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株式会社MICHIRU

  • IT/Web・通信・インターネット系

熊本発、低コスト&高機能RPAで中小企業の業務改善に貢献するスタートアップ

自社サービス製品あり

企業について

株式会社MICHIRUは、熊本市と東京の2拠点で事業を展開するシステム開発会社だ。本社は東京だが、開発からカスタマーサポート、バックオフィスまで、事業を推進するための機能は全て開発拠点を構える熊本に集約している。

同社の主要事業は、RPA(Robotic Process Automation)やOCR(Optical Character Reader/Recognition)等、自社製品の開発と、ユーザー企業への導入および運用支援サービスである。メインプロダクトは2019年4月にファーストプロダクトとしてリリースした『MICHIRU RPA』だ。RPA市場の中では後発だが、リリース以来、順調に導入が進み、2022年8月現在までに、500社以上の契約を獲得している。導入企業は、国内のみならず海外にも広がっている。

同製品の特徴は、ITやデジタル活用に詳しい人材を確保しづらい中小企業にとって、痒い所に手が届く製品とサービスを実現していることにある。

まずは導入コストが低い。先行製品の多くが、大手企業向けで、初期費用だけでもカスタマイズを入れて数百万円はかかるものが多い中、同社製品はカスタマイズ不要で、初期費用10万円、月額費用1ライセンス5万円に設定。しかも1ライセンスで複数PCでの利用を可能としている。他の中小企業向けRPAと比較してもランニングコストは約半分以下だ。

また、操作も簡単だ。自動化シナリオはプログラム不要で作成できる。画像解析によるオートメーション化であるため、ソフト間連携をする必要もなく、Windows上で動くアプリケーションの操作は全て自動化可能だ。そのため活用シーンも幅が広い。ECの受注データをCRMにインポートする際のCSVデータ加工、製造業における受注管理システムへの受注データ入力、地方新聞社では朝刊記事をWEBで配信する際のCMSへの転記作業等、業種業態や部門を問わず、様々なルーティン作業に用いられている。

さらにサポートも充実している。導入時点では、カスタマーサクセスの担当者が一つ目の自動化シナリオを作成するまで伴走支援し、導入後も月々のライセンス費用のみで完全サポートしている。

取締役・相馬章人氏が語る。

「2021年夏頃の段階で導入数は360件ぐらいでしたが、その時点で『MICHIRU RPA』の稼働時間は3,800時間。その分だけ弊社のRPAがお客様の仕事を肩代わりしていることになります。その後、毎月20件前後のペースで導入件数が増えている状態ですので、毎月の稼働時間はさらに増え続けています」(相馬氏)。

営業面では外部パートナーの力を最大限に活用。北海道から沖縄まで全国のITコンサルティング会社等と代理店契約を結び、OEMにも対応している。有償サポート等のアドオンも柔軟にできる契約内容とすることで、積極的なビジネスを促してきたことも成長を加速させる要因となっている。

MICHIRU社の設立は2018年11月。創業者は、代表取締役 CEO・弓場康平氏と、代表取締役 COO・宮村尚吾氏、取締役CTO・斎藤暁氏だ。弓場氏は液晶や半導体装置等の製造領域でグローバルなビジネスを展開してきた起業家である。一方の宮村氏は、WEBマーケティングの会社を経営する一方で幅広いジャンルの会社経営に参加してきた経歴を持つ。両氏は、それまでの経験から、中小企業の業務効率に課題を感じ、その改善が日本経済の発展に繋がるという思いでMICHIRU社を設立。そこに斎藤氏の技術が加わり、生まれたのが『MICHIRU RPA』だ。

「斎藤は技術力の高さだけではなく、最後までやり遂げるための胆力と緻密さを持ったエンジニアです。それが『MICHIRU RPA』の製品としての強み、魅力を生み出しています」(相馬氏)。

斎藤氏は過去、海外で半導体工場の生産ライン立ち上げに携わり、医療法人や大手自動車メーカーでIT領域の責任者を務めるといった経験をした後に独立を果たしている。その間、AI技術やシミュレータ等、複雑なアルゴリズムを駆使したシステムを提供する一方、自然言語処理システムを発明し日米で特許を取得した経歴を持つ。

その斎藤氏の技術を、中小企業の業務改善に活かす方法を考え、手始めに着手したのがRPA製品の開発だ。2018年6月頃から構想を練り、11月に会社を設立して開発を本格化して、翌2019年4月に『MICHIRU RPA』のリリースへと至っている。

リリース後は、導入企業の声を聞きながら機能拡張や改善に努める一方で、導入先の要望に応じ、自動化に付随したシステム化の受託開発等も請け負っている。

「RPAはシステムとシステムを繋ぐツールです。業務を自動化したいというニーズがあっても、その業務自体がまだシステム化されていないケースもあります。そういったケースでは、業務整理からシステム化まで支援しています」(相馬氏)。

また2020年10月には、高精度OCRサービス『MICHIRU OCR』をリリースしている。『MICHIRU OCR』は、AI-OCRと人間の目視確認・修正を組み合わせることで高精度なテキスト化を実現しているサービスだ。どんなに高精度なOCRでも、現状では100%の精度を出すことはできないため、RPAでは自動処理されたデータをそのまま使えない。人間による目視確認と修正を組み合わせることで、そういった問題を解決しているのが『MICHIRU OCR』だ。現在は、『MICHIRU RPA』の導入企業の中でも、テキストデータ化の作業が大量に発生する企業向けに提供中だ。

以上、『MICHIRU RPA』を軸とする事業展開で、着実に成長を遂げるMICHIRU社。特に2021年度は、導入社数の増加と共に、従業員数も増員している。2021年12月には、次の展開を見据え、熊本のオフィスを拡張移転している。

「『MICHIRU RPA』の構想が始まったのは約4年前です。この間、DXの流れ等もあって、事業環境は大きく変わりました。我々の製品自体も進化させたいと考えています。“人間とコンピュータで業務分担”という事業ビジョンに沿って、自社サービスを増やすと同時に、他社サービスと繋がるような『MICHIRU プラットフォーム』の構築を目指します」(相馬氏)。

現在、MICHIRU社は、代表取締役2名を除くと、CTOの斎藤氏、取締役の相馬氏を含むエンジニア8名と、カスタマーサクセス2名、バックオフィス1名の合計11名体制で事業を展開している。東京で創業された同社だが、斎藤氏が熊本在住であることから、熊本で開発チームが形成され、現在の体制となっている。今後は40名にまで増員する計画だ。

MICHIRU社で働く魅力は、地方にいながらにして、トレンドを捉えたプロダクトやサービスの開発と運用に携われることだ。そのベースとなっているのが、創業者のアイデアやノウハウ、そして斎藤氏をはじめとする開発陣が持つ技術力だ。斎藤氏以外にも経験豊富なエンジニアが揃う。

相馬氏も、高専を卒業後、印刷業界や医療業界に所属して、各業界向けのソフトウェア開発にソフトウェアエンジニア、プロジェクトマネージャーとして携わった経験を持つエンジニアだ。医療ベンチャーに所属していた際に同僚だった斎藤氏に誘われ、2019年10月にMICHIRU社へ参画した。

「代表の弓場や宮村は、自由な発想が魅力です。海外でのビジネスを含めて経験が豊富で見識も広い。製品やサービスだけではなく、マーケティング手法等も、普通の人では思い付かないアイデアを持っています。一緒に仕事をしたら面白いと思い、MICHIRU社に参画しました」(相馬氏)。

現在、『MICHIRU プラットフォーム』の構築を目指し注力しているのは、ソフトウェアの開発に従事するエンジニアの採用である。

「『MICHIRU プラットフォーム』の実現に向けて必要なことは、世の中にないものを生み出すことを面白がる企業文化の創造です。今、RPAが売れてお客様もどんどん増えているところですが、それで満足することなく新しいものを生み出していきたいと考えています。我々が求めているのは、そういうことを面白がってくれるエンジニアです」(相馬氏)。

現在、同社に在籍する社員の半分は2021年以降に入社した人材だ。しかもほとんどがリファラル採用で入社した社員であり、教育制度や評価制度をはじめ、会社らしい制度や仕組みづくりはこれからだ。

その分、仕事への取り組み方や開発の進め方等は、各社員の裁量に任せている部分は大きい。そのため各自が持つ力を発揮できるよう、仕事で使う機器は自由に選べるようにしたり、書籍購入の補助を出したり、各自が成長し、力を発揮しやすい環境作りは行っている。また、オフィスへ出社して勤務するのが基本だが、フレックスタイム制を取り入れ、事情によりリモートワークを行うことも自由だ。自律した働き方を求めている人には適した環境である。

熊本の地域性も魅力の一つだ。自然が豊かで、食べ物も美味しい。それでいて都市機能はきちんと整備されている。相馬氏のように、一旦、地元を離れた後、良さを実感して戻ってきた社員もいれば、熊本に魅力を感じて他県から移住してきた社員もいる。社宅制度を整備するなど、地元在住者だけではなくU・Iターンを希望する人材も積極的に受け入れている。

「弊社のようなソフトウェア・サービスを展開している会社は熊本県内には少ないと思いますので、しっかり存在感を示していきたいと考えています」(相馬氏)。

同社が設立された2018年度におけるRPAの市場規模は約400億円。2年後の2023年度には約1,520億円へ拡大することが見込まれている。背景にあるのは労働人口の減少だけではない。働き方に対する価値観の転換も大きく影響している。こういった背景の下、RPAは普及期を迎え、これまで以上に質が問われ始めている。そんな時代の要請に応えるべく、製品を進化させようとしているMICHIRU社。従業員一人ひとりが理想に掲げるワークスタイルも実現可能な会社だ。

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企業情報

会社名

株式会社MICHIRU

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

企業の特徴
自社サービス製品あり
資本金

2600万2000円

設立年月

2018年11月

代表者氏名

代表取締役CEO 弓場 康平

事業内容

「RPA,OCRを始めとしたソフトウェア技術の提供により顧客の業務効率を改善、産出する価値を向上する」をモットーに以下の事業を行っています。

■自社製品事業
以下の製品の開発、提供を行っています。
・MICHIRU RPA
・MICHIRU OCR

■受託開発事業
お客様からご依頼をいただきオーダーメイドのシステム開発を行っています。
これまでに以下のような開発を行いました。
・印刷業界向け基幹システム
・ヘッジファンド向けDB
・医療機器販売業向け仕入れ自動処理システム

株式公開(証券取引所)

従業員数

17人

本社住所

東京都渋谷区恵比寿1-15-9 シルク恵比寿403

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