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インタビュー画像代表取締役:植村祐貴

2015年に26歳でSandlotsを起業。きっかけを、自己紹介と併せてお願いします。

はい。皆さんこんにちは、株式会社Sandlots・代表取締役社長の植村(以下ウエソ)です。 さて、いきなり皆さんの目に入る異質な紹介写真。 野球のユニフォームを作っている会社かな?と思われるかもしれませんが、メイン事業はエンタメ家電ブランド【FunLogy】の運営です。 では、なぜ私はユニフォームを着ているのか?正解はこれが、私が代表を務める草野球チームのユニフォームだからです。 奇抜な格好をすれば皆さんの印象に残るんじゃないか、という魂胆もありますが(笑)、決してそれだけではありませんよ。草野球チーム【サンドロッツ】の存在は、私の起業を語る上で外せない出来事なのです。

草野球チームの存在がなければ、Sandlotsはなかったのでしょうか?

なかったでしょうね。 少し昔の話をします。子供の頃、私の両親は毎日のように口喧嘩をしていました。父は多忙なサラリーマンで、休日に外へ出たり、家庭のために何かをしたりというタイプではありませんでした。 社会で働く苦労があったのでしょうし、大人になった今では「休日くらい寝ていたい」という気持ちも分からなくはないです。ただ母親からは疎まれていたようで、雰囲気はいつも険悪でした。 私に対する教育方針は、とにかく勉強しろ!ということだけです。いい学校に行って、いい会社に入る。こちらも今となっては親心だと理解できるのですが、子供にとってはいい思いはしませんでした。いい会社に入って、それで?父親と同じように、忙しくてつまらない毎日を送るのか?と。 天邪鬼なので、やれと言われるとよりやりたくなくなるんです。きっと同じような方、いらっしゃいますよね? 部活も同じで、野球部に所属していましたが、当時は厳しいばかりの練習に楽しさが見出せませんでした。 唯一楽しかったのは、ゲームでした。ニンテンドー64の全盛期で、パワプロやスマブラをめちゃくちゃやりました。 そんな少年期を経て19歳になったウエソ青年は、20歳という区切りを前にして「このままつまらない大人にはなるものか!」と誓いました。仕事に行って帰るだけではない、何かもっと楽しいことがある毎日を過ごしたい。 自分の思う「大人の退屈な毎日」への反骨精神から立ち上げたのが、週末を利用した草野球チーム【サンドロッツ】です。 これが人生を変えました。部活でのやらされる野球に比べて、自分たちで試行錯誤しながら行う野球はなんと楽しいことか! 人数集めも毎週苦労したし、球場への移動は自転車だし、そもそも球場が確保できなくて公園で練習していたし、今思うと散々な環境なんです。でも、当時はそんなことを気にするヒマもないくらい楽しかったです。

株式会社Sandlotsの理念も「365日を楽しく」でしたね。

そうです。草野球で知った「楽しさから生まれる充実感」は、まさに私が人生に求めていたものでした。 おかげで週末だけでなく、平日もこれを続けられないか?平日も楽しくなったら、人生が毎日楽しいはず!と確信できたのです。 とはいえ最初は勇気が出ず、流されるままとある企業に入社しました。採用側になって分かるのですが、一番よくないパターンですよね。企業理念に共感することもなければ、自分のやりたいこともないまま入社して…… 当然すぐにつまらなくなるわけです。納得のいかない体制があり、それを変えることもできない。本当につまらない毎日が過ぎていきました。 気づけば、すでに20代中盤。あっという間に30歳になるし、人生が終わってしまう。もっとやりたいことをやりきって死にたい、草野球のグラウンドで感じるような充実感を人生に詰め込みたい!という強烈な想いが湧き上がってきて、どんな事業をするかも決めないまま、会社を辞めて、起業することにしました。 そこから紆余曲折あって今の事業に辿り着くのですが、当然、色々な苦労がありました。今でも365日、起きている間はほとんど仕事のことを考えています。しんどいこともたくさんありますが、毎日充実していて本当に楽しいです。

当時の自分に、何か一言かけるなら?

「自分、よく行動した!」……これでしょうね。 私は幼い頃から、母親に「大人の毎日はつまらない」と言われ続けて、サラリーマンになったら仕事にすべてを捧げてつまらない人生になってしまうという先入観がついていました。もちろん、その限りではないことも今では分かります。 起業の陰には、そんな母親に対する反骨心もあったのかもしれません。人は何歳になっても楽しく生きられることを、自分の人生をかけて証明したかったのです。だから草野球を見つけたし、起業という道を見つけました。Sandlotsを通して、同じように「人生が楽しい大人」をたくさん作ってみせてやろう、と思いました。 そんな母親も、私が19歳のときに脳梗塞を患ってしまい、段々と意思疎通ができなくなり、数年後に他界しました。 すでに母親への証明はできなくなりましたが、そんなことはどうでもいいんです。不自由なく育ててもらったことには感謝していますし、弱っていく姿を見ていたら、今までのことはどうでもよくなってしまいました。 残っているのは、一人でも多くの人を、世の中を楽しくしたいという熱い気持ちだけです。

株式会社Sandlotsへの応募を考えている人へ、メッセージをお願いします。

今、毎日楽しく過ごされているでしょうか? 仕事も家庭も充実されているという方、最高です!Sandlotsに来てくれたら、もっと楽しくなります。 毎日が楽しくないという方、大丈夫でしょうか? 本当に辛いですよね。孤独ですよね。それでも戦うしかない、歯を食いしばって生きていくしかない。 毎日楽しく生きることを諦めるしかないと思いますか?大人になった以上、歳を取って仕事から解放されるまで、我慢を続けるしかないと思っていますか? そんなの悔しいじゃないですか。私は、毎日を今より楽しくすることは誰にだってできると思います。 仕事というのは対価を得るためにするものです。お金がなければ生きていくことは困難になります。しかし、お金だけでは得られない幸福感・充実感を与えてくれるのもまた仕事です。 自分の仕事が誰かに価値を与えているとき、世の中に貢献できていると感じたとき、私たちは仕事にやりがいと楽しさを得られるのではないでしょうか。 私は、ただ単にお金を転がして儲けるだけの会社にするつもりは毛頭ありません。だからと言って、やりがいを盾にして搾取する企業を目指すつもりもありません。 世の中や社会へ貢献できているという実感も、その対価として得られる報酬も、徹底的に追求したいし、みんなで分かち合いたい。そんな欲張りな人間が私・ウエソであり、そんな私が立ち上げたのが株式会社Sandlotsです。 ぜひ、一緒に人生を欲張りましょう。 Sandlotsで応募をお待ちしています。

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目指すは「産業革命を起こすマストハブカンパニー」。テクノロジーの力で小売市場を新たな産業に。
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