました。働いている社員の幸せ、さらにその先にいる受講生の幸せを常に目標にしています。... 続きを読む

企業情報

会社名

CPAエクセレントパートナーズ株式会社

業界

サービス系 > 人材サービス(紹介/派遣/教育/研修)

サービス系 > その他サービス系

その他 > その他業界

企業の特徴
自社サービス製品あり、シェアトップクラス
設立年月

2001年09月

代表者氏名

代表取締役 国見 健介

事業内容

公認会計士資格スクール「CPA会計学院」
簿記や会計ファイナンスを完全無料で学べるeラーニング「CPAラーニング」
会計ファイナンス人材特化型 求人サイト 「CPAジョブズ」
会計ファイナンス人材の生涯支援プラットフォーム「CPASS」
会計ファイナンス人材特化型 転職エージェント「CPASSキャリア」

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

306人

平均年齢

32.8歳

本社住所

東京都新宿区新宿3-14-20 新宿テアトルビル5F

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