金融ソリューション事業部　取締役　徳島

これまでの金融一本のスタイルからデジタルコマース事業を新設した背景は？

これまで当社では、AIやAR・VRを駆使したサービスも展開してきましたが、その“確実性”や“スピード感”を重視した開発で蓄積した技術力・ノウハウを横展開し、新たなビジネスを構築したいと考えています。 同時に、メタバース等の最新技術を活用したデジタルコマース領域でのサービス展開を進め、その技術を金融システムにも還元しながら、相互作用によって業績を拡大させるという狙いも、新規事業部設立の背景になります。 新たな部署として設立された「デジタルコマース事業部」は「次世代のデジタルコマースを創造する」というミッションを掲げ、AIやメタバースといった最先端技術を駆使しながら新デジタルに対応したビジネス展開に対応していきます。そのビジネスは、金融業以外の領域も対象となっており、これまで金融システム開発で培ったコア技術を新たなフィールドに横展開していく活動に今後注力していきます。

金融って難しそうでハードルが高いですが、実際はどうでしょうか？

これまでのキャリアで金融領域の馴染みがないエンジニアでも、当社では活躍のチャンスがあります。 金融系ベンダー企業として人材をリソースとして提供するのではなく、直接顧客と取引しながら開発を請け負う企業だからこそ、自社内での教育にも力を入れ、さらにエンジニアの習得したい技術領域にマッチするタスクを与えることもできるからです。そうした企業としての特性も、エンジニアにとって魅力となる一つの要因だと思います。 また、代表の浅見もよく話していますが、金融（お金）はリスクがあるから遠ざけるものではなく、リスクがあるからこそ学ばないといけない分野なのです。 皆さんにもぜひ自分で判断をしていくための知識を身に着けていただきたいと考えてます。

”エンジニアをハッピーに”とはどういうことですか？

業績だけを重視して、組織として無理のある肥大化を進めた結果、モノづくりの楽しさが感じられない環境になってしまうというケースはよくあると思います。 しかし、当社はエンジニアがいいプロダクトをつくる、そのプロダクトを多くのユーザーに受け入れてもらうことで業績が拡大する、その収益をエンジニアの育成に還元していく、というサイクルを大切にしています。この考えは、当社のベースであり、これからも維持するべき文化だと、私は思っています。 フラットな組織体制やカジュアルな服装、自由に自身の仕事を進められる環境は、エンジニアにとって魅力的なものと思いますが、何よりも重要なのは、エンジニアの力を信頼し、その成長に自社の成長を委ねるという考えであり、会社と社員の信頼関係を原動力とした発展を目指すことと考えています。