担当業務と転職を考えた理由はなんでしょうか?
主にAnker Japan公式サイトの新規ページ作成、既存ページの改善、新製品や注力製品のランディングページ等の作成をしています。制作はWebデザインだけでなく、コーディングも担当しています。 Web制作業界は分業が主流で、デザイナーはページデザインやバナーの作成等を担当し、コーディングはエンジニアの方が担当するのが一般的です。アンカー・ジャパンのデザイナーは、前者のみに留まらず一般的にはエンジニアに任されるようなコーディングまで一貫して経験できる幅広さがあります。 1社目はWebデザイナーとして入社しましたが、様々な業務を経て主にコーディング業務を担当していました。デザインへの興味が強かったので、2社目ではWeb制作会社に入り、Webデザイナーとしてページデザイン、UIデザイン、バナー作成をメインに担当しました。結果的に前職の2社でコーディングとデザインのどちらも経験できたことは、自分自身の業務範囲を広げるという観点でプラスになりました。 これまでは上司が自分のアウトプットを1つ1つ見てフィードバックをくれる環境でした。もちろんフィードバックから学ぶことは多く貴重な経験でしたが、別の環境で”今の自分の力”がどれだけ通用するのか力試しをし、自分のキャリアを更にジャンプアップさせたい、と強く抱くようになりました。
なぜアンカー・ジャパンへの入社を決めたのでしょうか?
アンカー・ジャパンに決めた理由は2つ。1つは、自分の好きなデザインとAnkerグループのブランドの方向性が合っていたことです。装飾にこだわり派手に見せるのではなく、スマートで洗練されたデザイン。私自身、必要以上に着飾ることはせず、製品の機能面を無駄なく伝える、というデザインが好みなので、Ankerグループのブランドと一致していました。 デザイン性だけでなく、アンカー・ジャパンで働く人も決め手の1つです。選考の過程で話した人たちの人間性がとにかく素晴らしかったんです。もともとAnkerグループのことはブランドとして認知しており、製品自体に良い印象がありました。実際にアンカー・ジャパンで働いている社員の方と接したときに、本当に話しやすくコミュニケーションのスムーズさにも魅了され、一緒に働きたいと強く思いました。
どのような点にこだわりを持って日々の業務に取り組んでいるのでしょうか?
消費者目線のデザインにはこだわりを持っています。無駄を削ぎ落として機能面をストレートに伝えるデザインは、『高級で値段が高そう』という印象を抱かれがちです。洗練された製品の印象を伝えるだけであれば問題ありませんが、Ankerグループの製品は生活に寄り添ったものが多いので、そこに親しみやすさも必要です。常に消費者目線に立って受け入れられやすいデザインを考えています。 例えば、アンカー・ジャパンのWebサイトを訪れる人は既に製品に関する知見を持っている方が多いです。そのためハードウェアに詳しい人でも納得できる言葉の表現やAnkerグループ製品の品質の良さを感じられる質の高いデザインを作成するのは前提です。しかし、ただ情報量を多くすればいいというわけではありません。消費者目線で必要な情報を取捨選択し、高品質と親しみやすさの適切な塩梅を考える。このバランスに特にこだわっています。
Webデザイナーとしてアンカー・ジャパンでの業務の魅力は何でしょうか?
1番の魅力は裁量権です。アンカー・ジャパンにはWebディレクターなど、デザインの方向性を一任されているポジションは現状ありません。時にフラットな視点でデザインを見れる他の部署の方から意見をもらいつつ、自分自身で正解を決めながら進めていく必要があります。それらは裁量が与えられていることを意味し、自走する力が身につくことが他の会社と大きく異なるポイントだと思っています。その過程で他部署の方とのかかわりをもって進められることも、楽しさの1つだと感じています。 合理的かつ柔軟な働き方ができることも、本当にありがたいと感じています。フルフレックスでテレワークも可能なので、一人で集中したいと考える人は自宅で仕事を進めることができます。一方、コミュニケーションを取りながら仕事を進めていきたい場合は出社してオフィス勤務が可能です。このような選択肢があり個人が自由に選択できるのは、合理性にこだわるアンカー・ジャパンならではと思いますね。
アンカー・ジャパンに適したWebデザイナーの人物像とは?
シンプルに製品の良さを伝えたいという純粋な思いを持った人がアンカー・ジャパンに適しています。Ankerグループ製品は、品質も機能も優れているため、デザインする際に華美な装飾を加えて誇張するより、無駄を削ぎ落として製品の魅力を伝えることが重要です。製品の良さを伝えるという目的を忘れず、合理的に考え、製品の魅力を伝えるデザインを考えられる人が、アンカー・ジャパンに適している人材だと考えています。