なぜ、システムエンジニアを目指したのですか?
今みたいにPCが家庭に普及する前なので、当時としては珍しかったのですが、 私は両親がPCに関わる仕事をしていたこともあって、 子どものころからPCに触れる機会が多かったです。 そのおかげで小さいころから実際にプログラムを組んでみて、 あーでもない、こーでもないと試行錯誤してみたり・・・ 子ども心に、「楽しい」と感じたこと。 今考えると、これが私の原点にあるのではないかなと思います。
転職を決意したきっかけは?
私は、新卒のころからずっとエンジニア一筋で、 リアルテックが2社目となります。 例えば、オフィスの複合機を裏側で支える基幹システムとか、 これまでに数えきれないほどの開発に関わってきました。 10年ほど技術を磨いたころ、ふとしたご縁で創業間もない当時のリアルテックから声をかけて頂きました。 会社の考え方、幅広いだけでなく、特化した強みを持つ事業分野、 会社の収支や会計の透明性ですとか、中の情報までオープンに話を聞いているうちに、「自分から聞いておいて なんだけど、そこまで話して大丈夫なの!?」と、驚きつつも、こういう開けた空気感の中で仕事したら おもしろいだろうな、と期待が膨らんでしまって(笑) 会計的にも透明で安心感があったので、思い切って新しいフィールドでのチャレンジを決めました。 前の会社でもリーダーとして部下を持つ立場でしたので、 転職後も「まず、やってみろ」と信頼して一人で現場を任せてもらうことが多かったですね。 でも、困った時や助けてほしいときなど、何かあれば上司が絶妙のタイミングで手を差し伸べてくれて。 当時の上司にはいまだに助けて頂いています。
現在、リアルテックでは、どのようなプロジェクトを担当されてますか?
リアルテックでもたくさんの案件に関わっていて、 一番長いものには、約8年関わっています。 名前を聞いたら誰でも知っているような、大手の携帯キャリアさんなのですが、 販売店で使うシステムの構築をしたり、最近は本部の債権管理システムに関わっています。 プロジェクトマネージャーとして、短いスパンで次々に目標を掲げ、リアルテックの支援チームだけでなく 相手の様々な部署を巻き込みながらプロジェクトを進捗させていくこと。 これが私の仕事です。 クライアントは、優秀な方が多く非常にスピード感の早い会社ですので、大変ですがやりごたえがあります。 基本的なスケジュールだと、朝9時半頃~本社と地方をテレビ会議で繋いで、企画の打ち合わせを行います。 その後、お昼までは進捗中のプロジェクトについて、個別の状況確認を行います。 午後は、他の部署を巻き込んで新しいシステムに関する企画会議を行い、 夕方からは全体的な進捗管理を行います。 責任者として、プロジェクトマネジメントをするのが私の役割なので、 立場的に、自分で手を動かす機会は少ないです。
リアルテックでのやりがいは、なんですか?
「任せてもらえる仕事そのものが楽しかった。」 結局、これがリアルテックで長く仕事を続けてきた理由じゃないかと思います。 例えば、ユーザーさんから嬉しい声を頂いたとき、また数値として成果が見えたときに達成感を感じますので、それも仕事をやっていく上での楽しさになっています。 自分が作ったシステムをお客さんが使ってくれて、「すごく便利になった!」と喜んで頂くのを見ると嬉しいですし、 様々な方から意見を頂き、「次はこういうことをやってみましょうか」と次のステップへも繫がっていきます。 あとは、システムを改善した結果、今まで一人当たり10分かかっていた作業が、数分でできるようになりました、とか。 ずっと関わっていた案件では、全国にある携帯電話のショップや家電量販店全体に効果が波及しますので、 全体でみると途轍もないインパクトとなります。これが数字で見えるとやりがいを感じますね。 チームでこういう仕事をするのが楽しかった。 後輩が育つのを見るのも楽しかった。 あとは上司をはじめ、皆がいろいろ力を貸してくれる、本当に困ったときに時間を割いて助けてくれるというのは大きいです。
どのような新しい仲間を求めてますか?
究極的に言ってしまうと、度合いの差こそあれ、「やる気がある」ことが一番じゃないでしょうか。 現場毎に違いますが、リアルテックは、外からでは想像できないような重要なニッチ分野に入り込んでいたりするので、 初めのうちは覚えることがたくさんあります。 プログラムの技術はもちろん、クライアントの情報を積極的に覚えて、 「この分野なら私にまかせてください!」と言えるようになって下さる方が増えると嬉しいですね。 私もそうですが、長く関わっている案件だと、 クライアントから完全にプロジェクトを任されて、クライアント先の誰よりも自分が案件に精通している、 という状況にもなります。 そうしてクライアントから頼られる状況を楽しんでほしいですし、 エンジニアとしての市場価値を高めていって頂きたいと思います。