第二創業期にあるプリマジェストが、今取り組んでいることを教えてください。
プリマジェストの企業理念は「創造からの進化」ということにあり、 今、私たちは「紙の文化からのゲームチェンジを進めている」途上にあります。 当社にはスキャナー等のハードウェア開発技術があり、これまではハード中心で顧客の情報を紙でスキャニング、社内のBPO部門がデータを整えて生成するという流れでした。 しかし、「働き方改革」「コロナ禍」といった時代を経験して、自社も金融機関等のクライアントも働き方や仕事の進め方も変わってきています。 特別な装置がなくても全てが手元のスマホで済む時代…。 これからハードウェアを介さず、デジタルでの処理ということも考える必要があります。 つまり「デジタル化」「自動化」が求められていく時代であり、 コロナ禍で受けた企業のダメージを減らし、働き方を変えていくためにも、 私たちが様々な業界に対し、紙起点とは限らない多様なデジタル化を提供できることが重要と考えております。
働き方変革等の社会的な変化に対して、プリマジェストが取り組んでいくこととは?
これからの企業に必要なこと、そしてプリマジェストにとって必要なこと。 それは「ダイナミック・ケイパビリティの向上」が重要なキーワードであると考えます。 時代の変化に対応していくために企業が持つ既存の資産やリソースを自由に再構築して、柔軟に変容を遂げていく、 このため、プリマジェストの中で新たな領域を立ち上げていくことも視野に入れています。 クライアントに対してはデジタル化のための技術とサービスを提供し、これと同時に社内では、「従前のビジネスを変えていく」というくらいの気概を持って改革を推し進めていきます。 市場の流れは実に速いため、常に世の中の状況に対して「アンテナを立てて、感度の良い状態」で新たなことにチャレンジしていく必要があります。 このためにも、新たに採用する方には「新規事業を実現したい」といった挑戦心のある方を求めています。
プリマジェストの組織体制について教えてください。
営業、技術、BPO、スタッフ業務の組織がありますが、特に技術は4部門で構成されています。 (1)自社製品を開発する部門では、主にAIやクラウドを使ったイメージ処理をするパッケージ開発を行っています。 (2)システム開発本部はSIerとしてクライアントの依頼に対応して、業務改善システム等を提供しています。 (3)AIビジネス等を研究している部署では、画像解析と音声分析、デバイスを使った開発を行っている所です。 (4)上流からコンサルティングを行っている部署では、ツールを提供するだけでなく、企業の業務改革提案から行っていきます。 なお、人数としては(2)のシステム開発本部が一番大所帯で200名ほど在籍しています。
“プリマジェストの企業文化”を見て、魅力的な部分とはどのような点だと思いますか?
他社から来て感じたのは、みなさん「元気がある」ということです。よく言葉を交わし、役職の上下や年齢に関係なく意見を交換し合っている雰囲気があります。 今、全社的に第二創業期として新たな情報を発信していますが、社内での情報共有も盛んであり、新しい情報へのアップデートもスムーズに行われている点が優れていると感じています。 福利厚生や研修体制についても、大手SIerと同等レベルに充実しており、「研修」「従業員アンケート」等が実施されています。 その他、後輩の指導のために「メンター制度」があり、困った時にもすぐ相談できる状態にあります。 もしも、あなたが新規事業のアイデアを出したいなら、しっかりと情報共有される環境です。人事制度面のアイデアなら、人事担当者に直接声を掛けても問題ありません。
メンバーに対して、どのようなことを期待していますか?
「感度を高く仕事をしてほしい」ということをメンバーにはよく言っています。様々な情報に触れてほしいですし、海外から入ってくる最新のトレンドにも耳を傾けてくれたらと思います。 今後入社される皆さんには海外のイノベーションカンファレンスなどにも積極的に参加できる機会を設け、「世界の技術的な潮流」や「温度感、スピード感、熱量」に触れ、エンジニアとして大いに刺激を受けて頂きたいです。 また、教育という観点でお話をすると、社員に対しては資格取得研修を実施しており、AWS等の各種資格取得費用は会社が負担しています。最近では社員が「これを利用したい」という学習ツール導入について、私をはじめとした役員達の後押しで短期間で実現しました。 今後は上記以外にも様々なチャンスも与えられたらと思いますので、是非、積極的にチャレンジしてください。