DIRIGIOに入社した経緯は?
大学時代はアメリカンフットボール部に所属し、何よりもアメフトに情熱と時間を注いでいました。4年時には関東の国立大学初の1部上位リーグ昇格を成し遂げました。引退後にプログラミングを始め、2019年にDIRIGIOにエンジニアインターンとして参加。インターンに入る前の面談で、代表から今後の構想を聞いて、ワクワク感があったのでDIRIGIOでインターンとして働くことに決めました。 約1年間インターンで働き、プロダクトにポテンシャルを感じ、それを伸ばすのをやり切りたいと思い、そのままDIRIGIOに入社しました。現在は、プロダクトの責任者として、『PICKS』の開発に関わっています。プロダクトの開発全般を指揮すると同時に、組織の管理も担当しています。CTOが会社のテクノロジー全般を担当するのに対し、CPOはもっとプロダクト寄りのポジション。CTOが「HOW」の部分を担うとするなら、CPOは「WHAT」を担っています。
『PICKS』の強みはどこにあるとお考えですか?
当社のプロダクトの強みを挙げるとすれば「ユーザビリティ」だと思います。店舗側に対してはシンプルで分かりやすいインターフェースを。利用者にはワクワクするインターフェースを。サービスを使ってくれるユーザーに対して、どんな価値を提供するのか考え、デザインにはこだわっています。モックアップを取り入れ、開発中も常にデザインを意識しています。ユーザビリティに対する一定の評価をもらっているので、私達のやり方が間違っていないと確信を持って開発を進めています。 各機能の基盤をしっかり作って、機能の活用に際して、自由度が高くなるように開発を進めたいです。そうやって、プロダクトの柔軟性も強みにしたい。テイクアウト・デリバリーサイトを作るSaaSは珍しいプロダクトなので、多くの飲食店が使えるようにハイクオリティーなカスタマイズを簡単にできるようにしたいです。強いプロダクトにするには、設計やUIの改善等、まだまだ磨かなければならない部分は沢山あります。スピード感を持った開発を今後も進めていきます。
『PICKS』の技術的な特徴は?
どんなインターフェースを好み、どんな機能を必要としているかは、飲食店によってそれぞれ違います。一般的には、それぞれのニーズに合わせて個別にシステムを開発するのですが、当社の開発アプローチは異なります。インターフェースのテーマやサービスの機能をそれぞれ「部品」のような形で用意して、飲食店の好みに合わせて、ノーコードで開発を完結させるスタイル。プロダクトの開発においても、それぞれの「部品」を意識しながらプロジェクトを進めます。システムが分散型のツールボックスになっており、それをシームレスに連携するようにしなければならないため、チャレンジングな開発が経験できます。 当社が提供する『PICKS』は、セミオーダー形式の開発なので低コストでスピーディーに導入が可能です。最終的には、飲食店が自分達で自由にカスタマイズできるところまで開発を進められれば、より自由度が高く低コストでスピーディーなサービスにできると思います。
DIRIGIOはどんなカルチャーを持った会社ですか?
ハイキャリアな人材が集まっているわけではありませんが、平均年齢が25歳で若い人材を中心とする組織です。それぞれが会社の進むべき方向を理解し、スピード感を持って仕事に望む、アグレッシブな人材が揃っています。エンジニアに限っても、テクノロジー好きな人も多く、先進的な技術に挑戦することで、楽しく働いています。チャレンジングな開発ができるから、技術力の高さを意識して、積極的に新しい技術を組織に取り込んでいきたいです。アーキテクチャも最新の技術を意識して組んでいます。 若いエンジニアが多いので、エンジニア組織としてもまだまだ伸びしろがあると思っています。エンジニアも自分達の成長を意識しているようで、勉強会を開く等インプットの機会を作っています。技術を楽しめるエンジニアを求めています。とはいえ、一方で「Customer Obsession」をバリューに掲げる会社として、価値のあるプロダクトを提供できているのかを意思決定の軸にしていきます。技術を生かして「Customer Obsession」を実現する。これがDIRIGIOのエンジニアリングです。
甲斐CPOの将来の「夢」は?
今までになかった物を作ること、そしてそれによって、人々のライフスタイルが変わるくらいインパクトがある仕事を成し遂げたいと思っています。『PICKS』の開発は、そのポテンシャルを秘めています。引き続きプロダクトとテクノロジーを通して、人々のライフスタイルを大きく変える仕事にチャレンジしていきます。『PICKS』を世界的にインパクトを残せるプロダクトにしたいです。個人的な夢は「世界」を変えること。DIRIGIOでなら、それが可能だと感じています。 大学時代にアメフト、それまではずっとテニスをしてきました。今でも体を動かすのが好きで、休日にはテニスやそのほかのスポーツも楽しんでいます。「フィジカル系エンジニア」という新ジャンルを開拓すべく、日々筋トレに励んでます。