株式会社ワールドフィット | インタビュー

取締役統括責任者・東邦彦氏京都大学を卒業後、メガバンクに入行。大阪にて法人営業を務めた後、上京して大手コンサルティング会社に転職。その後、幼馴染の紹介で高城代表と出会い、ワールドフィットに入社。しかし、入社した当時は、他に管理スタッフがおらず、孤軍奮闘。現在に至る組織の基盤整備に取り組んだ。

東さんが、ワールドフィットへの入社を決めた理由は何ですか？

大企業の仕事のやり方に疑問を感じていたことがきっかけでした。様々な規則やルールで行動が制限され、自分が成し遂げた成果よりも周りの評価が重視される環境に息苦しさや違和感があったのです。「何かを成し遂げる上で、これが最短距離だ」と自分が思える方法で仕事がしたいと。もっと自分の裁量で勝負できる環境に行きたいと思っていた時に、幼馴染の紹介で高城代表と出会い、入社を決意しました。高城代表とお会いしてからは即決でした。ワールドフィットを選んだ理由の一つは、高城代表に「この人は会社を大きくする人だ！」と直感したからです。彼が描いている絵がとても大きく、その絵を実現しようという熱量も感じられたからです。他にも、店舗展開していく上で必要になる強みも兼ね備えてはいたものの、それを活かすために手を動かす人がいないという状態であるように感じたため、周りからは「よく転職したね」と言われますが、自分の中ではこの転職に何も不安はありませんでした。

2021年に急激に『BEYOND』の店舗数が伸びていますが、何か理由があるのでしょうか。

トレーナーの考え方が変わったことは大きかったと思います。設立からしばらくは、トレーナーをしながら選手として大会に出場しているメンバーが多くいました。優秀な選手が集まるジムということで知られるようになっていたので、その点は良かったのですが、選手は選手であって、トレーナーではありません。パーソナルトレーニングジムは、お客様ありきの商売です。お客様がどのような気持ちでトレーニングに取り組んでいるのか、トレーナーはその気持ちを理解することが大切です。少なくとも、お客様のことを知ろう、理解しようという気持ちがなければなりません。私が入社した後、まず現場に顧客志向をとにかく徹底させました。それができているトレーナーはしっかりと評価し、できていないトレーナーには入念に指導しました。これをきっかけに選手として優秀な人が集まるジムから、お客様を想う人が集まるジムへと少しずつ変遷を遂げ、サービスがみるみる向上する組織となり、多くのお客様よりお選びいただき、業績が伸びました。これにより、店舗展開に踏み切ることができると判断し、一気に展開を進めました。

ワールドフィットが、健康を重視する理由を教えてください。

健康という手段を使って、周りの人を豊かにしたいと思っているからです。人それぞれ、やりたいことや実現したい夢は違います。しかし、その思いを叶えるためには、何よりも健康でなければなりません。健康な体は前向きな心をつくってくれます。体の調子がいいと気持ちも明るくなり、気力も充実します。また、健康を追求してトレーニングをすることで自分の体が変わっていくことを実感すると、楽しくなりますし、自分に自信を持てるようにもなります。だから、健康は本当にいいものだなと心の底から思います。ワールドフィットのメンバーは、このことを骨の髄から理解して行動しています。仕事をする理由は人それぞれですが、この根っこの部分を共有できているから当社には一体感があり、少人数ながらも力強く前へ進んでいく力が生まれてくるのだと思っています。いわば、健康は私達メンバーを統合する価値観であり、周りにいる人達の人生を豊かにするための武器でもあると考えています。

東さんの仕事観を教えてください。

大学を卒業して銀行で営業をしていた時、しょっちゅう上司に怒鳴られていました。そのため委縮してしまい、いつの間にか上司に怒られないためにはどうすればいいかを優先するようになっていました。そんな様子に見かねた支店長がある日、僕を呼び出し、「お前はこっち（銀行や上司）を見過ぎだ。お客様がどうしたら喜ぶかだけを考えろ」と。そこでハッとして、考え方を変えたのです。例えば、社長と話していたとしても、お客様からの電話には出るし、呼ばれれば行く。優先度は常にお客様を最上に置くように。不思議なことに、考え方を変えて行動するようになってから上司に怒られることもなくなりました。むしろ、お客様に重要な決断をしてもらう時、私では説得力に欠けるため上司に同行をお願いすると快く引き受けてくれるようになったのです。多分、上司もお客様の方を向かずに仕事をしていた私にイライラしていたのだと思います。この経験以降、「お客様の喜びだけを考える」ことが体に染み付いています。また、「同じ方向を向く」ことも大切にしています。

最後に、応募者へのメッセージをお願いします。

ワールドフィットは、メンバー一人ひとりが大きな決裁権や裁量を持って仕事に取り組んでいます。不要な規則を沢山つくってメンバーを縛るようなこともありませんし、バリバリ働きたいという気持ちがあれば、応援も後押しもします。だから、もし今いる環境に物足りなさを感じていたり、自由に動けず不満を感じているなら、ワールドフィットで存分に結果を追求してください。前向きな気持ちを持った人をお待ちしています！