株式会社スタジオ・アルカナ

株式会社スタジオ・アルカナは店舗向け不動産仲介事業や人材紹介事業等を手掛けるナシエルホールディングスグループの一員として、グループ内のプロダクトのシステム開発・運用・保守を一手に引き受ける会社です。

グループの既存サービスである店舗物件専門（居抜き物件、スケルトン物件等）のマッチングポータルサイトが好調です。

さらに新規サービスや自社サービスの立ち上げも計画中で、大幅な人員増強が急務となっております。
しかし組織は拡大しても遊び心を持ってエンジニアリングを楽しむというコンセプトは変わりません。

培った技術力をさらに伸ばしながら、同社の拡大フェーズで活かしたい！そんな成長意欲に溢れる方をお待ちしております。

同社は2005年にシステム受託開発会社として東京都中野区で創業いたしました。

12年間にわたり事業を続けた後、2017年に不動産事業およびM&A事業を展開する株式会社M＆A Propertiesの子会社となりました。

2019年1月にはM&A Propertiesの持株会社として株式会社ナシエルホールディングスが設立されます。

このタイミングで同社は株式会社M＆A Properties、株式会社グローアップ、ホクトシステム株式会社と共にグループ経営の体制下に移行いたしました。

これまでの幾度かのターニングポイントはスタジオ・アルカナにポジティブな影響をもたらしました。

まずグループ各社が運営するサイト等の企画・開発に特化したことから、スタジオ・アルカナ内にセールス担当を置く必要がなくなりました。

そのためエンジニア集団として組織力を磨き、開発に集中できる環境に転換いたしました。

また受託開発ではクライアントが変わるたびに業種や業態が変わり、知見を蓄積しづらい面があり継続的に一つの事業に携わるのは難しかったのですが、現在は腰を据えてサービスづくりに取り組めております。

依頼主はグループ会社なので対等に提案・提言を行える点もメリットです。指示を受けての作業ではなく、仕様や企画の提案も積極的に行う事が可能です。各社営業部隊との連携が密なため、エンドユーザーからの声も届きやすい環境となっております。

今後はグループ企業のシステムやサービスとは別に、自社でのサービス開発に取り組む計画があります。安定した環境下でサービスを育てるやりがいを感じると共に新たな自社開発プロダクトへの取り組み実現可能です。

インフラ構築・フロントエンド・バックエンドと多様な経験を得て、上流工程やPM業務等にも活躍の場を広げられます。

そして、現在はソリューションアーキテクトサービスセグメントというセグメントが新設され今までご縁があった会社様の受託開発もしている状況です。

受託開発とグループ内のプロダクトを両軸バランスを取りながら開発しております。

現体制に移行して年数は浅いですが、それまでの受託開発で培った技術力とプロジェクト推進力は折り紙付きでスキルの高いエンジニアと切磋琢磨できる環境です。

スキルアップを目指したいエンジニアにとって魅力的な要素が揃う開発会社だと自負しております。

グループの中核事業は、飲食業を支援する総合サービスプラットフォーム事業だ。

居抜き物件やスケルトン物件等の店舗物件のマッチングポータルサイト『テンポスマート』で、飲食業における不動産に関する課題解決に貢献する。飲食業界の人材採用では、業界特化型の人材紹介サービス『エフジョブ』を展開している。また評価制度の構築による定着率向上への寄与や、退店・事業拡大を考える経営者向けにM＆Aアドバイザリーも行うなど飲食店の出店準備から出店、運営、退店までを総合的に支援する循環型プラットフォームを目指している。

グループは「胸が高鳴る世の中に。」を経営理念として掲げ、利用者がワクワクして、顧客のビジネスの発展に繋がる情報と各種サービスを提供しています。その中にあって同社は、システム開発によってグループの理念を体現するポジションだ。

代表取締役の鎌田学氏は「『テンポスマート』の会員数と店舗仲介の実績は毎年20%以上で成長しています。エンジニアは各サービスの順調な伸びを体感しており、その成功体験が自信に繋がっています。一方でサービスはまだまだ理想形には到達しておらず、課題が多い現状もあります。エンジニアは一つひとつの課題と向き合い、解決に取り組んでいます」と話す。

開発は各サービスに特化したチームが専任で担当するスタイル。サービスへの理解を深め、育てていく楽しみがやりがいになる反面、同じ技術を使い続けたり変化が乏しかったりして飽きがくる可能性もある。そこで今後は本人の希望をヒアリングして、チームのシャッフルを行う予定だ。

「仕事がつまらないとモチベーションを保つのが難しくなります。希望に完全に沿うことは難しいかもしれませんが、なるべく本人が楽しみながら取り組める体制にしたいと考えています」（鎌田氏）。

エンジニア集団として、ものづくりに真摯に取り組み集中できる環境を用意したいと話す。

キャリアの展望としては、技術のスペシャリストを望むならばテックリード等、技術統括の立場を目指すことができる。マネジメント志向ならば、リードエンジニアやマネージャーを目指して進める。エンジニアのモチベーションを大事にする同社は、週次で1on1を実施して細やかに意見を吸い上げる仕組みを整えている。

鎌田氏は「社員は皆、私に対して言いたい放題ですよ。私を『おじいちゃん』なんて呼びますからね」と快活に笑う。フラットに気兼ねなく言い合える関係は、トップダウンを好まない鎌田氏のざっくばらんな人柄と誠実な接し方の賜物なのだろう。

実際、現状で会社が抱える課題を尋ねたところ、「フルリモートが増えて、自分のチーム以外は何をやっているか分からない事態が起きています。コミュニケーション不足も気になりますし、帰属意識の希薄化を感じることもあります。360度評価制度を導入していますが難しくなってきているので、改善する必要があります」と率直な答えが返ってきた。

取り繕うことが嫌いだという鎌田氏は、ネガティブなことも包み隠さずに伝えるので、社員にも不安や不満等をきちんと伝えてほしいと話す。面接においても同じで、応募者にはその場しのぎではない自然な姿を見せてほしいと願う。

パフォーマンスを最大限に引き出す取り組みに力を入れているという鎌田氏の言葉通り、労働環境の整備に気を配る。

仕事の質を高めるPCや周辺機材、開発ツールはもちろんのこと、VR機器やIoT端末等、遊び心を刺激するガジェットの導入を積極的に行う。外部勉強会やカンファレンス等の参加費、技術書の購入費等、スキルアップのための費用も申請があれば全額を会社で負担する。

オフィスには置き菓子販売サービスを設置する他、無料のコーヒーメーカーやウォーターサーバーの提供で社員のリラックスタイムに配慮する。

現状は7割がリモート、3割が出社という割合だ。どちらもコアタイムが12時〜13時の60分というコアタイムを極力短くしたフレックス制を導入。週4日勤務を選択することも可能で、チームやパフォーマンスに影響が出ない範囲なら半休を申請しなくても通院や私用を済ませることもＯＫだという。各自の裁量に任せるフレキシブルなワークスタイルだ。

残業に関しては営業段階からの進行管理や無理なプロジェクト設計をしないといった取り組みで、稼働率の安定を目指す。制度・カルチャ―全般を通して各自のライフスタイルを尊重し、仕事とのバランスが取れるよう配慮する様子が伝わる。

「それぞれの成長を見ながら、集中して取り組んでもらえる環境を整えています。自由でフラットな社風に嘘偽りはありません。ただし自己研鑽できないタイプだと低きに流れてしまうこともあると思うので、成長意欲が高い人を求めています。第二創業期とも呼べる成長フェーズを迎える当社へ是非ご応募ください」と鎌田氏は呼び掛ける。