株式会社ONE CRUISE

“Webマーケティングの精鋭集団”を標榜している、株式会社ワンクルーズ。本拠地を北海道札幌市に置き、“No.1 from Hokkaido”を掲げ、東京支社、名古屋支社、東北ブランチを設けてビジネスを全国に広げ、更に近い将来は福岡ブランチも設立予定。
事業内容は、Webトータル・コンサルティング、Web制作・Webマーケティング、インターネット広告代理業および自社メディア運営。

同社の強みは、Web広告やSNS広告の特性を理解し的確に活用することで、クライアントの売上に着実に繋げるノウハウやスキルを有する点にある。その傍証として、北海道の広告代理業として唯一、GoogleとMetaの両社からそれぞれ、「成功事例」として紹介されていることが挙げられる。
「特に大手企業は大手広告代理店に依頼するのが一般的ですが、当社のようなローカルの代理店が大手を凌ぐ効果事例を出しているケースとして、GoogleとMetaに取り上げてもらいました。北海道でNo.1の存在として認めてもらえた形です」と採用担当のデュラン氏は胸を張る。その強みの要因としては、Googleサポートセンターの元メンバーやFacebook広告にいち早く取り組んできた人材が多数在籍していることが挙げられる。

「加えて、大手代理店のように2次請け、3次請けに流すことなく1次請けとしての当社が業務を完結させていることで、エリア内で何がヒットするのかという細かいデータやその活用ノウハウを蓄積している強みもあります。このデータで“光速PDCA”を回すことで、成果に繋げているのです」（デュラン氏）。

ここにLINE Messaging APIを加えることで、さらなる強化を図る。2022年4月現在で国内の約9,000万人が使っているLINEは、最強のコミュニケーションツール。ユーザーが使い慣れたUIでアンケートや来店チェックイン、EC等、様々な顧客体験を提供すると共に、取得したデータでセグメント配信を行い、顧客体験の最大化を図ることを狙う。「社長直轄のプロジェクトとして力を入れている」とデュラン氏は話す。

そのほか、同社では次のオウンドメディアやECも展開している。

●オウンドメディア
・『デジオデジコ』：地方企業の広報担当者や広告代理店、リスティング広告を勉強したい人向けにリスティング広告で売上を上げるノウハウを提供。
・『北海道ルッチ』：北海道の観光、グルメ、デートスポット、イベント等を“面白く・分かりやすく”紹介する地域情報サイト。

●EC
・『雪国物語』：市場に出回ることの少ない珍しい魚や、地元でしか味わえない希少価値の高い加工品等の逸品を地域の販売事業者と提携して販売。
・『MATE Organics』：愛犬・愛猫の健康を第一に考えてつくられたヒューマングレードペットフードのD2Cサイト。

●イベント企画
・北海道各地のラーメンが堪能できる【北海道ラーメンフェスティバル】の企画・開催。ハワイ・ロサンゼルスで実施。

同社の設立は、2014年7月。札幌の広告・Webアプリ会社に在籍していた現在の同社副代表の2名と、その会社にエンジニアとして出入りしていた同社代表取締役の深見晋平氏の3名が、Webマーケティングの可能性やWebで北海道を盛り上げることに意気投合してスタートさせた。以来、“No.1 from Hokkaido”を掲げ、北海道ローカルにおけるデジタルマーケティング領域でNo.1となる企業づくりを目指してビジネスに取り組んできた。

そんな同社のVisionは、“期待を超え、最幸の感動を”である。このことについて、デュラン氏は次のように説明する。
弊社に依頼をしてくれたクライアント様や、その先にいるユーザー様に「期待を超え、最幸の感動を」お届けすることをミッションとしております。毎日目にするSNS広告で、ユーザーの日常生活の中でちょっとした驚きや感動を与え、そこからクライアントの事業が確実儲かるようにしていくこと。100%の対価を返すのは当たり前。常に120%でお返しする。予算以上の利益貢献を生み出すことが前提で、クライアント側のビジネスを理解し、本当にクライアントが儲かっているのかを考える、行動することが大事だと考えます。

なお、同社の料金プランは、広告費、広告運用レポート提出、初期設定費、バナー制作費一式で10万円から。他社のようにそれぞれの名目による複雑な料金設定や手数料を廃止し、極めて低価格でスタートできるようにしている。

今後の課題としては、テクノロジーの進化やプライバシー問題等で目まぐるしく変化するデジタルマーケティングのトレンドを常にキャッチアップし、最先端を走り続けることにある。LINE Messaging APIのサービス化は、まさしくその一環だ。
加えて、国内拠点のさらなる展開と共に、東南アジア等への海外進出も視野に入れている。
社員数約45名（2023年10月現在）の規模にして、毎年4～5名の新卒社員も採用。着実に規模を広げているところだ。

同社は、風土づくりの基軸として次のVALUEを掲げている。

●より大きな利益を、対価としてお返しする
●できる方法のみを思考し続ける
●誰よりも早く、自分が遂行する
●顧客・仲間・自分に誠実に、明るく元気に

これらの項目は、人事考課の定性評価指標として設定され、社員は半期ごとにそれぞれの目標を宣言する。その後、毎週上司および組織人事コンサルタントの3者で進捗状況を擦り合わせ、半期後の成果に繋げるというきめ細かいマネジメントが行われている。
「各個人が何をすべきか、どう行動すればいいのかを明確にして常に意識し、その結果もたらされたことをきちんと評価するという仕組みが出来上がっています。これによって、掲げているVALUEはしっかり浸透・促進されていると思います」（デュラン氏）。

同社の組織は、広告運用チーム（札幌2グループおよび東京、名古屋各1グループ）、デザインチーム、メディア事業部に分かれ、グループ単位でチャットのチャンネルを設けて気軽に相談できるようにしている。

人材育成においては、書籍購入やセミナー受講は無制限で会社が費用負担。セミナー会場が地方の場合でも、交通費まで会社が負担している。

なお、GoogleとMetaの両社から優良代理店として認められたことで、シンガポールに置かれた両社のアジア地区のヘッドクオーターが開催した研修に招かれ、社員旅行を兼ねて出掛けた実績もある。コロナの影響で自粛していたが、2022年には沖縄県・宮古島へ。

そのほか、忘年会はホテルの催事場を借りて華々しく行い、メンバーが自主的にダンスや漫才を披露するといったプログラムを楽しんでいる。フットサルやゴルフ、ゲーム等の同好会活動も活発に行われている。
社員一人当たりの年間休日数平均は130.3日と多いのも特長だろう。

そんな同社が求める人材像について、デュラン氏は次のように話す。
「好奇心が旺盛でトレンドを追うことが好きな人。普段からSNS広告を見て、何がユーザーに刺さるのかに関心が高い人がいいですね。弊社はベンチャー企業なので、上からの指示を待つのではなく、今課されている課題に対してどうアクションを起こすのか、正解はなくても、まず動いてやってみることが大事です。」
北海道を拠点に、全国展開を強化する同社。その武器は、高い成果に結び付けるスキルやノウハウにある。Webマーケティングの世界で成長したい人材にとって、この募集は見逃せないだろう。